人は、集団の中で生きている生き物です。
人からの評価や反応を気にしながら生きていくことが多いでしょう。
自分の評価が気になるのは、おかしなことではなく、当たり前のことです。
尊敬される人になるためにいちばん必要なのは何でしょうか。
お金でしょうか。
時間でしょうか。
ポジティブ思考とは何か。
ポジティブ思考とは、物事を肯定的・前向きに捉える思考方法のことを言います。
ときどき否定的で後ろ向きな発言をする人がいます。
ネガティブな発言をしていませんか。
「自分はネガティブな発言をしていない」
そう思っていても、無意識のうちに言っていることがあります。
尊敬されたいなら、悪口を言わないことです。
人から尊敬される人は、人の悪口を言いません。
もちろん悪口を言いたいと思うことはあるでしょう。
尊敬される条件の1つ。
それは「行動力」です。
「行動なら私もしている」と思うかもしれませんが、ルーティンになった日常行動ではありません。
誠実とは何か。
誠実とは、言葉や行動に嘘・偽り・ごまかしがなく、真心のこもっていることをいいます。
誠実であることは簡単そうに思えますが、いつの間にか不誠実な行動をしている場合が少なくありません。
あなたは自分の哲学を持っていますか。
尊敬と哲学は、切っても切れない関係があります。
尊敬されない人には、哲学がないため、周りに流される状況が目立ちます。
私たちが大切にしなければいけない存在は、身近に存在します。
人間関係です。
尊敬される人に共通するのは「人を大切にしている」という点です。
人によって態度を変えていませんか。
自分では意図せずとも、態度が変わっていることがあります。
もちろん実際の現実では、人によって態度を変えることが必要な場面もあります。
尊敬される人は自慢しません。
どんなに素晴らしい賞を取ろうと、どれだけ実力や功績が優れていようと、偉そうな発言をしません。
もちろん周りから「すごいですね」「素晴らしいですね」と言われるのはいいのです。
尊敬される人は、偉そうな態度とは無縁です。
嫌われる人は「年齢や立場が高いなら、偉そうな態度でもいいだろう」という慢心が目立ちます。
「能力が高いのは事実なのだから、自慢してもいいよね」
尊敬される人は、謙虚です。
自慢をしません。
偉そうな態度を見せることもありません。
あなたはどれだけ理解力がありますか。
「理解力」と聞けば、知識量や経験量などを思い浮かべることが多いのではないでしょうか。
たしかに知識や経験が豊富なら、会話の守備範囲が広がるので、相手の話を理解しやすくなるでしょう。
包容力とは何か。
包容力とは、過ちや欠点なども含め、相手のさまざまな点を広く受け入れる力のことをいいます。
相手のすべてを包み込むように受け入れ、すべてを容認するということです。
尊敬される人は、スキルを身につけています。
普通程度のスキルではなく、人に誇れるくらい、レベルの高いスキルであることがポイントです。
自由自在に操れる語学力。
「人前では見栄を張ってしまう」
「どうしても体裁にこだわってしまう」
「大事なプライドだけは捨てることができない」
自己肯定感とは何か。
自己肯定感とは、自分の価値や存在意義を肯定できている感情のことをいいます。
自分で自分の悪口を言っている人を見かけます。
尊敬される人の特徴の1つが、高い自己管理能力です。
自分の体調・生活・仕事を思いどおりにコントロールできているということです。
自己管理を行うには、欲を我慢したり自分に厳しくなったりする必要があります。
尊敬できる人は、感情のコントロールが上手です。
腹が立っても、怒鳴らない。
むかむかしても、言い返さない。
尊敬される人は、大きな功績を残している特徴があります。
たとえば、研究活動を通して、会社の業績に大きく貢献したこと。
特殊な開発プロジェクトを成功させて、会社の危機を救ったこと。
尊敬される人は、教わる立場より教える立場に多く見られます。
つまり、指導者です。
「先生」「監督」「コーチ」と呼ばれる立場は、尊敬されやすいのが現実です。
責任感とは何か。
