公開日:2014年6月1日
執筆者:水口貴博

つらい就職活動を乗り切る30の心得

  • 就職活動をしなければいけないと思うから、
    苦しい。
    就職活動をしようと思えば、
    楽しくなる。
つらい就職活動を乗り切る30の心得

就職活動をしなければいけないと思うから、苦しい。
就職活動をしようと思えば、楽しくなる。

就職活動をしなければいけないと思うから、苦しいのです。
しなければいけないと考えると、その行為が命令になり、義務になり、責任になります。
誰でも命令されたり、義務感や責任感があったりすると、体が重くなって当然。

軸になる考え方を持つ人は、就職活動に強い。

就職活動がうまくいく人の特徴は、軸になる考え方を持っている点です。
軸になる考え方とは、自分らしい考えをしっかり持っていることであり、周りに流されない力です。
軸になる考え方がある人は、意見をはきはき言います。

「早めの対策」という指針を持つことも、早めの対策。

「忙しい」と思ったときは、すでに赤信号かもしれません。
忙しくなってから対策をしようと思っても、なかなか思うように取り戻せない場合があります。
遅れや不足を補おうとしても、実際その状況になると、思うようにいかないもの。

就職活動の最新情報にも、目を光らせる。

就職活動の最新情報にも、目を光らせることが大切です。
就職活動にも、制度や形式があります。
年や年度の区切りに、制度や形式が変わる場合があるため、最新情報には敏感になる必要があります。

就職したい気持ちだけでは採用されない。
採用に必要なのは、就職に向けた行動。

「就職したい気持ちだけは、誰にも負けない」
「就職したい気持ちはこんなに強いのに、採用されない」
ときどきそんな愚痴を聞くことがあります。

資料請求にも、自己PRのチャンスが眠っている。

企業研究の際、企業に資料を請求することがあります。
はがきの場合もあれば、メールの場合もあります。
このとき、自由に記入できる欄が設けられている場合があります。

「どちらが、より礼儀正しいか」という判断基準で考えれば、適切な選択が見えてくる。

就職活動で選択に迷ったときは、より礼儀正しいほうを選ぶのが得策です。
礼儀正しさは、就職活動のあらゆる場面で有利に働きます。
礼儀正しさがあれば、物事のやりとりがスムーズになるだけでなく、社会性が身についているアピールにもなります。

情報化社会になった今、ITやパソコンをまったく使えないのは致命的。

「IT」と「パソコン」。
この2つの言葉を聞いただけで「自分には絶対無理」と言って、眉をひそめる人がいるようです。
人によって得手不得手はあるように、ITやパソコンが苦手という人がいるのも自然なこと。

手帳選びを間違えれば、就職活動に悪影響が及ぶ可能性もある。

就職活動に欠かせない道具の1つが、手帳です。
予定を書き込んだり、メモしたりなど、常に携帯が必要な道具の1つ。
就職活動をするほとんどの人が、手帳を持っているはずです。

参加できなかった予定は、消すより、二重線。

手帳のスケジュール帳に、参加したい予定を記入するでしょう。
ところが事情によって、参加しなかった場合があります。
そんなとき、消しゴムなどで予定を消すより、二重線を引きましょう。

就職活動に疲れているであろう未来の自分を、励ます方法。

未来の自分に、励ます言葉をかけてみませんか。
数カ月後、就職活動に疲れているであろう未来の自分に、元気や勇気の出る言葉を贈るイメージです。
「そんなことできるのか」と思いますが、単純な方法で実現できます。

業界用語も、できるだけ普段から使い慣れておく。

就職活動では、それぞれ目指す業界があるでしょう。
志望業界が決まれば、必要な業界用語を勉強しますが、注意したいのは勉強だけで終わらせる状況です。
知識として知っていても、それをうまく会話で使えるかどうかはわかりません。

「自分にできるだろうか」という自問自答はいいが、相談は不毛。

「自分にできるだろうか」という自問自答はいいのです。
自分に問いかけて、あれこれ思い悩むことは、まだ前進があるでしょう。
適性を考える機会になり、何らかの発見ができる場合もあります。

