「コミュニケーション能力は高いほうですか」

コミュニケーション能力は、面接での応対を通して判断されるのが一般的ですが、直接聞かれることも珍しくありません。

面接のわずかな時間で、応募者のすべてのコミュニケーション能力を把握するのは、ベテランの面接官でも困難。

応募者に直接質問して、普段の具体的な様子を確認したい狙いがあります。

コミュニケーション能力とは、うまく話せる能力だけではない

「コミュニケーション能力＝うまく話せる能力」と考える人がいますが、誤解です。

聞き方・相づち・身ぶり手ぶりなども、コミュニケーションの一部。

にこやかな笑顔・共感する力・アドリブも、コミュニケーションの1つです。

コミュニケーションの定義は、もっと幅があります。

面接官が知りたいのは、細かくて具体的なコミュニケーション能力です。

うまく話せる能力だけを考えるのではなく、もっと視野を広げて、柔軟に考えましょう。

コミュニケーション能力を細かく分け、具体的に説明する

コミュニケーション能力と一言で言っても、細かく分ければ、たくさんあります。

• どんな話でも親身に話を聞けること

• 初対面の人とも、緊張せずに話せること

• 誰とでも分け隔てなく接することができること

• はるか年上の年配者とも、うまく話ができること

• まったく趣味の合わない人とも、話を合わせられること

どれも、コミュニケーション能力です。

コミュニケーション能力を細かく分け、得意・不得意と思う点を、具体的に説明しましょう。

• コミュニケーションの能力について質問されたときは、細かく分けて、得意・不得意を具体的に説明する。