人生の教科書



気力

忍耐力を鍛える
30の方法

  • 「忍耐力を鍛えて生まれ変わる!」と宣言しよう。
忍耐力を鍛える30の方法

もくじ

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「忍耐力を鍛えて生まれ変わる!」と宣言しよう。

まず宣言しましょう。 「忍耐力を鍛えて生まれ変わる!」と。 はっきり宣言することが大切です。 忍耐力と聞けば、どことなく不確かな印象があります。 心であり、気持ちであり、精神的なイメージがあるでしょう。 生まれつき先天的に決まっていて、鍛えることができないような気がするかもしれません。 たしかに人の性格は、先天的な要素があるのも事実です。 生まれつき強気の人もいれば、弱気の人もいます。 短気の人もいれば、気長な人もいます。 遺伝的にマイナス思考の人もいれば、ポジティブ思考の人がいるのも事実です。 しかし、すべてが先天的に決まるわけではありません。 生まれた後の環境や行動によって、性格が変わることもあります。 もちろん忍耐力を鍛えることも可能です。 「忍耐力は鍛えられない」と思っていると、鍛えられません。 疑いを持ってはいけません。 疑いを持つと、最初から努力をしなくなり、本当に忍耐力が鍛えられなくなります。 忍耐力は、努力しだいで鍛えることができる力です。 最初から「無理」「不可能」「できない」と思うのではなく「できる」と信じましょう。 「忍耐力を鍛えて生まれ変わる!」と。 宣言して強く信じることが、忍耐力を鍛える第一歩です。 宣言するだけでも、すでに忍耐力が鍛えられます。 もちろん宣言だけで終わらせず、具体的なメンタルトレーニングを行うことで、ますます鍛えられます。 「忍耐力を鍛えて心を強くする」と宣言する。

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忍耐力を鍛えるには、あえて厳しい環境に身を置くことも必要。

あなたは今、どんな環境にいますか。 「どんな環境で暮らしたいか」と聞かれれば「居心地のよい環境」といった回答が多いでしょう。 たしかに居心地のよい環境なら、ストレスもトラブルも少なく、安定した日々を送ることができるでしょう。 知っていること・慣れていることばかりに囲まれているなら、難しく悩むこともありません。 周りは仲のいい人たちばかりで、人間関係は良好。 仕事は面白くて、簡単な内容ばかり。 空間は快適で、ストレスがない。 サービスや福利厚生が充実して、便利で役立つことが多い。 困ることも苦しむこともない。 居心地のいい環境のほうが、楽に過ごしやすいのは間違いありません。 しかし、生ぬるい環境では忍耐力を鍛えられません。 心や体はリラックスできても、忍耐力を鍛えることは難しい。 人は、難しい課題がないと成長できません。 ストレスや緊張感がない状態が長く続くと、忍耐力も免疫力もどんどん弱くなります。 ぬるま湯に浸かるのは気持ちがいいですが、あまり長いとのぼせてしまう。 短期間ならいいですが、あまり長く居続けると、いざ緊急事態が発生したとき、体が思うように動かないのです。 では、忍耐力を鍛えるにはどんな環境が必要か。 忍耐力を鍛えるには、あえて厳しい環境に身を置くことが必要です。 緊張感・ストレスの多い環境です。 自分とは違った人たちとの交流。 初めての仕事や難しい課題。 ストレスや緊張の多い場所。 厳しい環境なら悩みも苦しみも増えますが、すべて忍耐力を鍛える機会になります。 困難に真っ向から立ち向かい、乗り越えるとき、忍耐力がレベルアップします。 たとえ厳しい環境が一時的でも、十分効果があります。 誰かに「行け」と言われて飛び込むのではなく、自分から厳しい環境に飛び込みましょう。 厳しい環境に飛び込む勇気がなければ、自分にむちを打って気持ちを奮い立たせます。 苦しいかもしれませんが、適度なプレッシャーは忍耐力に好影響です。 あえて厳しい環境に身を置く。

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有酸素運動を習慣にすれば、強い忍耐力を獲得できる。

忍耐力を鍛えるなら、体を鍛えることが効果的です。 心と体はつながっています。 筋トレで体を鍛えて筋肉量を増やすことは、忍耐力を鍛えることに効果的です。 ただし、筋トレだけでは不十分です。 大切な運動としてもう1つ取り入れたいのが、有酸素運動です。 有酸素運動とは、体に十分な酸素を取り入れながら行う運動のことです。 たとえば、ウォーキング・ジョギング・ランニング・エアロビクス・サイクリングです。 有酸素運動は、心臓の筋肉を鍛えます。 心臓の1回の拍動で送り出す血液が増えるため、体力や持久力を養うのに効果的です。 有酸素運動といえば、体力や持久力を養う効果が代表的ですが、ほかにも副次的な効果があります。 それは「ポジティブになれる」という効果です。 有酸素運動のように連続して体を動かすと、脳から「ベータエンドルフィン」という物質を分泌するようになります。 ベータエンドルフィンは、別名「幸せ物質」「快楽物質」とも呼ばれています。 体の苦痛が消え、爽快な気分になり、考え方が前向きになります。 長時間のランニング中に起こる「ランナーズハイ」と呼ばれる陶酔状態も、同じ仕組み・同じ物質によって起こる現象です。 また有酸素運動を習慣として続けることで「やればできる」「体力・持久力がついた」という自己評価が上がります。 自分に自信がついて、ポジティブに考える力が強化された結果、忍耐力も鍛えられるのです。 有酸素運動は、最初こそ大変ですが、慣れてしまうとむしろ快感です。 苦しさをイメージするのは、過度の有酸素運動ではないでしょうか。 適度な有酸素運動は、苦しいものではなく、楽しくて気持ちがいいものです。 忍耐力の強化だけでなく、健康にもつながります。 有酸素運動を習慣にすれば、強い忍耐力を獲得できます。 有酸素運動で、忍耐力の平均値を上げる。

