時には開き直ることも大切です。
追い詰められたときは、いっそのこと態度を改め、開き直ってしまいましょう。
慎ましく振る舞うことも大切ですが、いつも慎ましいばかりでは自分の限界を超えられません。
遠慮ばかりではできることも限られます。
静かにじっとしているだけでは、何も変わりません。
追い詰められて、自分がつぶされるくらいなら、開き直ることです。
遠慮を捨てたとき、人は潜在的な力を発揮します。
一時的に震えが止まり、恥ずかしさがなくなります。
臆病な気持ちが消え、大胆になれます。
危険なことでも勇気が出て、行動しやすくなります。
普段の自分ではあり得ない底力が発揮できます。
開き直っているときは、心に覚悟があります。
覚悟を決めている心ほど、強いものはありません。
「もうダメだ」と思ったことでも、開き直ることで、切り抜けられる可能性が高まるのです。
ただし、いつも開き直った態度になるのはよくありません。
いつも開き直った態度では、遠慮を知らない、ただのずうずうしい人になります。
あくまで追い詰められたときの最終手段とするのがいいでしょう。
場面を選んで開き直ることで、その効果を発揮できます。