執筆者:水口貴博

海外旅行を楽しむ30の方法

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本当に観光地を楽しむなら、早朝がおすすめ。

本当に観光地を楽しむなら、早朝がおすすめ。 | 海外旅行を楽しむ30の方法

遠くへ旅行に行ったとき、どのようなルートで見て回りますか。

おそらく多くの場合、見どころを観光するのが中心ではないでしょうか。

旅行というくらいですから、当然といえば当然です。

ガイドブックに乗っている名所や旧跡などを、観光バスや公共の交通機関を駆使して、時間の許すかぎり、見て回ることでしょう。

しかし、ふと変なことに気づきませんか。

少し不自然な場所だということに。

観光地というだけあり、国内や海外から大勢の人がやってきます。

観光地に行けば、売店と観光客ばかり。

本当は名所を楽しみに来たのに、実際に行ってみると、売店と観光客だらけだったりします。

名所より、そうした売店や観光客のほうが目立って気になります。

これはこれで仕方ないことです。

観光地はその土地の重要な収入源ですから、売店が多いのは仕方ありません。

しかし、観光地に来て、目にするのが売店と観光客の連続というのは、少し悲しい気分になりませんか。

もちろん観光地を否定しているわけではありません。

名所の長い歴史など、あるのは間違いないでしょうが、本来の現地の様子とは少し異なると感じます。

旅行に行ったなら、やはりできるだけ現地の生の感覚をつかみたい。

では、どうすれば、生の観光地をより深く楽しむことができるのでしょうか。

それは、早朝を利用します。

8時に開場するなら、8時ちょうどくらいがいいでしょう。

もし、時間制限が設けていない名所旧跡なら、もっと早い時間でもいいでしょう。

太陽が顔を出し始めた早朝は、おすすめです。

あえて、売店も人も少ない時間帯に行きます。

より観光地を、よりそのままの状態で感じ取ることができるようになります。

海外旅行を楽しむ方法(5)
  • まだ人も売店もまばらな時間に、観光地を楽しむ。
現地の本当の様子は、何でもない場所を散策していると感じやすい。

海外旅行を楽しむ30の方法

  1. 海外旅行で一番必要なのは、時間やお金ではない。
    勇気だ。
  2. 山や海を飛行機で飛び越えるとき、これまでの自分を超えている。
  3. 飛行機の機内食から旅の楽しみは始まっている。
  4. 飛行機内で無理な暇つぶしは、現地に到着してからの体力を奪う。
  5. 本当に観光地を楽しむなら、早朝がおすすめ。
  6. 現地の本当の様子は、何でもない場所を散策していると感じやすい。
  7. 現地では、できるだけ現地の言葉で話すほうが、コミュニケーションはうまくいく。
  8. 何でも受け身にならない。
    ポジティブに動くほうが、海外旅行をより楽しめる。
  9. 国内の感覚を一度捨てる。
    海外のやり方を吸収しようと、感覚を広げる。
  10. 現地に到着したら、まず大きく息を吸い込む。
    現地の様子を鼻で感じ取る最初の儀式。
  11. ガイドブック1つで、旅行の質はまったく異なる。
  12. 添乗員が観光地の話をしてくれても、あえてガイドブックを開いて調べる。
  13. 海外旅行のガイドブックは、初心者マークと同じ。
    持って歩くことを恥ずかしがらない。
  14. 「恥をかきに行こう」と思うほうが、旅行はさらに楽しめる。
  15. 看板に書いてある文字を、声に出して読んでみる。
  16. 一見無駄とも思える、海外でわざわざ母国料理を食べる真意。
  17. 海外に行ったなら、海外らしく現地の食文化を堪能する。
  18. 持ち物は少ないほうがいい。
    買い物を楽しむ機会が増えるから。
  19. 風景が見える屋外で一休みすれば、細かい部分まで見る余裕が生まれる。
  20. そのときその場でしかできないオプションは、申し込んだほうがいい。
  21. 行きと帰りに経由する国があれば、ついでに観光もしてしまえ。
  22. 旅先での悪天候は、恵まれたものと考える。
  23. 語学力があれば、海外旅行はもっと楽しめる。
  24. 時差ぼけにならない鉄則。
    到着したら、あくまで現地時間に合わせて行動する。
  25. 中途半端な仲の友人と行く海外旅行は、中途半端になりやすい。
  26. 旅先の感動は、常にライブ。
    完全に同じ感動は二度と味わえない。
  27. 旅行を楽しめるかどうかは、体力と足腰にかかっている。
  28. 迷った選択肢があれば、予算の許すかぎり、両方頼めばいい。
  29. ホテルをけちると、旅行全体の質が低下する。
  30. ガイドブックに載っていない穴場は、ホテルの人に聞け。

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