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自分が自分に与えた課題は、忍耐力を鍛えやすい。

忍耐力を鍛えやすくなる、単純な方法があります。 自分が自分に課題を与えてください。 人から与えられた課題は「やらされている」という強制を感じるため、なかなかやる気が出なくて苦労します。 難しいことがあると、諦めやすくなる。 強制や義務感があると、小さなことでストレスを感じやすくなる。 責任からも逃げたくなる。 手抜きをしたり最低限に済まそうとしたりなど、課題から逃げる方向に考えがちです。 しかし、自分が自分に与えた課題なら、感じ方がポジティブに変わります。 やる気や勇気が湧きやすくなり、自然とやり遂げたい気持ちが湧いてくるでしょう。 自分が与えた課題なので、自分の役割を意識しやすくなります。 ストレスがあっても「自分が与えた課題」と思えば、我慢強くなります。 責任感も出るため、失敗しても素直に現実を受け止め、反省しやすくなります。 また、自分で自分に課題を与えることは、自己管理としても重要な習慣です。 同じ課題でも、人から与えられる場合と、自分が自分に与える場合とでは、感じ方が違います。 あなたは今、自分にどんな課題を与えていますか。 まだなければ、無理のない範囲で自分に課題を与えてください。 課題とは、与えられるものではありません。 自分で与えるものです。 自分が自分に与えた課題は、楽しくやりがいを持って取り組めます。 できれば一時的ではなく、習慣にしましょう。 常に何か課題を持つ状態にしておけば、メンタルの高い状態を維持できます。 ビジネスだけでなく、プライベートでも取り入れたい習慣です。 自分で自分に課題を与える習慣を持つ。

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間違いや失敗を隠したりごまかしたりすると、忍耐力が弱くなる。

間違いや失敗を犯すと、隠したりごまかしたりしたくなります。 都合の悪いことは知られたくない。 かっこ悪いところは見られたくない。 周りの様子をちらちら見て、気づかれていなければ、知らないふりをしたくなる。 誰でも間違いや失敗は、なかったことにしたくなります。 しかし、ここが忍耐力の分かれ道。 間違いや失敗を隠したりごまかしたりするのは、本当の自分を隠したりごまかしたりしているのと同じです。 見かけはかっこよくても、本当の自分ときちんと向き合っていません。 そのときは問題ないかもしれませんが、心は汚れ、よこしまな考えを助長させます。 逃げたりごまかしたりする行為は、逃げているのと同じです。 逃げているので、忍耐力が弱くなります。 常に正直でいましょう。 間違いを隠さないことです。 失敗をごまかさないことです。 間違いや失敗をさらけ出すのは、心理的に強い抵抗があるでしょう。 だからこそ忍耐力が鍛えられます。 正直な生き方を心がけると、恥をかくことはあっても、忍耐力を鍛えることができます。 人間ですから間違いや失敗はあります。 恥をかくときは、堂々と恥をかけばいいだけです。 赤面になることも大切です。 迷惑をかけたときは、きちんと謝ればいいだけです。 叱られることも大切です。 正直な自分で生きるようにしましょう。 間違いや失敗を隠したりごまかしたりするのはやめる。

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★6

トラブルを楽しむ心を持てば、忍耐力が鍛えられる。

日常では、思わぬトラブルが発生することがあります。 電車が遅延して、到着時間が狂った。 仕事でミスをしてしまい、一部をやり直すことになった。 急な体調不良に襲われ、思うように仕事が進まない。 切羽詰まった状況では余裕が失われ、気持ちが動揺します。 入念に立てた予定が変更になるのはやるせないでしょう。 思うように進まない現実に、いらいらしやすくなるのも当然です。 しかし、トラブルにいらいらしたところで、何もいいことはありません。 神経が高ぶって心の余裕がなくなると、さらにミスや間違いが増え、二次被害を招きます。 ますます不快感が大きくなり、気分も体調も表情も悪くなります。 解決できるトラブルが、解決できないトラブルへと発展してしまいます。 では、どうするか。 忍耐力を鍛えるには、トラブルを楽しむことが大切です。 トラブルが発生したとき「楽しむ余裕なんてない」と思うかもしれませんが、そう思うだけで、実際はできます。 見方を変えると、突然のトラブルは、予定外の出来事を楽しむチャンスです。 じたばたしても仕方ありません。 「トラブルも自然な流れの1つ」として楽しみましょう。 「たまにはこんなこともあるか」と考えましょう。 「改善点を見つけることができた」と喜ぶこと。 中断が発生すれば「よい休憩になる」と思えばいい。 トラブルにいらいらするのではなく、楽しもうと思えば、心に余裕が生まれます。 心が柔らかくなり、不安定だった情緒が落ち着いてきます。 トラブルを楽しむことが、忍耐力を鍛えることでもあります。 器が大きくなり、普段よりストレスに強くなります。 トラブルが起こったときこそ、冷静になる。

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身銭を切ってストレスを経験すると、忍耐力を鍛えやすくなる。

忍耐力を鍛える工夫の1つが、身銭を切ることです。 親や会社のお金ではいけません。 人のお金はすべてNG。 必ず自分の財布からお金を出すことがポイントです。 一見するとお金と手間がかかって非効率に思えますが、実際は効率的です。 多くの場合「どうせ厳しい経験をするなら、お金を支払いたくない」と思う人が多いでしょう。 たしかに無料なら経済的に楽ですが、甘える気持ちが出てきます。 ストレスを経験するとき、精神的な痛みはあっても、経済的な痛みがありません。 「どうせ無料だから諦めても大丈夫」と油断しやすくなります。 経済的な痛みがないと、本気で打ち込む姿勢に欠けるため、身につきにくくなります。 すぐ弱音を吐いて、逃げ出しやすくなります。 しかし、お金を払うと意識が変わります。 経済的な痛みが加わると、真剣な気持ちが生まれます。 「お金を払うからには元を取りたい」 「無駄な経験にしたくない」 「せっかくお金を払ったのだから無駄にできない」 お金を出すと覚悟が出ます。 多少のストレスでは弱音を吐かなくなり、心が強くなります。 お金を払って経験すると積極的になれるため、困難も乗り越えやすくなります。 金額は少なくてもいいので、自分の財布からお金を出すことです。 自分の成長につながるなら、わざわざストレスを経験するために身銭を切るのも、上手なお金の使い方です。 身銭を切ってストレスを経験する。