責任感とは、自分の仕事や行為について、きちんと果たそうとする気持ちのことをいいます。
「責任」と聞けば、重苦しいイメージがあります。
そもそも尊敬される人は「尊敬されたい」と考えていません。
もちろん尊敬されたい考えが悪いわけではありません。
尊敬されたいために優しく接した経験は、誰でもあるでしょう。
尊敬される人と言えば、どんな人を思い浮かべますか。
博識で、高いスキルもあって、素晴らしい功績を残している。
立派で優れたイメージがあるためか「完璧主義」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
「そうだ。尊敬されるには、お金持ちになるといいのではないか」
尊敬される方法として、高い経済力を思い浮かべる人もいるかもしれません。
たしかに「多くのお金を稼いでいる」という事実は、一見の価値があるでしょう。
尊敬される人は、余裕があるのが特徴です。
心と行動の両方に余裕があります。
もちろん時には忙しいときもあります。
あなたには尊敬できる人がいますか。
わざわざ尊敬できる人をつくらなくても、生きていくことは可能です。
衣食住があって、友人がいて、最低限の収入があれば、生きていけるでしょう。
時に人は、見栄やエゴで行動することがあります。
「高く評価されそうなら行動してみる」
「かっこよく見られそうなら頑張ってみる」
あなたには、夢がありますか。
子どものころは、誰でも夢を持っています。
「大金持ちになりたい」
人は、集団の中で生きている生き物です。
人からの評価や反応を気にしながら生きていくことが多いでしょう。
自分の評価が気になるのは、おかしなことではなく、当たり前のことです。
人から得たい評価として最も高い価値のあるものと言えば「尊敬」です。
「尊敬される人になりたい!」
誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
尊敬されると、自分の存在価値が認められたように感じて、嬉しい気持ちになるでしょう。
自信と自尊心が得られ、心が充実します。
尊敬されると、愛されているように感じる人もいるはずです。
生きているかぎり、尊敬されるような人になりたいと思う人も多いのではないでしょうか。
では、尊敬される人になるには、どうすればいいのか。
ここで大切な前提があります。
尊敬は「勝手にされる」という点が特徴です。
誰かに言ってお願いすることはできません。
「私を尊敬しなさい」と言ったところで、尊敬されません。
相手から不思議な顔をされ、笑いものにされるだけでしょう。
お金を出して買えるものでもありません。
商品やサービスのように、どこかで売っているものではない。
寄付などの行為を除いて、基本的にお金を出して入手できるものではありません。
地位や年齢が高いだけで尊敬されるわけでもありません。
尊敬に関係している点も一部にありますが、地位や年齢が高いだけで尊敬されるわけではありません。
誰かに譲ってもらうことも不可能です。
尊敬は、特定の人に対して抱かれる念であり、あげたりもらったりすることは不可能です。
つまり、自分の意思で尊敬をコントロールすることは不可能ということです。
ここが尊敬の難しいところ。
尊敬は、あくまで人から勝手にされるものです。
尊敬される人になるには、まず称賛に値する人物になるよう、自分を高めていかなければいけません。
客観的に見たとき、周りから「素晴らしい」と認められる人間になることが必要です。
一言で言えば「人間力を高める」に尽きます。
欲や感情に流されず、理性的に振る舞うこと。
世のため人のためになる仕事を一生懸命続けること。
普通の人にはない、レベルの高いスキルを身につけること。
たゆみない努力をこつこつ積み重ねて、大きな功績を残すこと。
こうしたことを心がけていくことで、人に感動され、尊敬されるようになります。
矛盾した言い方ですが、尊敬される人になるには、尊敬を忘れた献身的な行動も大切です。
尊敬されるような生き方なら、自分の意思と努力で可能です。
人として恥じない生き方をしましょう。
周りからお手本にされるような生き方を心がけましょう。
