習い事で大切なのは「努力の量」や「通う頻度」ではありません。
一生懸命努力したり頻繁に通ったりするほうが立派と思われがちですが、ここに落とし穴があります。
最初に頑張りすぎて、途中で辞めてしまった経験はありませんか。
アクセルを踏みすぎるほどスピードは出ますが、息切れを起こしやすくなります。
挫折を招くリスクも高まります。
早く結果を出そうと頑張りすぎると、逆効果となるのです。
習い事で大切なのは「継続」です。
いかに長く通い続けるかです。
1年でも2年でもかまいません。
少しでも長く通い続けることが、なにより大切です。
成長は遅くてもいいのです。
カタツムリのように、のろのろでも大丈夫です。
どれだけ不器用な人でも、成長がゼロということはありません。
スピードは遅くても、前進があります。
小さな1歩でも、積み重ねがあります。
ゆっくりであっても、小さな積み重ねを続けていれば、いずれ大きな成果につながるのです。
通う頻度も少なくてもいいのです。
週に1回で十分です。
1年で52回通うことになります。
2年も通えば、100回を超えるのです。
長く続けていれば、必ず蓄積が生まれます。
成長が遅くても、頻度が少なくても、きちんと通い続けられているなら、自分を褒めてください。
「継続は力なり」という言葉もあります。
小さなことで、こつこつ長く続けていれば、必ず大きな成果につながります。
「細く長く楽しむこと」を大切にしましょう。
無理をせず、自分のペースで取り組むのが一番。
どうか「続ける勇気」を持ってください。
習い事は、継続できている人こそ立派なのです。