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自己暗示をかける3つのポイント。

人には「暗示」という心理現象があります。 暗示とは、観念や意図などを無意識のうちに思い込ませる心理的作用のことをいいます。 その暗示を自分に対してかけたものが、自己暗示です。 暗示と聞けば「怪しい」「危ない」など悪いイメージを持つ人もいますが、誤解です。 心理療法の分野では、すでに「暗示療法」という治療法が確立されており、実社会で広く活用されています。 実はすでに私たちも、日常的に暗示の力を利用しています。 スポーツの試合前「必ず勝てる」と自分に言い聞かせるのも、暗示の1つです。 力強い言葉を自分に言い聞かせることで、気力が高ぶった体験をした人も多いのではないでしょうか。 ストレスを感じたとき「リラックス、リラックス」と自分に言い聞かせるのも、いわば自己暗示です。 自己暗示の力を生かせば、心に火がつき、忍耐力を鍛えやすくなります。 自己暗示をかけるときは、次の3つがポイントです。 ▼自己暗示をかける3つのポイント (ポイント1)ネガティブなキーワードは使わない 「苦しみが小さくなる」「痛みが軽くなる」など、ネガティブなキーワードが含まれた一言は不適切です。 脳は、ポジティブよりネガティブに強く反応する性質があります。 「苦しみ」「痛み」などのネガティブキーワードを使うと、そちらに注意が向き、なかなか自己暗示がうまくいきません。 かえって不快感が強調されることもあります。 自己暗示では、必ずポジティブなキーワードを利用するのがポイントです。 (ポイント2)曖昧な言い方をしない 曖昧な言葉は、自己暗示に不適切です。 たとえば「楽になれ」「楽になってほしい」「楽になるだろう」などです。 確信を持てない言葉は心に響きにくいため、効果が半減します。 自己暗示は、曖昧な言葉を使わず、断定の言葉を使うようにします。 (ポイント3)静かに言い聞かせる 大声で言い聞かせたり、気合を入れたり、力強く思い込んだりするほうがいいと思われがちですが、誤解です。 乱暴に言い聞かせようとすると、言葉の内容より騒がしさに注意が向くため、スムーズな暗示を妨げます。 自己暗示の言葉は、リラックスした状態で静かに言い聞かせるのが最も効果的です。 声は小さくても、すっと言葉が心に届くため、効果を発揮します。 ▲ 以上、3つのポイントを意識すれば、素人でも自己暗示は可能です。 いつでも自己暗示の力を最大限に引き出すことで、忍耐力の可能性も引き出せます。 自己暗示をかける3つのポイントを意識する。

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★9

「面倒だな」と思ったときこそ、忍耐力を鍛える絶好のチャンス。

面倒を感じたことがない人はいないでしょう。 もともと人は、怠けるのが得意な生き物です。 ある日、なかなか元気が出なくて、仕事を怠けたくなることがあります。 小さくて簡単な仕事でも、煩わしく感じてしまう。 「嫌だ。面倒だ。動きたくない」と、やる気が出なくて困ることもあるはずです。 人によっては、1日に何度も面倒を感じる人もいるでしょう。 もちろん体調不良が原因なら仕方ありません。 けがや病気など、治療が必要な事情があるなら、しっかり休養をとることが必要です。 しかし、健康にもかかわらず、面倒な気持ちが出てきているなら話は変わります。 怠ける気持ちに流されていると、人はどんどん怠け者になっていきます。 面倒な気持ちになったときこそ、忍耐力を鍛えるチャンスです。 面倒な気持ちは、はねのけなければいけません。 心と体がたるんでいるからこそ、面倒な気持ちになっています。 このとき、自分にむちを打って行動を起こせば、心や気持ちに負荷がかかり、忍耐力を鍛えることができるのです。 面倒な気持ちになることが多いなら、忍耐力を鍛えるチャンスも多いことになります。 面倒だと思ったとき、自分にこう言い聞かせてください。 「今こそ忍耐力を鍛える絶好のチャンスだ」と。 せっかくのチャンスを逃すのはもったいない。 心に火を付け、面倒な気持ちをはねのけましょう。蹴散らしましょう。 「面倒だ」と思ったときこそ、忍耐力を鍛える絶好のチャンスです。 面倒だと思ったときこそ自分にむちを打って、行動を促す。

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★10

いらいらしたときににっこりするのも、メンタルトレーニング。

いらいらしたとき、どうしますか。 相手をにらみつける。 ぶつぶつ文句を言う。 大声で怒鳴り散らす。 どれも普通の対応に思えますが、ちょっと待ってください。 うっかりありのままの感情を表に出してしまいそうですが、この瞬間が大切です。 不快感をそのままぶつけると、人間関係にひびを入れます。 ひとたび人間関係が壊れると、修復するのが大変です。 では、どうするか。 いらいらしたときは、にっこりしましょう。 我慢するだけでは不十分です。 顔は引きつっていてもいいので、にっこりした笑顔を心がけるのがポイントです。 「いらいらしているときに笑顔になれない」と思うかもしれません。 たしかに心がいらだっているときににっこりするのは、完全に真逆の行為。 心理的にも精神的にも難しい。 不快感をこらえた上、笑顔になるのは、普通の精神ではできません。 理性と自制心に強い負荷がかかります。 だからこそ、メンタルを鍛える効果があります。 いらいらしたときににっこりするのも、メンタルトレーニングです。 高ぶった感情を我慢して、笑顔になると、理性と自制心をコントロールする力が強くなります。 難易度は高いですが、メンタルトレーニングだと思えば、まだ取り組みやすいのではないでしょうか。 にっこりしていると、いらいらした気持ちが収まるのも早くなります。 笑顔になっていると、表情筋から脳に刺激が伝わり、ポジティブな感情を生み出します。 いらいらしたときこそ、にっこりする。

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★5

諦めそうになったときは、忍耐力を鍛えるチャンス。

諦めそうになったときにどうするかです。 全力を出し切ったがうまくいかない。 やるだけのことをやったが、結果が出ない。 あらゆる可能性を探った結果、不可能な雰囲気が漂い始める。 そんなとき「もうダメだろうか」と諦めそうになります。 しかし、ここが正念場です。 頑張ったとしても、十分頑張ったわけではないはずです。 十分頑張ったとしても、十二分に頑張ったわけではないはずです。 安易に諦めると、忍耐力は鍛えられません。 諦めそうになったときは、忍耐力を鍛えるチャンス。 もう一踏ん張りすることです。 たとえば、一度休憩を挟んでみてはいかがでしょうか。 心や体が限界に達しているときは、思考力も低下して視野も狭くなり、なかなかよい発想ができません。 一度休憩すると余裕が生まれ、別の見方ができるようになり、突破口を見いだせる可能性があります。 初心に戻ってみるのもいい方法です。 途中から考えるのではなく一から考え直すと、意外なチャンスに気づけることがあります。 諦めそうになってから、第2ステージです。 悪あがきも大切です。 「もう少しだけ頑張る」と思う気持ちは大切です。 もう一踏ん張りするとき、忍耐力がぐいっと飛躍するのです。 諦めそうになっても、安易に諦めず、もう少し頑張ってみる。

