不安は誰しも持っているものです。
不安のない人はいません。
すべての人が、大なり小なり、不安を抱えながら生きています。
あなたの周りを見てください。
いろいろな人がいるでしょう。
バスや電車の中から、多くの乗客がいるでしょう。
カフェやレストランなら、飲食を楽しむお客さんがいるでしょう。
職場なら、上司・部下・同僚がいるでしょう。
その人たち全員、何らかの不安を抱えています。
お金の不安、勉強の不安、仕事の不安、健康の不安、人間関係の不安、家族の不安。
表向きは平然とした表情をしていて普通に見えますが、心の中ではもやもやとした不安を抱えています。
1つどころか、いくつもの不安を抱えていることも少なくありません。
にこにこしている人や笑っている人もいるかもしれません。
そんな人でも、実は心の中では必ず不安を抱えています。
これには1人の例外もいないのです。
ここで気づいてほしいのです。
不安を抱えているのは自分だけではありません。
実はみんな同じです。
大なり小なり、みんな何らかの不安を抱えながら生きています。
「私だけではないね。みんな同じなんだね」と考えましょう。
仲間がたくさんいると思えばいいのです。
不安になっているのは自分だけではないと思えば、少しは不安が軽くなるはずです。
不安は「悪いもの」ではなく「良いもの」として考えてください。
不安は強力なモチベーションになります。
お金の不安があるから貯金を頑張ろうと思い、勉強の不安があるから勉強を頑張ろうと思います。
これは仕事でも健康でも同じです。
一生不安と付き合って生きていく運命なのですから、逆に「利用してやろう」とポジティブ思考でいくことです。
不安を抱えていても、ポジティブでいることは大切です。
どんな不安も前向きに受け入れ、行動のモチベーションとして生かしましょう。
不安は、未来を切り開くカンフル剤です。