有名な観光地は、多くの観光客が訪れます。
観光地が祭りのような人混み状態になり、スムーズに歩けません。
多くの人で賑わいがあるのは良いことですが、それでもあまりに人が多いと、首をかしげたくなることもあるでしょう。
風情のある町並みや神社仏閣も、大勢の観光客であふれかえると、落ち着いて見て回れません。
風情が薄れてしまい、本来の雰囲気を味わいにくくなります。
「観光地を楽しむ」というより「人にぶつからないよう気をつける」という感覚も強くなり、疲れやすくなります。
最近では、外国人によるオーバーツーリズムも問題になっています。
有名な観光地は、日本人観光客に加え、外国からの旅行者も多く訪れ、ごった返しています。
外国人観光客があまりに多いと「ここは本当に日本なのだろうか?」と思ってしまうこともあるでしょう。
日本にもかかわらず、外国に来ているような感覚になることもあるのです。
そんな観光客の人混み問題ですが、簡単に避けられるコツがあります。
早朝を狙っていくのです。
たとえば、朝7時台や8時台を狙いましょう。
早朝はどこでも人がまばらです。
観光バスもまだ到着していません。
個人の観光客がちらほらいる程度です。
人が少ないおかげで、写真も撮りやすい。
普段は多くの観光客が訪れているところも、早朝の時間帯なら、静かで風情のある雰囲気を楽しめます。
たとえば、東京の浅草寺や京都の清水寺も、早朝に行けば、観光客が少なく、快適に過ごせます。
幸い、お寺や神社は、朝早くから開門しているのでチャンスです。
私は奈良の東大寺に行ったとき、朝8時に行きました。
普段は大勢の観光客がいるのですが、やはり早朝は違いました。
さすがに早朝は人はまばらで、厳かな雰囲気を存分に満喫できました。
じっくり大仏様と対面でき、近場にある二月堂や法華堂、そして春日大社もゆっくり楽しめました。
早起きは必要になりますが、前日に早めの就寝を心がければいいだけのことです。
昼が近づくにつれ、どんどん観光バスがやってきて観光客が増えるので、それまでの時間を有効活用しましょう。
土産物店はまだ開いていないデメリットはありますが、観光客の人混みを避けるなら、これが得策です。
「ここだけは快適に過ごしたい。きちんと風情を楽しみたい」と思うところは、早朝に行くことをおすすめします。