「自己紹介をしてください」
「自分について、簡単に説明してください」
面接の序盤に聞かれる、最も基本的な質問です。
序盤だからこそ、第一印象にも影響しやすい質問。
慌てず、落ち着いた自己紹介で、自分のイメージを伝えましょう。
さて、自己紹介について注意ポイントがあります。
一般的な自己紹介とは、自分の概要を紹介することですね。
ただし、面接の自己紹介の場合、名前・生年月日・出身・学歴など、プロフィールだけの紹介は避けたほうが賢明です。
プロフィールだけの自己紹介は、シンプルなのですが、物足りない印象を与える場合があります。
履歴書に書いてあることをなぞる自己紹介なら、履歴書を見ればわかること。
わざわざ面接での自己紹介ですから、人物像が伝わる具体的な内容を含めるのが適切です。
たとえば、大学生活です。
自分らしさが伝わるような大学時代のエピソードを話します。
学業・サークル活動・アルバイト・ボランティア・海外旅行。
学生時代に取り組んだ主なイベントを説明しながら、自己紹介のイメージを伝えるのが得策です。
自己PRと少しかぶる点もあるかもしれませんが、わずかな程度なら、さほど気にすることはないでしょう。
むしろ、繰り返して説明できるため、自分の印象を強調しやすくなります。
時間の指定がないかぎり、自己紹介は1分程度が適切です。
簡潔にわかりやすく、自己紹介ができるようになっておきましょう。