習い事を始めるときは、多くの人は「この習い事はどうだろうか」と考えます。
「自分に合っているだろうか」
「どんなスキルが身につくだろうか」
「教室はどんな雰囲気だろうか」
「先生はどんな人だろうか」
「授業についていけるだろうか」
このように、習い事そのものに焦点を当てて考えることが多いのではないでしょうか。
もちろんそう考えるのは自然なことです。
しかし、ここで忘れてならないのは「この生き方はどうか」という視点です。
習い事がもたらす変化は、知識やスキルだけではありません。
習い事を始めると「生き方」が変わります。
日常に新しい予定が組み込まれ、今までとは違った生活パターンになります。
今までぼんやり過ごしていた夜の時間が、気持ちのいい汗をかく時間に変わるかもしれません。
休日だらだらテレビを見ていた時間が、ヨガで整う時間に変わるかもしれません。
何気なく飲みに行っていた休日が、勉強の時間に変わるかもしれません。
「新しい習い事を始める」ということは「新しい生き方を始める」ということです。
では、あなたがその習い事を始めたとき、どう生き方が変わるのでしょうか。
少し足を止め、少し先の未来に意識を向けましょう。
その習い事をしている生き方を想像してみてください。
これはライフスタイルを考え直すことにもつながります。
どれだけ「わくわく」ができるか、どれだけ「いいな」と思えるかです。
「わくわく」があって「いいな」と思えるのなら、ゴーサインです。
きっとその習い事はうまくいきます。
習い事を始めるときは「この生き方はどうか」という視点が欠かせないのです。