アンティークショップに行くと、骨董品や古美術品などがずらりと並んでいます。
大きなつぼ、ユニークな形をしたお皿、古くて大きな彫刻。
日常では使いにくいものを見かけることも少なくありません。
ところが値札を見ると、とんでもない金額なのです。
ゼロの数が1つか2つくらい多くて、まさに「桁違い」です。
普通に売っているのですが、ほとんどのお客さんが「見ているだけ」で終わります。
値札を見ては、そっと元の場所に戻し「ここは私の来るところではない」と言わんばかりに、その場を去るのです。
こうしたアンティークを見て「こんなの誰が買うの?」と言う人がいます。
これは、注意したい一言です。
自分にとってはがらくたに見えるものかもしれません。
しかし、がらくたに見えたとしても、れっきとしたアンティークです。
高額の値札が付いているということは、それだけの価値があるということです。
長い歳月を経て、特別な価値が生まれました。
希少価値や付加価値があり、需要もあるということです。
「こんなの誰が買うの?」というセリフは、つくった人に対しても売っている人に対しても失礼な言葉です。
お店の人が聞いたら、むっとするでしょう。
安易に否定するのは、理解しようとする努力まで放棄することになり、自分にとっても損なことです。
こういうときは、口を慎むことが大切です。
謙虚な姿勢を持ち「私には価値が理解できない」と考えましょう。
「まだまだ私の勉強不足」「自分の理解が及んでいないだけなのだろう」など、謙虚に考えておくのが賢明です。
いつかアンティークの知識が身につくと、その価値を理解できる日がやってくるかもしれません。
否定しないでおくことで、未来に可能性が生まれるのです。