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義務感でメンタルトレーニングをしない。

義務感でメンタルトレーニングをするのは好ましくありません。 最初は純粋にメンタルを鍛えたくてトレーニングを始めても、いつの間にか義務になっていることがあります。 「メンタルを鍛えたい」から「鍛えなければいけない」に変わっている。 「心を強くしたい」から「強くしなければいけない」に変わっている。 「メンタルトレーニング」という響きが堅苦しいため、考え方も堅苦しくなることが多い。 特に真面目な人や完璧主義者ほど、この現象に陥りがちです。 しかし、義務感でメンタルトレーニングをするのは好ましくありません。 ポジティブな気持ちが妨げられるため、気力が湧くどころか失われます。 心も体も疲れやすくなる。 余計なストレスが生まれて心が重くなると、行動力もなくなります。 義務感があると、スムーズなメンタルトレーニングを妨げてしまう。 いつかストレスの限界に達して中断することになるのです。 メンタルトレーニングで一番大切なことは、継続です。 続けてこそ意味があります。 メンタルトレーニングは、義務感ではなく、好んでするようにしましょう。 「自分がしたいからする」という心持ちが大切です。 堅苦しく考えるのではなく気楽に考えたほうが、よい結果をもたらします。 長く続けるには、義務感を持たず、自分の好きな気持ちを軸に取り組むことが大切です。 ポジティブな気持ちでトレーニングに取り組んだほうが、力が出やすくはかどる上、長続きします。 メンタルトレーニングは、義務感ではなく、好んでする。

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受け流す力も、忍耐力の1つ。

忍耐力を鍛えるとはいえ、限界もあります。 どんな風船も、空気を入れ続ければ、いつかは割れます。 同じように心の風船も、限界があります。 ストレスによって大きく膨らみ続けて限界を超えると、破裂します。 許容範囲を超えた精神的苦痛を受けると、最後は限界に達して、病気を引き起こす可能性もゼロではありません。 そこで必要なのが「受け流す力」です。 受け流す力とは、真剣に受け止めず、ほどよく対応することを言います。 もちろん何でも受け流してばかりではいけませんが、不毛なことなら、積極的に受け流すのが得策です。 たとえば、根拠のない悪口です。 根拠のない悪口は、受け流しても大丈夫です。 根拠があるなら、まだ反省や改善に役立ちますが、根拠のない悪口はまったく不毛です。 根拠のない悪口を真剣に受け止めても、時間や体力が奪われるだけです。 何の価値もなく、真剣に受け止めても損をします。 真剣に聞いているふりをしつつ、さらりと受け流したほうが楽になります。 相手に失礼かもしれませんが、自分の心身を壊すくらいなら、受け流したほうがベターです。 また、重要ではない仕事なら、真剣に対応するより、ほどよく対応することも必要でしょう。 ミスや間違いがあっても、特に悪影響がないなら、最低限の対応でも問題ないはずです。 真剣に対応するのではなく、最低限の対応で済ませる。 手抜きができるところは、賢く手を抜く。 不誠実に思えるかもしれませんが、自分の心身を壊すくらいなら、適度な手抜きも重要です。 受け流す力を身につければ、事実上、忍耐力が鍛えられたのと同じ効果が得られます。 不毛なことは、積極的に受け流す。

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★3

人のために行動するとき、自然と忍耐力も強くなる。

行動するとき「誰のためか」を意識することが大切です。 大きく分けて、2つのパターンがあります。 (1)自分のため (2)人のため 忍耐力を鍛えるなら「自分のため」より「人のため」を意識することが大切です。 自分のために行動するのもいいですが、なかなか気力が湧きにくくて苦労することがあります。 自分のためにするなら、サボっても困るのは自分だけです。 誰も諭してくれません。 誰も叱ってくれません。 自業自得ですが「自分さえよければOK」という油断が生まれ、サボりがちになります。 ところが、人のために行動すると、感じ方が変わります。 「人のために仕事をしている」と思えば、考える視野が広がり、仕事の責任も重く感じられます。 行動目的が「自己満足」から「社会満足」へと変わります。 自分がサボった分だけ誰かが困りますが、自分が頑張った分だけ誰かが助かります。 自分の仕事が、人や社会に貢献できると分かると、やる気も行動力も湧いてきます。 「人のため」と思うからこそ、自分の役割や使命を認識でき、底力を発揮しやすくなります。 気持ちが引き締まり、少々のストレスではへこたれなくなります。 たとえば、筋トレで体を鍛える状況があるとします。 自分のための行動では、なかなかやる気が出ません。 筋トレをサボっても自業自得なので、なかなか本気になれません。 手抜きをしても、自分が苦しむだけで済むので「まあいいか」と油断しやすい。 このとき「チームのため」「監督のため」「観客のため」など、人のためを意識すると感じ方が変わります。 「チームを勝利に導きたい」 「監督に喜んでもらいたい」 「観客に満足してもらいたい」 人のためを意識すると、サボることに罪悪感が生まれ、行動せずにはいられなくなります。 中途半端な行動ができなくなり、本気を出しやすくなるのです。 「自分のため」より「人のため」に行動する。

15
★3

文句・悪口・不平不満ばかり言っていると、忍耐力が鍛えられない。

忍耐力を鍛えるとき、注意したい言葉の習慣が3つあります。 (1)文句 (2)悪口 (3)不平不満 予算が少なくて、ぶつぶつ文句を言う。 陰でこそこそ嫌いな人の悪口を言う。 結果が気に入らなくて、だらだら不平不満を言う。 もちろん文句・悪口・不平不満が、改善に有効な場合もあります。 明らかにおかしい点なら、きちんと主張したほうがお互いのためにもなるでしょう。 根拠のない中傷は不毛ですが、文句・悪口・不平不満は、改善に役立つ場合があるのも事実。 見方によっては「建設的なクレーム」という受け止め方もできます。 しかし、文句・悪口・不平不満を言いすぎるのはよくありません。 あまりしつこく言いすぎると、わがままで自己中心的になり、忍耐力に悪影響です。 「自分は悪くない」という責任転嫁にもなります。 現実を見なくなり、改善の努力をしなくなります。 文句・悪口・不平不満を言えば言うほど、性格まで歪んでしまいます。 文句・悪口・不平不満はやめましょう。 言いたくなっても、ぐっとこらえる。 自分をコントロールしなければいけないため、忍耐力を鍛えることになります。 こらえるたびに、理性と自制心も鍛えられます。 文句・悪口・不平不満をやめると、反省・改善・自己管理が促されます。 文句・悪口・不平不満を言うなら、必要な場面に限定するのが得策です。 文句・悪口・不平不満を言わない。

