「自己紹介をしてください」
「自分について、簡単に説明してください」
面接の序盤に聞かれる、最も基本的な質問です。
面接で最も必要になる主張の1つ。
それが、自己PRです。
面接室に入って着席すれば、まず自己PRから始まるのが定番です。
面接における3大質問の1つ。
それが、志望動機です。
志望動機のポイントを細かく挙げると、1冊の本ができるほど数多くあります。
「変わった名前ですね。名前の由来を教えてください」
名前が変わっていれば、普通の興味関心として、その由来が気になるところ。
応募者の名前がユニークである場合、面接でも聞かれやすい傾向があります。
「誰にも負けない強みは何ですか」
「自信のある長所を教えてください」
「あなたが得意なことは何ですか」
「一番の弱点を教えてください」
「あなたの短所を教えてください」
「苦手なことは何ですか」
「今までで一番の成功体験を教えてください」
この質問の意図は、夢や目標に向かって努力を継続できる人物であるかの確認です。
成功体験という名にふさわしい出来事を、しっかり答えましょう。
「これまで最も失敗した経験は何ですか」
「とてもつらかった挫折体験を教えてください」
「人生で一番苦労したことは何ですか」
「学生時代に頑張ったことは、何ですか」
「学生時代に力を入れていたことは、何ですか」
採用担当者から、よく聞かれる質問の1つです。
「性格は明るいほうですか、暗いほうですか」
「プラス思考ですか、ネガティブ思考ですか」
応募者についてよく知っているのは、応募者です。
「友人から、どんな性格だと言われますか」
意表を突く質問をされると、うっかり本音を言いそうになります。
他人から言われる言葉には、説得力があります。
面接では、病気について質問されることがあります。
「持病はあるか」「過去に大きな病気をしたことはあるか」などです。
面接では一般的に、自分の弱みをうまく繕うことが大切です。
「何か資格は持っていますか」
履歴書に書かれているから質問されないとは限りません。
より具体的な内容を聞くために、面接では資格について聞かれるのが定番です。
「体力に自信はありますか」
体は仕事の土台です。
健全な体があってこそ、仕事をしっかり行えます。
「幼い頃、あなたはどんな子どもでしたか」
「幼稚園や小学生のころの特徴を教えてください」
たわいもない雑談に思えますが、要注意です。
「お酒は飲めますか」
「お酒は週にどのくらい飲みますか」
「お酒に酔うと、どうなるタイプですか」
「趣味は何ですか」
答えやすい質問をして、応募者をリラックスさせようとする質問です。
難しく考えず、シンプルに答えていいでしょう。
「好きな科目は、何ですか」
「大学ではどんなことを学びましたか」
「専攻科目について詳しく説明してください」
「学業以外で頑張ったことは何ですか」
こんな質問をされると「学業の話は参考にならなかったのではないか」と心配するかもしれませんが、もちろん誤解です。
実際は、勉強以外の強みを知るための確認です。
「現在の成績の状況を、正直に教えてください」
成績証明書を見ればわかると思いますが、現実では、成績証明書を提出する前に面接を受ける場合もあります。
たとえば、前倒しで就職活動をしたときです。
「ゼミは何ですか」
「どんなゼミを受講していますか」
学業の1つとして、ゼミを受講している人も多いでしょう。
卒業論文とは何か。
卒業論文とは、大学を卒業するにあたり、学生が特に研究した問題について提出する論文です。
卒業論文は、まさしく学生生活の最後の難関。
「休日は、どう過ごされていますか」
休日の過ごし方も、面接でよく聞かれる質問です。
休日は、何をしても自由。
実家が自営業の場合、面接官から家業に関する質問をされることがあります。
「家業は、継がなくていいのですか」
実家で家業を営んでいる場合、面接官は、将来辞めるのではないかという不安があります。
「友人は何人くらいいますか」
「一番仲のいい友人は、どんな人ですか」
それを聞いて意味があるのかと思いますが、もちろん意味があります。
「サークルでの、あなたの役割を教えてください」
「ゼミにおける、あなたのポジションを教えてください」
この質問の意図は、応募者が集団の中で、どういう立場と役割を担っているかの確認です。
「あなたのストレス解消法を教えてください」
「ストレスは、どのように乗り越えていますか」
応募者がストレス発散法を身につけているかは、面接官の重要な関心事。
「普段の生活リズムを教えてください」
「1日の時間の使い方を教えてください」
「普段の起床時間と就寝時間は、何時ごろですか」
「コミュニケーション能力は高いほうですか」
コミュニケーション能力は、面接での応対を通して判断されるのが一般的ですが、直接聞かれることも珍しくありません。
面接のわずかな時間で、応募者のすべてのコミュニケーション能力を把握するのは、ベテランの面接官でも困難。
「10年後、どんな仕事をしていますか」
「10年後の自分は、どうなっていると思いますか」
「10年」とは、長期で物事を考えるときに使われる、代表的な区切りの1つです。