公開日:2025年11月22日
執筆者:水口貴博

習い事を長く続けるための30の大切なこと

  • 失敗しても落ち込まない。
    成功しても舞い上がらない。
習い事を長く続けるための30の大切なこと

失敗しても落ち込まない。
成功しても舞い上がらない。

失敗したときは落ち込み、成功したときは喜ぶ。
一見、人の自然な反応のように思えますが、ここに落とし穴があります。
結果の良しあしで一喜一憂すると、感情の波が激しくなります。

「急がず、焦らず、諦めず」

習い事に取り組むうえで、意識しておきたい大切な言葉があります。
「急がず、焦らず、諦めず」です。
この3つの言葉は、性別や年齢、経験の有無を問わず、すべての人に共通する心構えです。

いきなり大きなお金を投じるのは要注意。

自己投資をするなら、まず少額から始めましょう。
早く結果を得たいからといって、いきなり大金を投じるのは危険です。
冒険的なのは大いに結構ですが、失敗したときのリスクが大きすぎます。

習い事は、楽しければ、それで十分。

習い事に意味を求める人がいます。
「何のために習い事をやっているのだろう?」と。
難しく考える必要はありません。

「向上」だけでなく「維持」のためにもお金を使うことも、自己投資。

自己投資を、向上することにお金を使うものだと思っている人がいます。
これは半分は正しいですが、半分は誤りです。
自己投資は、向上するために行うだけではありません。

何をすればいいのか、人に聞かない。

「おすすめの自分磨きは何ですか」
「自己投資は何をすればいいですか」
自分磨きや自己投資を始める際、何をすればいいのかわからず、人に聞く人がいます。

できないところはすべて「伸びしろ」と考えるのが正解。

習い事を始めると、できないところがたくさん見つかります。
「あれもできない。これもできない」と、ついできないところに目が向いてしまいがちです。
頑張っても、すんなりできません。

「難しいことはいつかできるようになればいい」と思うくらいでちょうどいい。

習い事をしていると、誰でも「難しいこと」にぶつかります。
難しいことは、今すぐできなくていいのです。
自分を責める必要もありません。

グループレッスンより個人レッスンのほうが、挫折しにくい。

英会話教室には、大きくわけて2つのレッスン形式があります。
「グループレッスン」と「個人レッスン」です。
初心者は、費用も安くて、みんなと一緒に学べるグループレッスンから始める傾向があります。

習い事は、量でも頻度でもなく、継続。

習い事で大切なのは「努力の量」や「通う頻度」ではありません。
一生懸命努力したり頻繁に通ったりするほうが立派と思われがちですが、ここに落とし穴があります。
最初に頑張りすぎて、途中で辞めてしまった経験はありませんか。

自分磨きの効果を高めるコツは、集中。

自分磨きをしているとき、余計なことをしていませんか。
スマホをいじりながら……、テレビを見ながら……、漫画を読みながら……。
こうした「ながら作業」をしていると、集中できません。

お世話になっている人たちに、感謝の気持ちを忘れていませんか。

自分磨きだからといって、自分一人だけで行えるとは限りません。
読書では、本の著者の知恵を借りています。
習い事では、先生の指導を受けています。

「頑張れ」より「楽しもう」。

自分磨きをするとき、自分にどんな言葉をかけていますか。
「頑張れ」と声をかけていないでしょうか。
もちろん「頑張れ」という言葉が悪いわけではありません。

褒められたときは、否定しない。
素直に「ありがとうございます」と返す人が成長する。

習い事をしていると、先生から褒められることがあります。
そんなとき、とっさに否定で返していませんか。
「いえいえ、そんなことはありません」

「うまくなりたい」は、心に火をつける言葉。

本当はうまくなりたいのに、素直にそれを口にしない人がいます。
「楽しければ、別に上達しなくてもいいんです」と。
素直に言うのが恥ずかしいのです。

今取り組んでいる自己投資について聞いてみると、面白い回答が返ってくる。

友人に次の質問をしてみてください。
「○○さんは何か自己投資していることはありますか?」と。
普段の会話ではなかなか出てこない質問です。

ネガティブな心の声はシャットアウトしよう。
ポジティブな心の声に言い換えよう。

習い事では、難しいことがあって悩まされることがあるでしょう。
そんなとき、ふとネガティブな心の声が聞こえてくるかもしれません。
「ダメかもしれない」

自分磨きの成功の秘訣ひけつは「習慣化」にある。

「自分磨きが大変だなあ。面倒だなあ」
そう感じるのは、まだ習慣になっていないからです。
始めたばかりのころは、そう感じるのが普通です。

小さな1歩でも、お金をかけるだけの価値はある。

1歩進めるから、お金をかけるのか。
1歩しか進めないから、お金をかけないのか。
それが問題です。

自分磨きができても、人間関係が孤立しては意味がない。

自分磨きには、時間が必要です。
その時間を捻出ねんしゅつするため、人間関係を遮断しようとする人がいます。
もちろん関わりたくない人と距離を置いたり、不要な飲み会の誘いを断ったりするのはいいのです。

金額は大きいのに、効果が小さいものもある。
金額は小さいのに、効果が大きいものもある。

自己投資と聞くと、金額が大きいものほど効果も大きいと思われがちです。
一般にはそのとおりですが、あくまで傾向です。
傾向には例外もあります。

努力を否定する人がいても、自分磨きを貫こう。

自分磨きをしていると、やじってくる人がいます。
「もう手遅れだよ」
「頑張っても無駄だよ」

習い事の話を、人にしてみませんか。

習い事の話を、人にしてみませんか。
家族・友人・恋人など、身近な人に話してみるのです。
習い事のことは、話のネタにぴったりです。

消極的な人がいれば、視線を外す。
積極的な人を見て、やる気や元気をもらおう。

教室には多くの生徒がいます。
その中には残念ながら消極的な人がいることもあります。
だるそうに取り組む人、嫌々取り組む人、めんどくさそうに取り組む人。

自分の成長を信じることで、壁もスランプも乗り越えられる。

習い事をしていると、成長スピードが次第に鈍くなる時期がやってきます。
壁にぶつかったりスランプに陥ったりして、それ以上前に進めそうにないと感じることもあるでしょう。
そんなとき、心の中で、自分の成長を疑う声が生まれます。

自己投資は、リスクがつきもの。

「リスクをゼロにしたいです」というのは無理な注文です。
どんな自己投資でも、大なり小なり、リスクがあります。
筋トレで肉体改造をする場合、けがをするリスクがあります。

教養には、終わりがない。

教養を高める手段の1つが、読書です。
読書は、先人の知恵の宝庫です。
本を通して、さまざまな知識や知恵を吸収できます。

自分を成長させるのは、自分。

誰かが自分を成長させてくれるのを待たないことです。
待っているだけでは、何も成長できません。
勉強するのも、自分です。

「成長」という点で考えるなら、一人暮らしほどよい経験はない。

「成長」という点で考えるなら、一人暮らしは大変おすすめです。
たしかに一人暮らしは大変です。
掃除、炊事、洗濯をはじめ、ゴミ出しや買い物、整理整頓など、すべて自分一人でしなければなりません。

習い事が終わったとき、どんな余韻があるか。

習い事が終わったとき、どんな余韻がありますか。
習い事を楽しめていれば、終わったとき、達成感や充実感があります。
疲れてはいても、気持ちのいい疲れです。

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