素直な人になる、即効性のある方法があります。
それは、開き直ってしまうことです。
なかなか素直になれず、もじもじしている自分がいたら、こんな言葉を自分に言い聞かせましょう。
「素直になって何が悪い!」と。
開き直れば、気合が入って、不安や恐怖が吹き飛びます。
弱気だった心が強気に変わるでしょう。
頑固な心が柔らかくなり、素の自分を出しやすくなります。
たとえば、なかなか素直になれないときがあるとします。
そんなときこそ「素直のどこが悪いのか。思ったことを正直に話しただけ」と開き直ってしまいましょう。
開き直れば、恥ずかしい気持ちもどこかへ吹き飛んでいきます。
心に覚悟が生まれ、素直な気持ちを表現しやすくなります。
ある会話で本音を話したとき、相手から笑われたとします。
そんなときも「情けない」「恥ずかしい」と否定的に思うのではなく「正直な意見を言っただけ」と開き直ります。
正直なことを話したのですから、卑屈になることはありません。
人に言われたアドバイスを、なかなか受け入れにくいときも、開き直るのが一番です。
「せっかくのアドバイスなのだから、素直に受け入れたほうがいい!」と考える。
肯定的な気持ちが高まり、今すぐ素直になれます。
あらためて考えると、素直になるのはいいことです。
悪いことではありません。
嘘をつくわけでもなければ、ごまかすわけでもない。
人を騙すわけでもなければ、いじめるわけでもありません。
むしろ純粋な心を表現する行為ですから、人として進んで取り組むべきと言えるでしょう。
抵抗感や罪悪感を持つ必要もない。
少なくとも、嘘やごまかしに比べれば、よい行いです。
世の中を見てください。
頑固や意地っ張りな人より、素直で正直な人のほうがモテているではありませんか。
もじもじしている人より、堂々としている人のほうに人気があるではありませんか。
堂々と開き直って、素直になってください。
開き直れば、今すぐ素直な人になれます。