執筆者:水口貴博

素直な人になる30の方法

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素直になる相手を間違えない。

素直になる相手を間違えない。 | 素直な人になる30の方法

素直な人になろうとするとき、大切な前提があります。

素直になって行動するのはいいのですが、まず次の点を意識しておくことが大切です。

「誰にでも素直になるのはやめたほうがいい」という点です。

素直な人になると聞けば、誰にでも素直になることが大切と思われがちですが、そうではありません。

もちろん素直は素晴らしい姿勢ですが、ここに注意点もあります。

分け隔てなく、誰にでも素直になってしまうとどうなるでしょうか。

悪い人に騙されるかもしれません。

欲しくもない商品を売りつけられるかもしれません。

お人よしになってしまい、からかわれるかもしれません。

素直になるとは、人の言動などを逆らわないで受け入れることをいいます。

そのため、誰にでも素直になってしまうと、トラブルを招く原因になることがあります。

最悪、何らかの被害を受けてしまう可能性もゼロではありません。

知り合ったばかりの人の言うことを、すべてうのみにするのは危険です。

良かれと思って心がけた素直のせいで、思わぬトラブルを招く危険があります。

素直であることは素晴らしい姿勢ですが、人生を破滅に導いては意味がありません。

ここで大切なことは「素直になる相手を間違えない」という点です。

誰にでも素直になるのではなく、一定の信頼ができる人に対して素直になることが大切です。

たとえば、親・先生・友人など、十分面識のある人がいいでしょう。

あるいは、プロや専門家といった立場の人も信頼に値します。

十分仲良くなければいけない必要はなく、相手が信頼できる人であることが大切です。

差別するわけではありませんが、素直になりつつも、やはり自分の身を守らなければいけません。

誰にでも素直になるのではなく、相手を選んだうえで素直になることが大切です。

素直な人になる方法(8)
  • 誰にでも素直になるのではなく、相手を知ったうえで素直になる。
ささいなことにも「ありがとう」と感謝する習慣をつける。

素直な人になる30の方法

  1. 素直になれない原因は、過剰な防衛本能。
  2. 素直な人になるための改善は、2つある。
    心と行動。
  3. 素直になるとは、初心に返ること。
    子どものころの素直な気持ちを思い出そう。
  4. 素直とは、なるものではなく、取り戻していくもの。
  5. 生まれ変わるつもりで「素直な人になる」と意識することが大事。
  6. 素直である前に、正直であれ。
  7. 素直な人が心がけているのは、自然体。
  8. 素直になる相手を間違えない。
  9. ささいなことにも「ありがとう」と感謝する習慣をつける。
  10. いきなり言葉に出して言うのが恥ずかしいなら、心の中で思うことから始めてもいい。
  11. 先入観はあっても、惑わされないこと。
  12. 素直になれない人にかぎって、見栄や体裁を気にしている。
  13. 信頼できる人の言うことは、抵抗感があっても、ひとまず受け入れてみる。
  14. 頑固なプライドは不要。
    素直なプライドは必要。
  15. わからないことを正直に「わからない」と言えるのが、本当の素直。
  16. 本音を隠したまま生きるのは、本当の自分を隠したまま生きるのと同じ。
  17. 素直な人になるとは、イエスマンになることではない。
  18. 本音とはいえ、悪口や誹謗中傷はマナー違反。
  19. どれだけ傷つくことを言われても、気にしなければ、心は無傷。
  20. 自分の弱点を話せる人は、素直な人。
  21. ありのままの感情を表現することも、素直の1つ。
  22. 周りの意見に流されない。
    自分の五感で感じたことを大事にする。
  23. 口頭で伝えるのが苦手なら、手紙やメールを使う。
  24. 今すぐ素直になりたいなら、開き直るのが一番。
  25. たまには隙を見せたほうが、自分にも相手にも優しい。
  26. 上司や先輩は、あなたが素直になるお手伝いさん。
    リハビリ感覚で、少しずつ素直な自分を見せていこう。
  27. 悪い点ばかり考えるのではなく、良い点も考えよう。
  28. 直感は、あなたの人生を変える力がある。
  29. 正しい生き方は、人の数だけ存在する。
  30. なかなか素直になれなくても、諦めないこと。

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