16
★4

取り組むのではなく、のめり込む。
のめり込まないと、忍耐力は鍛えられない。

忍耐力を鍛えるなら、ただ仕事に取り組むだけでは不十分です。 普通に取り組むだけでも忍耐力は鍛えられますが、しっかり鍛えることはできません。 7割のパワーしか発揮できません。 程度の低い集中しかできません。 少しつまずいただけで諦めてしまいます。 普通に取り組むだけでは実りが少なく、得られるものも少ない。 精神的な充実感も得られにくい。 中途半端で生ぬるい取り組み方は、かえって忍耐力を衰えさせる可能性もあります。 筋肉を鍛えるには、強い負荷が必要であるように、忍耐力を鍛えるにも、強い負荷が必要です。 では、どうするか。 のめり込むのです。 忍耐力を鍛えるためには、のめり込むことが大切です。 全神経を研ぎ澄ませ、1つのことに集中させる。 しっかり気合を入れ、持てる力のすべてを発揮する。 時間を忘れてしまうほど、徹底的にのめり込む。 このとき人は、120パーセントのパフォーマンスを発揮して、限界を超えることができます。 限界を超えた瞬間、忍耐力に強い負荷がかかり、鍛えることができます。 のめり込むと、精神的な充実感も得られます。 あなたが最近、のめり込んだことは何でしょうか。 心当たりがなければ、早速今日から自分がすべき仕事にのめり込んでみてください。 周りが見えなくなるくらいのめり込むと、いつもとは違った光景が見えるでしょう。 充実した時間を送ることもできます。 普通に取り組むのではなく、のめり込んで仕事をする。

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★3

迷ったときは、いつもと違う選択肢を選ぶ。

忍耐力を鍛えるには、いつもと違った刺激が必要です。 慣れたことばかりでは、忍耐力が鍛えられません。 同じ行動を繰り返すだけでは、刺激は一定になるため、忍耐力を鍛えるのは難しい。 あまり長期間同じ刺激が続くとマンネリを招き、忍耐力に悪影響を及ぼす可能性もあります。 いつもと違った刺激を求めることで、新鮮な刺激が得られ、メンタルに張りと潤いが生まれます。 新鮮な刺激は、心の栄養です。 新鮮な刺激が多ければ多いほど、心が生き生きします。 では、いつもと違った刺激を得るにはどうすればいいか。 ある習慣を取り入れましょう。 「迷ったときは、いつもと違う選択肢を選ぶ」という習慣です。 たとえば、レストランでメニューに迷ったとき、いつもなら選ばない食事を選びます。 自分にとって不快な選択肢であっても、忍耐力を鍛える意味で選びます。 初めて食べる料理なら、新鮮な刺激を受けるはずです。 意外とおいしいかもしれません。 意外とまずいかもしれません。 想像していなかった味わいを発見でき、感動することもあるでしょう。 新鮮な刺激に触れることで心に緊張感が生まれ、忍耐力が鍛えられます。 仕事で迷ったときも、いつもとは違った選択肢を選びます。 慣れない仕事に接することで、緊張感が生まれ、忍耐力が鍛えられます。 新しい学び・発見・出会いもあり、自分の成長につながるでしょう。 いつもと違った選択肢を選ぶ行動とは、小さな挑戦でもあります。 いつもとは違った選択肢を選ぶだけ、あなたの勇気と行動力が鍛えられます。 迷ったときは、いつもと違う選択肢を選ぶようにする。

18
★4

「無理です」「できません」という一言は、忍耐力に悪影響。

「無理です」 「できません」 そんな口癖に心当たりはありませんか。 どちらも日常的な言葉ですが、軽々しく言うべきではありません。 どちらも完全な諦めの言葉です。 たしかに不可能なことを依頼されたときは「無理です」「できません」と拒みたくなるのも自然でしょう。 本当に可能性がゼロなら、最初から諦めるのも分かります。 しかし、安易な気持ちで「無理です」「できません」と言っているだけなら、振る舞いを見直すべきです。 諦めの言葉を軽々しく言う癖があるかぎり、忍耐力は鍛えられません。 可能性を見いだす努力をやめ、それ以上の進展がありません。 「無理です」「できません」が口癖になっていると、努力する前から諦めるため、忍耐力に悪影響です。 必死で努力することも、希望を持つことも、ストレスに耐えることもありません。 「無理です」「できません」と言いたくなれば、一度落ち着き、本当に不可能なのか考えてみてください。 冷静になって考えると、わずかに可能性があるかもしれません。 わずかでも可能性があるなら「無理です」「できません」ではなく「難しい」「厳しい」という言い方ができます。 1パーセントでも可能性があれば、挑戦する価値があります。 忍耐力は、難しいことに挑戦するとき鍛えられます。 わずかな可能性を大きくするために、あれこれ悩んだり努力したりするとき、忍耐力が鍛えられます。 1パーセントを2パーセントにするだけでもいいのです。 単純に考えると、可能性を2倍も大きくできたことになります。 2倍も可能性を大きくできたなら、すでに大きな達成と言えます。 最初から諦めた人に奇跡は起きません。 奇跡が起きるのは、奇跡を信じて行動した人だけです。 わずかな可能性をかけて挑戦することで、奇跡が起きる可能性も上がります。 「無理です」「できません」を軽々しく言わない。

