英語の達人は、ながら勉強を究めた達人と言っても過言ではありません。
限られた時間の中で成績を上げることができるのは、センスの問題ではありません。
「どれだけ複数の勉強を一度に行うか」です。
私はその事実を、アメリカ留学経験から学びました。
英語と一言で言っても、大きく分けて4つの分野があります。
英語の達人は、これらすべてをマスターしています。
一般的な人は、これらの分野を別々で勉強します。
リーディングを1時間勉強して、次に英語のリスニングを1時間聴いて、スピーキングを1時間勉強後、ライティングを1時間です。
単純に考えると、合計4時間かかりますね。
英語の勉強はうんざりします。
この膨大な勉強量に、私たちは「もう嫌だ!」と言って、教科書を投げ出したくなります。
英語で高得点を取る英語の達人は、もはや才能の問題ではないかとさえ疑ってしまいます。
しかし、違います。
私がアメリカ留学中に、数多くの英語の達人に出会いました。
短時間で急激に英語をマスターした達人の勉強法を教えてもらうと、意外な勉強法をしていました。
すなわち「ながら勉強」です。
英語の達人は、別々で勉強しません。
まとめて勉強します。
英語の達人は、英語を聞きながら、読み上げられる英語のテキストを目で追い、口を動かしてスピーキングします。
つまり、リスニング・リーディング・スピーキングを、一度にまとめて行っています。
これを1時間続ければ、本来3時間かかる勉強が、1時間で済みます。
もちろんこれにライティングを加えれば、さらに効果的なのは言うまでもありません。
また気分転換にウォーキングをするときも違います。
ウォーキングをしながら、イヤホンをして英語を聞きながら、スピーキングで発音します。
これでウォーキングと英語のリスニング・スピーキングを一度に行えます。
この勉強法を続ければ、短時間で急激に成績が向上するのも納得です。