友人に次の質問をしてみてください。
「○○さんは何か自己投資していることはありますか?」と。
普段の会話ではなかなか出てこない質問です。
趣味の質問はあっても、自己投資の質問はなかなか登場しないでしょう。
そもそも人生で一度も聞かれたことがない人も多いはずです。
だからこそ面白いのです。
誰でも1つや2つ「自分のためにお金や手間暇をかけている何か」があります。
しかし、それをわざわざ人に話すことは少ないもの。
「人に話しても理解されないだろう」
「そもそも興味を持たれないだろう」
「否定されたら嫌だなあ」
そうした理由から、わざわざ人に言うことはなく、隠しがちです。
心の内に秘めていることが多いのです。
だからこそ、あえて質問してみるのです。
意表を突く質問は、インパクトがあります。
相手は最初こそ戸惑いつつも「よくぞ聞いてくれました」と言わんばかりに、今取り組んでいる自己投資を紹介してくれるでしょう。
自分のためにお金や手間暇をかけていることは、本人にとってこだわりの対象です。
相手が自己投資をしていることを聞くと、その人への理解も深まります。
思わぬ一面がかいま見えることもあれば、意外な出費に驚かされることもあるはずです。
人に、今取り組んでいる自己投資について聞いてみると、面白い回答が返ってくるのです。
今取り組んでいる自己投資について聞くときは、相手が話しやすくする工夫をしましょう。
ポイントは、まず自分から紹介することです。
突然聞かれると抵抗を感じる人もいます。
そこでまず自分から自己投資していることを紹介して、流れを作りましょう。
「私は今ジムに通っていて、頑張って肉体改造に取り組んでます。○○さんは何か自己投資していることはある?」
自分から先に話せば、自然と良い流れが生まれ、相手も話しやすくなります。
もうひとつ気をつけたいのは、どんな回答があっても、否定せずしないことです。
せっかく勇気を出して話してくれたのですから、肯定しましょう。
「いいですね」「楽しそうですね」など、前向きな返事をしていきましょう。
理解が難しい場合は「そうなんですね」と相槌を打てばOK。
打ち解ける雰囲気となり、話が盛り上がるのです。