公開日:2022年5月27日
執筆者:水口貴博

新しいことを始める30の言葉

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グループレッスンより個人レッスンのほうが、挫折しにくい。

グループレッスンより個人レッスンのほうが、挫折しにくい。 | 新しいことを始める30の言葉

英会話教室には、大きくわけて2つのレッスン形式があります。

「グループレッスン」と「個人レッスン」です。

初心者は、費用も安くて、みんなと一緒に学べるグループレッスンから始める傾向があります。

「初心者はまずグループレッスン」という先入観があって、グループレッスンを選ぼうとするかもしれません。

たしかにグループレッスンはみんなで一緒に学べて、楽しそうな雰囲気があるでしょう。

人が多いぶんだけ助け合って授業ができそうなので、それだけ挫折しにくいと考える人が多い。

しかし、ここが落とし穴です。

グループレッスンは複数の人と一緒に授業を行うため、一人一人に合わせたレッスンが困難です。

1人がつまずいて授業を中断することはあっても、その1人のためにずっと中断するわけにもいきません。

カリキュラムがあって、全体の流れを重視する必要があります。

グループレッスンについていければいいのですが、そうでない場合もあるはずです。

質問したいことがあっても「周りに迷惑をかけてはいけない」と思ってしまうと、挙手を控えることがあるでしょう。

だんだんレッスンについていけなくなってしまい「自分には合っていないな」と挫折するのです。

もちろんグループレッスンにもメリットはあります。

授業で友人を作れたり、みんなで学び合えたりするメリットはありますが、そうしたメリットを不要とする人もいるでしょう。

挫折を避けたいなら、個人レッスンがおすすめです。

グループレッスンより費用はかかりますが、個人レッスンはマンツーマンなので講師を独り占めにできます。

講師の注意力はすべて受講者一人に注がれます。

途中でわからないことがあっても、好きなだけ質問ができます。

恥ずかしがり屋であっても、個人レッスンであれば、どしどし気兼ねなく質問できるでしょう。

質問で授業を中断しても、周りに迷惑をかける心配もないので安心です。

苦手なところがあっても、講師がきちんと受講者のレベルに合わせてレクチャーしてくれます。

これほど贅沢ぜいたくなことはありません。

わかるまで丁寧に説明してくれるのは、個人レッスンの最大のメリットです。

「初心者だからグループレッスン」と思っているなら、それは固定観念です。

挫折を避けたいなら、初心者こそ個人レッスンなのです。

新しいことを始める言葉(11)
  • 挫折を避けたいなら、グループレッスンより個人レッスンを選ぶ。
評価だけを基準にした選び方では、新しい冒険ができない。

新しいことを始める30の言葉

  1. 本を1冊選んで買うことは、それ自体が奇跡。
  2. 映画鑑賞の後は、新しいチャレンジのゴールデンタイム。
  3. 小さな変化を積み重ねていくにつれて「新しい自分」に出会える。
  4. フライングスタートは、成功の基本戦略。
  5. 勉強に年齢は関係ない。
    人は、何歳からでも勉強できる。
  6. 未知なるものへの好奇心は、最高のモチベーション。
  7. 重い腰を上げるのを、あと3分早くしよう。
  8. 笑われる恐怖を取り除く、魔法の言葉。
  9. きれいな字で書こうとするから、メモの習慣が身につかない。
    汚い走り書きで書こうとすれば、メモの習慣が身につく。
  10. 与えられた仕事だけをして満足しない。
    与えられた仕事に付加価値を付ける。
  11. グループレッスンより個人レッスンのほうが、挫折しにくい。
  12. 評価だけを基準にした選び方では、新しい冒険ができない。
  13. 「1年1テーマ」は、社会人にぴったりの勉強単位。
  14. 「自分軸」を持てば、振り回されない。
  15. 「もっと早く知りたかった」と思うことがあっても、悔やまない。
  16. 職場環境の良しあしは、社員の様子に表れる。
  17. 「とりあえず取っておこう」でよくあるパターンとは。
  18. 頭の固い人を説得するときは、根拠のある客観的データを突き出せ。
  19. 虹は、自然からのサプライズプレゼント。
  20. 成長の遅い人は、自分の経験からしか学ばない。
    成長の早い人は、他人の経験からも学ぶ。
  21. 1日に1つは「ちょっと難しいこと」にチャレンジしよう。
  22. 自分のほうが上の立場だから、挨拶は相手からするものと思っていませんか。
  23. 始めるきっかけは、立派なものでなくていい。
  24. 勢いを大切にするには、むやみに休憩を挟まないこと。
  25. 人は、学ぶことが好きな生き物。
  26. 倒れても立ち上がれ!何度でも立ち上がっていれば、いずれ相手は逃げていく。
  27. 前から気になっている通信教育講座に思い切って申し込んでみよう。
    人生の新しい扉が開いて、素晴らしいことが始まる。
  28. 好きなことなら、あまり疲れない。
    大好きことなら、いくらでもストレスに耐えられる。
  29. 棋士は投了の際「負けました」と口にする。
    負けを認めるから、次につながる。
  30. 「私は運が悪いんです」と嘆く人は、そう言うことで運を悪くさせている。

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