本当はうまくなりたいのに、素直にそれを口にしない人がいます。
「楽しければ、別に上達しなくてもいいんです」と。
素直に言うのが恥ずかしいのです。
本当はうまくなりたいと思っているにもかかわらず、少し強がった発言でごまかすのです。
それはもったいないことです。
頑固になって自分の気持ちを押し込めてしまうと、上達するものも上達しません。
上達のチャンスを自ら遠ざけることになるのです。
習い事で大切なことの1つは「素直」です。
うまくなりたいと思っているなら「うまくなりたい」と素直にきちんと口に出すことが大切です。
その一言は、先生に伝わります。
本気の思いは、相手の心を動かします。
「一緒に頑張りましょう!」と先生もより熱心に教えてくれるようになるでしょう。
そして何より、自分のやる気を高めることにもつながります。
「うまくなりたい」と口に出せば、自分の耳がそれを聞きます。
その言葉が無意識まで染み込み、目標が刷り込まれていきます。
モチベーションの炎がますます燃え上がるのです。
「うまくなりたい」は、心に火をつける言葉です。
うまくなっている自分をイメージしながら口に出すと、さらに効果的です。
「言霊」という言葉もあるように、言葉には現実を変える力があります。
たかが一言、されど一言。
「うまくなりたい」と言えば言うほど、その現実に近づいていき、夢や願いが叶うのです。