人と接していると、ときどき口臭が気になる人がいます。
相手の口から嫌なにおいがすると「うっ」となり、反射的に後ずさりすることが多いでしょう。
相手にひと言言いたいところですが、実際はなかなか指摘しにくいものです。
「相手を傷つけてしまうのではないか」と思い、言わずに終わることがほとんどではないでしょうか。
息のくささは、意外と自分では気づけません。
鼻の嗅覚には「嗅覚疲労」という特徴があり、同じにおいをしばらく嗅いでいると、そのにおいを感じなくなる性質があります。
そのため意外とひどい口臭であっても、自分では気づけないことが多いのです。
口臭に気づかないままだと、大変なことになります。
知らず知らずのうちに周りを不快にさせ、人が離れていくでしょう。
「どうしてみんな、私から離れていくのだろう」と思うことになります。
目には見えませんが、人間関係に影響するのですから侮れません。
「息がくさい」と言われて、ショックを受ける人がいます。
たしかに言われたときはショックを受けますが、指摘してくれた人を恨んではいけません。
貴重な指摘だからです。
その人は、周りが言いにくいことを、ずばり言ってくれました。
その指摘のおかげで、自分の口臭に問題があることに気づけました。
気づけたからこそ、丁寧な歯磨き、フロスや歯間ブラシの利用など、口臭改善に着手できます。
歯の定期検診もきちんと受けようと思うでしょう。
指摘してくれなければ、今でも改善できていなかったでしょう。
耳の痛い指摘ですが、素直に受け止めることで、自分の欠点を見直すきっかけとなります。
息のくささを指摘してくれた人がいれば、恨むのではなく、感謝するのが正解なのです。