「ゼミは何ですか」
「どんなゼミを受講していますか」
学業の1つとして、ゼミを受講している人も多いでしょう。
この質問の意図は、ゼミによる学びと成長の確認です。
応募者がどんなゼミを受講して、何を学び、どう成長できたのかを知るのが狙いです。
学習意欲を表現するチャンスですから、しっかりした答え方を心がけましょう。
ゼミについて質問されたとはいえ、ゼミの受講内容を説明するだけでは不十分です。
だらだらゼミの説明をしていると、面接官は「本当に知りたいのはそこではない」と思い、退屈させます。
ゼミの内容を聞いたとしても、面接官が本当に知りたいのは、ゼミによる学びと成長です。
「聞かれたことしか答えられない」と思われるため、踏み込んだ答え方が必要です。
ゼミの内容だけでなく、ゼミで学んだ点や成長できた点まで掘り下げて答えるのがポイントです。
たとえば、環境問題を研究するゼミの受講に参加したとします。
「地球の環境問題について研究して、ゼミの終わりにみんなで発表する内容です」
こうした表面的な説明だけでは、不十分です。
「環境問題の現状を知り、自分にできることは○○だと思った。さっそく、生活を振り返り、○○をするようになった」
ゼミを受講することによる自分の変化を説明できれば、ゼミの内容をきちんと学び、生かしていることをアピールできます。