人として素晴らしい生き方を極めていけば、いずれ尊敬される人になれます。
尊敬される人になるためにいちばん必要なのは何でしょうか。
お金でしょうか。
時間でしょうか。
人とのつながりでしょうか。
いいえ、どれも違います。
一部に関係はしますが、いちばん必要なものと言えば、1つしかありません。
尊敬されるために必要なのは、努力です。
尊敬される人は「ストイックな努力家」という特徴があります。
欲や惰性に流されず、厳格に身を慎みながら、地道な努力を続けているということです。
努力ができないと、スキルは身につかず、功績も残せません。
レベルの高いスキルを身につけるにも、大きな功績を残すにも、努力があってこそ実現できること。
尊敬される人は、努力をするのが大好きです。
努力こそ、武器であり、夢実現の近道と考えています。
努力してできないことがあっても、簡単には諦めません。
「最初はうまくいかなくて当然」と考え、解決策を考えます。
うまくいかないことがあっても、さらに努力を積み重ねて、できるようにしていきます。
たまには休憩や気分転換もしますが、惰性に流されることはありません。
気力や体力が回復して普段の調子を取り戻せば、再び仕事に着手します。
一度達成すると決めたからには、途中で投げ出さず、達成するまで貫こうとします。
生活の中から、余計な誘惑や障害を取り除き、集中しやすい環境に整えています。
飽きたりつまらなくなったりしたら、遊びやゲーム感覚を取り入れ、楽しみながら続けようとします。
尊敬される人は、小さな努力でも軽視しません。
小さな努力も、積み重ねていけば、大きな努力になることを知っているからです。
目標実現を目指して、力を尽くして励めるのは、素晴らしいこと。
努力家になれば必ず尊敬されるわけではありませんが、尊敬される人は必ず努力家です。
ひたむきに地道な努力を続ければ、いつか必ず達成できる信念を持ち続けることです。
ストイックな努力をするのが当たり前になれば、いずれ「偉大な何か」を達成できるでしょう。
努力、努力、また努力。
ストイックな努力家になることは、尊敬される人になるための最重要ポイントです。
ポジティブ思考とは何か。
ポジティブ思考とは、物事を肯定的・前向きに捉える思考方法のことを言います。
ときどき否定的で後ろ向きな発言をする人がいます。
「どれだけ頑張っても無駄」
「どれだけ努力しても同じこと」
「どうせ失敗するに決まっている」
「未来は絶望的」
「私にできるはずがない」
「私なんて誰にも必要とされていない」
「生きていても希望がない」
こうした口癖に心当たりがあるなら、ネガティブ思考の可能性があります。
物事を否定的・後ろ向きに捉えている人には、暗くて重い雰囲気が漂うため人が避けていきます。
誰でも「ネガティブ思考はなりたくない」と思います。
ネガティブ思考では、人を暗い気持ちにさせたり、不快感を与えたりします。
気づかないうちに、周りの人のやる気を奪ってしまうため、人が逃げていきます。
ネガティブ思考は、尊敬とほど遠い状態なのです。
尊敬される人は、ポジティブ思考が特徴です。
しかも普通のポジティブ思考ではなく、徹底的なポジティブ思考です。
失敗をしても「教訓になった。これでよくなる」と前向きに受け止めます。
嫌なことがあっても「厄払いができた。次はきっとうまくいくだろう」と考えます。
たとえ人から批判されても「自分の悪いところが見つかった。早いうちに気づけて良かった」と感謝します。
ポジティブ思考の人にとって、悪い出来事は存在せず、いい出来事しか存在しません。
だから、いつもにこにこしています。
どんなことでも肯定的・前向きに捉える人には、人間的な魅力が感じられます。
ポジティブ思考の人は、一緒にいて楽しいので、多くの人が集まってきます。
徹底的に前向きに考える姿勢があるから、周りから「素晴らしい」と尊敬されるのです。
あなたは、ポジティブ思考ですか、ネガティブ思考ですか。
ポジティブ思考なら、もっと肯定的な考え方を心がけましょう。
「元気で明るい人」というだけで尊敬されます。