OB・OG訪問や面接が夕方以降になる場合、準備しておきたいこと。

OB・OG訪問や面接が夕方以降になる場合、準備しておきたいことがあります。
お礼の準備です。
OB・OG訪問や面接が、夕方以降になるなら、終了時間は夜になるでしょう。

本来、本気なら、ためらいはない。

ためらいがあるのは、どこかで本気になっていないということです。
もちろんリスクを含めて考えることは大切です。
時間・お金・人間関係など、注意しなければいけないことがあるのもたしかです。

学生時代の討論会で、経験値を上げよう。

集団面接は、特に慣れが出やすい場面です。
大勢の人が注目している中、大きな声で発言します。
なかなか普段はない状況と言えるでしょう。

日頃のこまめなメモの習慣が、いざというときに役立つ。

自己PRや志望動機を書こうとしたとき、その場でぱっと適切な言葉が浮かぶとは限りません。
いえ、浮かばないときのほうが多いでしょう。
できるだけ印象的に表現したい気持ちはあっても、適した言葉が浮かばず、苦労するものです。

エントリーする企業は、多ければ多いほどいいのか。

誰もが就職活動で一度は考える疑問でしょう。
普通に考えれば、エントリーする企業が多ければ多いほど有利である気がしますが、実際はどうでしょうか。
それを考える前に整理しておきたいのは、まずエントリーの種類です。

必要ないと思っても、テレホンカード1枚くらいは持ちたい。

就職活動では、あれば役立つ予備の持ち物がいくつかあります。
シャープペンシルの換えの芯、予備の消しゴム、携帯電話の予備のバッテリー。
下痢止めの薬。

学歴が乏しければ、別の点で補えばいい。

「結局、学歴の高い人にはかなわない」
「自分には学歴がないから、就職活動は不利になるだろう」
そう簡単に諦めていませんか。

夢とは、いわば、方向。
本当の生きがいを感じる道。

あなたには、夢がありますか。
夢とは、いわば方向です。
「夢があります」という状態は「この方向に進みたい」ということです。

新聞を丹念に読むのが苦手な人は、ビジネス誌。

時事を知る基本的な手段といえば、新聞を丹念に読むこと。
新聞は、時事の主要な情報が満遍なく掲載されています。
時事は、筆記試験や面接で必要になるだけでなく、社会人になっても必要な基本知識です。

昨日なかった求人が、今日はあるかもしれない。

就職活動を続ける希望を抱き続けることが大切です。
継続は力になります。
真っ暗が永遠に続くことはありません。

面接中に出された飲み物は、飲んでもいいのか。

面接中、社員から飲み物を出されることがあります。
お茶・紅茶・コーヒーなどです。
面接を喫茶店で行う場合も、やはり最初に飲み物を注文するのが一般的です。

1日3社の面接は最終手段。
1日2社までが現実的。

面接は、1日1社が理想です。
準備もありますし、面接時間が長引くことも考えられます。
終わった後は、お礼を伝えるための時間も必要です。

面接を何社も受けているうちに、気持ちが冷めてきたとき。

慣れは怖い。
慣れは、よい効果をもたらす一方、時には悪い効果ももたらします。
面接を何社も受けているうちに、だんだん気持ちが冷めてくることはありませんか。

注目すべきは、落ちた数より通過した数。

就職活動で注目したいのは、落ちた数ではありません。
通過した数です。
落ちた数を注目すると、だんだん気持ちが落ち込んでくるでしょう。

内定を辞退する際、理由は正直に言ったほうがいいのか。

複数の企業から内定をもらえば、どこかの企業は辞退しなければいけません。
内定を辞退するときに悩むのが、理由です。
曖昧に伝えるべきか、正直に伝えるべきか。

嬉しそうな声で、内定を辞退しない。

内定を辞退するときにありがちな失態があります。
声のトーンです。
内定を辞退する状況ですから、より上位の志望企業から内定をもらったのでしょう。

内定前も内定後も入社後も、常に必要なのは、自分磨き。

内定前に心がけるのは、自分磨きです。
技能を磨いたり資格を取得したりなど、少しでも自分を高めておけば、就職活動が有利になります。
しかし、内定をもらえば、自分磨きも終了というわけではありません。

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