19
★5

自分から嫌いな人に挨拶をするだけで、忍耐力が鍛えられる。

忍耐力を鍛えてくれる協力者は、あなたの身近にいます。 それは、あなたが嫌いな人です。 嫌いな人に挨拶をしましょう。 自分から挨拶をするだけでいいのです。 相手から挨拶されるのではなく、自分から挨拶をするのがポイントです。 自分から嫌いな人に挨拶をするのは、心理的な抵抗があって難しいでしょう。 できるだけ無視したい。 近づくだけでも気持ち悪い。 顔すら見たくない。 挨拶なんてとんでもない。 会話するだけで吐き気がする。 だからこそ、忍耐力を鍛えるのにうってつけです。 嫌いな人に近づき、自分から挨拶をすることで、忍耐力を鍛えることができます。 自分の心理的反発を意思の力で打ち勝つのは、心を強くするトレーニングになります。 嫌いな人であればあるほど、忍耐力を鍛える効果があります。 子供は、自分から嫌いな人に挨拶できません。 嫌いな人には近づかず、無視したがります。 もし、あなたが自分から嫌いな人に挨拶できれば、もう子供でないということです。 立派な大人であり、社会人です。 社会人として品格と風格を身につけるためにも、嫌いな人に挨拶できるようになりましょう。 挨拶をするときは、むすっとした表情ではなく、にこにこした表情を心がけましょう。 ときどき挨拶をするのではなく、いつも挨拶するようになれば理想的です。 自分から嫌いな人に挨拶をする。

20
★5

自分は悪くないのに謝らなければいけない経験が、忍耐力を鍛える。

社会で仕事をしていると、まれに矛盾を経験することがあります。 その矛盾の1つが「自分は悪くないのに謝らなければいけない」という経験です。 他人の失敗を、事情があって自分が負うことになった。 自分が悪くないのに謝らなければいけないことがあります。 相手から叱られたり怒られたりするのは、納得がいかないでしょう。 時には謝るだけでなく、自分が責任を取らなければいけない状況もあります。 「自分は悪くないのに、なぜ謝らなければいけないのだろうか。責任を取りたくない。不条理だ」 損な役を引き受けるのですから、誰でも不満を感じて当然です。 「あってはならない」と思う状況ですが、ここが社会の難しいところ。 社会人として仕事をしていると、事情のため、自分は悪くないのに謝らなければいけない場面に遭遇することがあります。 大きな矛盾で、不快な経験になるでしょう。 しかし、この経験は無駄になりません。 自分は悪くないのに謝らなければいけない経験が、忍耐力を鍛えます。 矛盾を抱えたストレスは、普通のストレス以上に忍耐力を鍛えます。 「大事な社会経験の1つ」と考えることです。 矛盾を知り、実際に経験することで、心の器も大きくなります。 できるだけ避けたい事態ですが、じたばたもがいても、余計にストレスとトラブルが増えるだけ。 もし経験することになれば、せめて前向きに受け入れましょう。 「仕事の一環」「忍耐力のトレーニングにもなってラッキー」と思えば、受け入れやすくなります。 自分は悪くないのに謝らなければいけない経験を通して、忍耐力を鍛える。

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★6

不安や寂しさを取り除く最良の手段は、多忙。

日常では、大きな不安や寂しさに悩まされることがあります。 重要な試験が近づき、合格できるかどうか不安になる。 大切な恋人と別れ、どん底の寂しさを味わい、涙が止まらない。 大きな不安や寂しさに襲われたとき、ひとまず1人で休みたくなります。 もちろん呼吸を整えたり冷静を取り戻したりするなら効果的ですが、実際はあまりおすすめできない方法です。 大きな不安や寂しさに襲われたとき、1人でじっとしていると、ますます悪い方向に考えてしまいます。 しんとした雰囲気の中では、孤立感や無力感が強調されます。 「自分は情けない。恥ずかしい人間だ」と自分を責めてしまう。 あれこれ余計なことを考えてしまうため、不安や寂しさが何倍も強調されます。 沈んだ気分の回復が遅くなるのです。 じっとしている間はするべき仕事も中断され、後から遅れた仕事を取り戻すのに苦労します。 では、どうするか。 とにかく忙しくすることです。 不安や寂しさを取り除く最良の手段は、多忙です。 しなければいけない仕事に集中しましょう。 一心不乱に仕事をする。 時間を忘れるくらい、夢中で取り組むことです。 周りから「仕事をしすぎ。たまには休憩したほうがいい」と言われるくらい、熱心に仕事をすることです。 不安や寂しさでたまらないときは、とにかく忙しくするのが一番効果的です。 忙しくしている間は、不安も寂しさも考える余裕がなくなるため、心が楽になります。 多忙を心がけていれば、仕事を中断させる悪影響もありません。 時間はあっという間に過ぎます。 気づくと、すっかり落ち込みから立ち直っているのです。 不安なときは、忙しくなる。

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★1

つまらない無駄話をにこにこしながら聞くことで、忍耐力が鍛えられる。

忍耐力を鍛える機会は、普段の雑談にあります。 それは、つまらない無駄話です。 雑談では、ときどき無駄話をされることがあります。 楽しい話や役立つ話ならまだ聞く価値はありますが、つまらない無駄話は、本当につまらない。 聞いてもいない話が突然始まる。 自分に関係のない話を延々とされる。 時間がどんどん過ぎていき、しなければいけない仕事が遅れていく。 つまらない無駄話を聞いていると、いらいらしてきます。 貧血になりそうな気分に襲われるでしょう。 いつ終わるか分からないのが、ますますつらい。 しかしこの瞬間は、忍耐力を鍛えるチャンスです。 いらいらしても、顔に出さないようにします。 つまらない無駄話でも、にこにこしながら聞きましょう。 簡単そうに思えますが、意外と難しいはずです。 負の感情を押し殺し、ましてやにこにこした笑顔で聞くのは、相当な精神力を必要とします。 大変ですが、だからこそよいトレーニングになります。 つまらない無駄話をしている人は「忍耐力を鍛える先生」と思いながら接すると、耐えやすくなります。 長時間にわたることもありますが、ひたすら耐え抜きましょう。 つまらない無駄話が終わるまで耐え抜けば、あなたの勝ちです。 無駄話でも、むっとせず、にこにこしながら聞く。

