私は、ネタを寝かせることがよくあります。
ぱっとネタが思い浮かんだものの、そのときはぴんときません。
「何となく思いついたけど微妙だな」という感じです。
「形にできない」「それほど面白くない」「記事にするほどでもない」と感じるので、いったんボツにします。
ただし、ネタは捨てません。
メモに書き残して、その場はそれで終わるのです。
この後、よく面白いことが起こります。
後日、そのメモを見返すと「つまらない」と感じたネタが「意外と面白い」と変わっていることがあります。
「形にできない」と思っていたネタが「形にできそう」に変わっていることがあります。
良い肉付けが浮かんで、うまく形にできるようになることもあります。
時間を置くと、新鮮な見方ができるようになって面白く感じたり、思わぬ発想が浮かんで肉付けしやすくなったりするのです。
そうしていったんボツにしたネタが記事となって、公開されることがあります。
いわば、ネタの敗者復活戦です。
こういうケースはしょっちゅうあり、もはや日常茶飯事です。
だから、ネタの良しあしは、そのとき判断しないようにしています。
私のネタ帳には「中途半端なネタ」がたくさんあります。
いつか日の目を見るのを「今か今か」と心待ちにしているのです。
仕事でも、面白いネタやアイデアが浮かんだら、その場で良しあしを判断せず、いったん寝かせてみてください。
1週間でも1カ月でも1年でもいいので、とにかく寝かせるのです。
そのときは「つまらない」と感じても、時間を置いてから見返すと「意外と面白い」に変わっているかもしれません。
新しい切り口が浮かんで、うまく仕上げられるかもしれません。
ボツになったネタが、後になって、価値を帯びてくることがあります。
創作活動は、そうしたネタの敗者復活戦が面白いのです。