面接で最も必要になる主張の1つ。
それが、自己PRです。
面接室に入って着席すれば、まず自己PRから始まるのが定番です。
応募者について知るための基本的な質問の1つです。
面接官は、応募者の弱みより、強みを知りたいと思っています。
自分を売り込むつもりで、強みを交えながら自己PRをしましょう。
最も注意したいのは、抽象的な言葉です。
自己PRに限ったことではありませんが、やはり抽象的な言葉は、面接官にとってイメージがつかみにくい。
抽象的な言葉だけで説明するのではなく、証明できる実績を交えて説明するのがポイントです。
たとえば「英語は得意」という説明だけでは、抽象的であるため、得意の程度がよくわかりません。
「TOEICは○○点」「○○試験は2級」など、具体的な数字や証明を交えたほうが、面接官も理解しやすくなります。
また、体験談を交えるのもいい方法です。
海外留学・ボランティア・アルバイト・学校行事。
面接官が描写しやすい話し方ができると、印象に残りやすくなります。
また、自分の特徴が、仕事でどう役立つのかをアピールすることも大切です。
「自分を採用すれば、こんなメリットがあります」という伝え方で、自分を売り込みましょう。
たとえば、自己PRで、体力をアピールするとします。
「体力があります」という主張だけでは不十分。
「体力には自信があるので、外回りの営業ならお任せください。炎天下の営業でも大丈夫です。1日100件を目標にします」
企業の利益につながる説明と具体的に数字を出せば、面接官は、応募者の働きぶりを想像しやすくなります。
企業にとって採用活動は、利益に貢献する人物を探す活動です。
利益に貢献する点を話せば、面接官の好感を得られやすくなるのです。