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★1

嫌なことがあっても、八つ当たりしない。

嫌なことがあっても、八つ当たりしないことです。 たしかに嫌なことがあれば、心に不快な気持ちが生まれます。 不満・怒り・憎しみ・悲しみ・いら立ち。 不快感が生まれると、それを早く外に吐き出したくなります。 気持ち悪いストレスを、思いきり当たり散らすのは、さぞ気持ちがいいでしょう。 しかし、八つ当たりによる解決法は、現実に破壊的な結果をもたらします。 人に八つ当たりすれば、人間関係にひびが入ります。 仲直りが簡単にできればいいですが、仲直りが難しい場合もあります。 物に八つ当たりすれば、壊してしまうでしょう。 修理できればいいのですが、できないものもあります。 自分はよくても、周りに迷惑がかかります。 八つ当たりで気持ちが楽になっても一時的です。 最終的に後悔をもたらします。 なにより忍耐力を鍛えることができません。 不快な感情を吐き出すと、忍耐力を鍛える機会も捨てることになるため、心が弱いままになります。 嫌なことがあったときに生まれた負の感情は、忍耐力を鍛える材料になります。 むやみに吐き出さないことです。 飲み込んでゆっくり消化していきましょう。 時間はかかってもいい。 不快な感情に耐えながら自分が処理することで、忍耐力を鍛えることができます。 「我慢する力を鍛えている」と思えば、不毛な不快感に意味や価値が見いだせます。 嫌なことがあっても、不快感を我慢することで、負の感情の消化能力を鍛えることができます。 最後に残った消化しきれないストレスは、仕事や運動など、生産的な行為で吐き出すのが得策です。 運動として吐き出せば、体を鍛えるチャンスになります。 仕事として吐き出せば、結果を出すチャンスになります。 どちらも自分のためになる発散法なので、現実にプラスの結果をもたらします。 嫌なことがあっても八つ当たりせず、飲み込んでゆっくり消化していく。

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★1

嫌いなものをおいしいと思って食べると、苦手意識を克服しやすくなる。

あなたが嫌いな食べ物は何ですか。 嫌いなものを克服する方法は、意外と単純かもしれません。 嫌いなものを食べるときは、食べる前から「まずい、まずい」と思っています。 それがよくありません。 最初に「まずい」という思い込みがあると、ますますまずく感じます。 余計にまずさが強調され、吐き気と嫌悪感で苦しむだけです。 嫌いなものを克服する単純な方法があります。 嫌いなものを「おいしい」と思いながら食べてみてください。 その食べ物で苦しんだ過去は忘れます。 吐き気で苦労したことも忘れます。 心を真っ白にした状態で「これはおいしい食べ物だ」と思いながら食べてみる。 その食べ物が世の中に存在するということは、それをおいしいと感じる人がいるということです。 自分がまずいと感じるのは、まだその味わいを理解できていないせいかもしれません。 まずいという思い込みが強いだけかもしれません。 気持ち悪い見かけに騙されているだけかもしれない。 そもそも食わず嫌いになっているだけかもしれない。 だから、一度騙されたと思って、嫌いなものを「おいしい」と思って食べるのです。 少なくとも体に害のない食べ物なら、食べても問題ないはずです。 考え方をポジティブに変えてから食べてみると、意外とおいしく感じる可能性があります。 苦手意識が克服され、普通に食べることができるようになってしまう。 思い込みとは怖い。 子供時代のささいな思い込みのせいで、ずっとまずいと思い込んでいることがあります。 どうしても抵抗があるなら「これは薬だ」と思って食べてみましょう。 一度でも「食べることができた」という成功体験があると、2回目から楽になります。 2回目が成功すると、3回目はもっと楽になります。 気づくと、普通においしく味わえるようになっているのです。 嫌いなものを「おいしい」と思って食べてみる。

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★13

落ち込むなら、明るく落ち込む。

傷つく言葉を言われたとき。 大事な試合で負けたとき。 仕事でうまくいかないことがあったとき。 悲しい出来事があれば、元気がなくなり、気分が沈みます。 出来事がショッキングであればあるほど、深く落ち込むでしょう。 自分のふがいなさに落ち込むこともあれば、ただただ悲しくて落ち込むこともあります。 体中から力が抜け、大きなため息が出る。 落ち込むと表情は暗くなりがちですが、この瞬間が大切です。 落ち込んで暗くなってはいけません。 暗くなると、さらに心が沈み、ますます落ち込みます。 落ち込んでいると、人を寄せ付けない雰囲気が出て、周りの人が離れていきます。 では、どうするか。 落ち込むなら、明るく落ち込むのです。 忍耐力を鍛えるトレーニングです。 傷つく一言を言われても、にこにこしながら「ひどいな」と言い返す。 試合に負けても「こういう日もあるさ」と自分に言い聞かせ、明るく振る舞う。 仕事でうまくいかないことがあっても「今日はとんでもない1日だったな」と笑い飛ばす。 自分の失敗を雑談のネタにして笑ってもいい。 もちろん自分の悪い点は素直に認めて反省すべきですが、ずっと落ち込むのはかえって毒です。 本当は落ち込んでいたとしても、表向きは明るく振る舞います。 本当は泣きたくても、にこにこしましょう。 たとえ泣きそうなほど落ち込んでいたとしても、頑張って明るく振る舞う。 難しいかもしれませんが、忍耐力を鍛える機会としてぜひ挑戦してみてください。 自分の心に反抗することで、心や精神力に負荷がかかり、鍛えられます。 実際に明るく振る舞っていると、だんだん本当に明るい気分になります。 悲しい出来事は、落ち込むものではなく、笑い飛ばすもの。 落ち込むなら、明るく落ち込みましょう。 落ち込むなら、明るく落ち込む。

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★8

切羽詰まったとき、一発逆転を促す一言。
「さあ、楽しくなってきたぞ」。

「余裕がない!」 「時間がない!」 「危険が迫っている!」 あるとき、切羽詰まった状況に遭遇することがあります。 余裕を持って行動しているつもりでも、何らかの事情が発生して、急に余裕を失うことがあります。 動揺して右往左往しそうになりますが、この瞬間が大事です。 切羽詰まったとき、動揺の言葉を発するのは、実はあまりよくありません。 「私はもうすぐ悲惨な目に遭います」と宣言しているようなものです。 動揺の言葉を発すると、ますます動揺が強くなり、理性や自制心を失います。 自暴自棄の行動をしてしまうかもしれません。 では、どうするか。 一発逆転を促す一言があります。 切羽詰まったとき、次の一言を自分に言い聞かせてください。 「さあ、楽しくなってきたぞ」と。 ストレスが半減して、面白さが倍増します。 物事の見方が変わり、切羽詰まった状況を前向きに受け止められるようになります。 余裕がなくなった心に余裕を作る一言です。 パワーがよみがえり、気力がみなぎってきます。 普段にはない力が発揮でき、奇跡的な出来事を引き起こすでしょう。 ハリウッドのアクション映画を思い出してください。 主人公が追い詰められたとき「大変だ」「嫌だ」「怖い」などと騒ぎ立てることはありません。 にやりとした表情で「さあ、楽しくなってきたぞ」と言います。 次の瞬間、解決策を見いだし、困難を切り抜けます。 本当に一発逆転が起こるのです。 切羽詰まったとき「さあ、楽しくなってきたぞ」と言い聞かせる。

