けがや病気があって病院に行くと、診察があります。
症状の説明をしたり、不明点を質問したりする大切な場です。
この診察ですが、話しやすい先生であればいいのですが、そうでないときもあります。
診察室には、独特の空気や緊張感があります。
話しにくい先生だったり堅苦しい雰囲気だったりすると、思うように話ができないことがあるでしょう。
症状の説明をしようとしても、緊張や口下手のせいで、うまく伝えられないことがあるものです。
質問したいことがあっても、その場の空気から何となくためらいを感じ、できないまま診察を終えることもあるはずです。
質問事項が多いと、そのうちの1つを聞き忘れることもあるでしょう。
診察を終えてしばらくしてから「あっ、聞くの忘れた」という経験は誰にでもあることです。
診察とはいえ、小さなハードルを感じることがあるのです。
なかなか難しい問題に思えますが、この問題は、あるシンプルな方法で解決できます。
あらかじめ伝えたいことや質問したいことを紙に書いておき、診察のとき、先生に見せればいいのです。
記憶や口頭にすべて頼らず、きちんと紙に書いて、先生に見せることが大切です。
紙に書けば、うっかり聞き忘れることはなくなります。
気弱な人や口下手な人でも、話しにくい先生でも、書いた紙を見せるだけなら簡単でしょう。
質問事項が多くても聞き忘れる心配がなくなり、1つずつ落ち着いて確認できます。
質問事項を一緒に確認できるので、コミュニケーションがスムーズになり、疑問点も解消しやすくなるのです。
また症状についても、紙に書いておけば、丁寧に詳しく伝えられます。
小さなメモ用紙に、箇条書きで書くだけでいいのです。
医師にとっても、症状や質問内容を把握しやすくなるため、より適切な診察につながります。
先生からの回答をその紙に書き込むことで、後から忘れるのを防ぐメリットもあります。
あらかじめ準備は必要ですが、難しいことではありません。
紙に書くだけの、ほんのひと手間です。
患者と医師の双方にとって大きなメリットがある、小さな工夫なのです。