本当の現地の様子は、観光地では見ることはできません。
観光地以外の何でもない場所を散策することで、見て感じ取れます。
観光地は、観光客ばかりで賑やかです。
有名どころゆえに、記念品やお土産用としての売り場がずらりと並んでいます。
観光地でよく耳にする言葉が「安いよ。おいしいよ。買ってよ」という声ばかり。
観光地は、商用としてお化粧します。
なかなかその国の素顔が見えにくく、雰囲気が感じにくい場所です。
そこで私は、旅行に行ったとき、あえてガイドブックにも載っていないような、何でもないところを散策するようにしています。
観光地でも何でもない場所です。
ホテルから出て、周辺をぶらぶら歩きます。
数時間かけて、たっぷり時間をかけて歩くこともあります。
するとそのとき、本当のその土地柄が見えてきます。
何でもない人の服装・動き・生活スタイルから「この土地の人はこういう生活を送っているのか」ということがよく見えてきます。
平々凡々な場所のほうが、その国の素顔が見えやすいのです。