教室には多くの生徒がいます。
その中には残念ながら消極的な人がいることもあります。
だるそうに取り組む人、嫌々取り組む人、めんどくさそうに取り組む人。
「そんなに嫌なら辞めればいいのに」と思うこともありますが、本人なりの事情があるのでしょう。
仕事や家庭の都合、あるいは単に惰性で続けているだけかもしれません。
理由はさまざまですが、いずれにせよ、そういう人が教室にいることもあり、こちらとしてはどうしようもありません。
消極的な人は見なくていいのです。
どうしても目に入ってしまうなら、できるだけ視線を外すようにしましょう。
消極的な人を見ていると、こちらのやる気や元気まで奪われてしまい、ネガティブな影響があります。
「私もサボろうかな。手を抜こうかな。諦めてもいいかな」と、後ろ向きな気持ちとなってしまうのです。
習い事は、積極的に取り組むことが大切です。
共倒れにならないためにも、ネガティブな影響はできるだけ受けないようにしましょう。
無理に関わらないようにすれば、ネガティブな影響も最小限に抑えられます。
一方で、積極的な人を見るようにしましょう。
進んで取り組む人、元気よく取り組む人、楽しそうに取り組む人。
教室には、やる気に満ちた人がきっといるはずです。
そういう人は輝くような存在感があります。
積極的な人を見ていると、不思議とこちらにもやる気や元気が伝わってきます。
「私も頑張ろう! チャレンジしよう! もう一踏ん張りしよう!」という前向きな気持ちが芽生えてくるのです。
人は、人から影響を受ける生き物です。
消極的な人を見れば自然とネガティブになり、積極的な人を見れば自然とポジティブになります。
ネガティブな影響は極力避けつつも、ポジティブな影響はどんどん受けるようにすることが大切なのです。