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★3

周りのペースに惑わされない。
マイペースを貫くにも、強い忍耐力が必要。

私たちは、周りから影響を受ける生き物です。 周りがだらだらしていると、自分もだらだらしてしまいがちです。 周りのペースが速ければ、自分のペースも速くなりがちです。 意識的に影響を受けるとは限りません。 無意識に影響されていることもあります。 自分のペースで進めたくても、周りの様子を見てしまうと、自然とペースが乱れがちです。 もちろん複数人が共同で行う仕事ならペース調整も必要ですが、あくまで独立した仕事なら、マイペースが一番。 周りのペースに惑わされる必要はなく、自分のペースを貫くことが大切です。 ところがです。 これが頭で分かっていても、実際はなかなか難しい。 あくまで独立した仕事であり、周りに惑わされる必要はないと分かっていても、大なり小なり影響を受けやすい。 自分のプライドを刺激されることもあれば、つい人目を気にしてしまいます。 いま一度、マイペースを貫く心を強化してください。 どんなときでもマイペースを貫く。 誰になんと言われようと、自分のスタイルを崩さない。 周りに影響されそうなときには「気にするな。惑わされるな。自分のペースを貫け」と自分に言い聞かせます。 マイペースを貫くにも、強い忍耐力が必要です。 マイペースになっているときが、最も自分らしい姿です。 周りの影響を振り払い、マイペースを貫く経験を通して、忍耐力が鍛えられていきます。 心を強く持って、周りのペースに惑わされず、マイペースを貫く。

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★4

不言実行は、忍耐力を鍛える習慣。

忍耐力を鍛える1つとして、おすすめの習慣があります。 不言実行です。 不言実行とは、あれこれ言わず、黙ってするべき仕事に取り組むことをいいます。 不言実行は、行動力を鍛える習慣と思われがちですが、忍耐力を鍛える習慣でもあります。 私たちは行動する前、何か一言言いたくなります。 面倒な仕事なら、愚痴を言いたくなります。 不本意な仕事なら、文句を言いたくなります。 失敗しそうな仕事なら、保険として言い訳をしておきたくなります。 大きな仕事なら「やります」と宣言したくなります。 何か一言言いたくなる気持ちになりますが、ぐっとこらえることです。 あまり小言を言っていると、かえってかっこ悪くなります。 「やります」と言うだけの人にならないことです。 「やります」と言うだけで行動しないのが、一番かっこ悪い。 では「やります」と言ってから行動すればいいかというと、それも普通です。 一番かっこいいのは、あれこれ言わず、黙ってするべき仕事に取り組んでいる人です。 忍耐力を鍛えるトレーニングとして、不言実行を心がけましょう。 面倒な仕事で愚痴を言いたくなっても、言わない。 不本意な仕事で文句を言いたくなっても、黙っておく。 失敗しそうな仕事で言い訳をしたくなっても、一切しない。 大きな仕事であっても、静かに着手する。 あれこれ言わず、黙って自分がするべき仕事に取り組みます。 言いたい気持ちをぐっと我慢しながら行動するとき、心に適度な負荷を与えます。 愚痴も文句も言わないから、忍耐力が鍛えられます。 言葉を発するパワーを、行動力に向ければ、成し遂げる可能性も高まるでしょう。 不言実行は、人としての魅力を高めます。 あれこれ言わず、黙って行動することで、行動力と忍耐力が鍛えられていきます。 不言実行の習慣を身につける。

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「苦しい」「つらい」という口癖があると、忍耐力を鍛えるのは難しい。

「苦しい」「つらい」という言葉をむやみに使わないことです。 苦しいとき「苦しい」と思うのは普通ですが、落とし穴があります。 「苦しい」「つらい」という言葉は、不快感を増幅させる作用があります。 たとえば「生きるのが苦しくてつらい」と言ってみてください。 心で思うのではなく、実際に言葉にして言ってみます。 「生きるのが苦しくてつらい」と言った瞬間、少し暗い気持ちになったはずです。 無力感・脱力感が生まれ、体がだるくなったように感じたでしょう。 「苦しい」「つらい」という言葉が、不快感を増幅させたのです。 安易に「苦しい」「つらい」という言葉を言っていると、ささいなことでも苦しく感じます。 「苦しい」「つらい」という言葉は日常的ですが、安易に使わないほうがいい。 特に口癖になっている人は、今すぐやめたほうがいい。 たとえ冗談であっても、現実に悪影響を及ぼします。 禁句とまではいきませんが、積極的に使うのは避けるのが賢明です。 本当に必要な場面に限って使うのが賢明です。 では、苦しいときは、どう言えばいいのでしょうか。 「メンタルが鍛えられている」と言えばいいのです。 ポジティブな言葉で言い換えると、感じ方が楽になります。 忍耐力が鍛えられているイメージができると、ポジティブなストレスに感じることができます。 「苦しい」「つらい」と思ったときは「メンタルが鍛えられている」と言い換える。

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★2

忍耐力のベストな鍛え方は、人によって異なる。

忍耐力を鍛えるとき、決まった方法はありません。 ベストは方法もありません。 人によって、ふさわしいトレーニングが異なるため、ベストもそれぞれです。 1人で淡々とトレーニングをするのが合う人もいれば、仲間と一緒にトレーニングをするほうが合う人もいます。 イメージトレーニングが合う人もいれば、筋トレが合う人もいます。 室内でのトレーニングが合う人もいれば、屋外のトレーニングが合う人もいます。 ストレスに耐えるときの適度なラインも、人によって変わります。 普通は大変に感じるトレーニングでも、自分の性格上、楽に感じることもあるでしょう。 大切なことは、自分なりの鍛え方を見つけることです。 最も自分をよく知っているのは自分です。 人によって生まれも育ちも性格も異なるため、ふさわしいトレーニングも人によって異なります。 人に適した方法を教えてもらいたいと思っても、難しい注文です。 専門のコーチを見つけて頼る方法もありますが、少し大げさです。 実際に試して、感じ方や手応えを手がかりにしながら、自分に合った鍛え方を見つけましょう。 自分に合った鍛え方を見つければ、それを軸にして進めるとスムーズです。 自分なりの鍛え方を見つける。

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