誰かが自分を成長させてくれるのを待たないことです。
待っているだけでは、何も成長できません。
勉強するのも、自分です。
本を読んだり、問題を解いたりすることで、学力がつきます。
体を鍛えるのも、自分です。
トレーニングを行うからこそ、強い肉体が手に入ります。
困難を乗り越えるのも、自分です。
諦めずに努力を続けるからこそ、暗闇の中に光が差し込み、道が開けます。
「先生に頼ればいい」「先生が自分を成長させてくれる」と思う人もいるでしょう。
先生はあくまでサポート役です。
教えてくれたり助けてくれたりはしますが、実際に努力するのは自分です。
「先生が成長させてくれる」という人頼みの考えでは、依存につながりかねません。
自分磨きも自己成長も、誰かに代わってもらえるものではないのです。
「やる気が起きないので、誰かにむちを入れてもらいたい」と思うこともあるでしょう。
むちを入れるのも、やはり自分です。
人にやってもらうより、自分で自分にむちを入れたほうが早いのです。
人にむちを入れられるのは反発を感じるものですが、自分がむちを入れるのなら、自分の意思なので、前向きに受け入れられます。
そして自分を褒めるのも、自分です。
自分が努力するからこそ、それを成し遂げたときの喜びや感動も、大きくなります。
「今まで一生懸命努力してきたなあ。よく諦めなかったなあ。自分は偉いなあ」と思え、自分で自分を褒められるのです。
結局のところ、自分が努力するしかないのです。
成長するのは「自分で動き、自分で努力する人」です。
自分を成長させるのは、自分なのです。