ポジティブ思考を高めていくほど、ますます尊敬される人になれるでしょう。
もしネガティブ思考なら、これからポジティブ思考になりましょう。
ポジティブ思考もネガティブ思考も「癖」です。
ネガティブに考える癖があるなら、考え方を入れ替えて、ポジティブに考える癖をつければいいだけです。
生まれつきの性格も関係する点もありますが、微々たる程度。
心がけしだいで改善できる思考です。
「今さら性格を変えるのは無理」と思うのではありません。
「気づけて良かった。今から変えていこう」と思うことです。
発想を転換すれば、どんな挑戦も成長や意味があることがわかるので、行動するのが楽しくなります。
一度しかない人生なら、やはりポジティブ思考がベストです。
ネガティブ思考よりポジティブ思考のほうが、人生を濃く生きることができます。
ネガティブな発言をしていませんか。
「自分はネガティブな発言をしていない」
そう思っていても、無意識のうちに言っていることがあります。
「いらいらする」
「もう本当にむかつくな」
「なかなかやる気が出ないよ」
「疲れた。飽きた。体がだるい」
「もう嫌だ。やめたくなってきた」
「これをして何の意味があるの?」
「どうせ失敗するに決まっている」
こうした発言に心あたりがあれば要注意です。
もちろんどれも本音なのでしょう。
「正直に思ったことを言って何が悪い」と思うかもしれません。
何を発言しようと、個人の自由です。
思ったことを正直に言うのは悪いことではありません。
しかし、少なくとも尊敬される人を目指すなら注意したい言葉です。
ネガティブな発言を聞いて、どんな気持ちになるでしょう。
少なくとも「かっこいい」「幸せそう」「余裕がある」などの明るい印象はないはずです。
むしろ「かっこ悪い」「不幸そう」「余裕がない」などの暗い印象のほうが大きいでしょう。
愚痴や不平不満の会話は、陰湿で非生産的でつまらない。
陰湿でどろどろした空気が流れ、近寄りがたい雰囲気が出ます。
ネガティブな発言をすると、聞いた人を不安にさせてしまいます。
ネガティブな発言をしている人に、かっこいい人はいません。
また発言した本人も、ますますテンションが下がります。
ネガティブな発言をしている人に、尊敬できる人はいません。
ネガティブな発言をすればするほど、尊敬できない人になってしまいます。
心がけるなら、ネガティブな発言ではなく、ポジティブな発言です。
「難しいけど、最善を尽くします」
「大丈夫。きっとうまくいくよ」
「疲れてきたけど、ここからもう一踏ん張りしよう」
「人生に無駄は1つもない」
「結果は出ないかもしれないけど、経験は無駄にならない」
「まだまだこれからが本番です」
「ピンチだけど、なんとか頑張って、チャンスに変えようよ」
できるだけ希望と幸福に満ちた言葉を発したほうが、周りを明るい気持ちにさせます。
なにより発言した本人が元気になっていけます。
発した言葉をいちばんよく聞いているのは、自分です。
明るい言葉を聞いているだけで、テンションが上がってきて、気力が湧いてくるでしょう。
ポジティブな人からは、自信と自己肯定感が強く感じられます。
「いいな。あんなふうになりたい」と思われ、結果として、尊敬されるようになるのです。
尊敬されたいなら、悪口を言わないことです。
人から尊敬される人は、人の悪口を言いません。
もちろん悪口を言いたいと思うことはあるでしょう。
人から嫌なことをされて腹が立ったら、誰かに悪口を漏らしたくなるのは普通のこと。
心の器にも限界があります。
むかむかして、心の中に不満や怒りがたまっていけば、誰かに聞いてもらいたくなるでしょう。
しかし、悪口を言いたくなったときが正念場です。
悪口を言うのは、下品なストレス発散の1つ。
「私はあの人が嫌い」
「一緒にいると、いらいらしてくる」
「ミスしてほしい。失敗してほしい。負けてほしい」
悪口を聞かされた相手は、表向きは笑っていても、心ではぞっとしているでしょう。
「下手に関わると、今度は自分まで悪く言われそうだ」
悪い予感がして、人が避けていきます。
悪口は、人を不快にさせるだけで、いいことはありません。
悪口を言うことは、自分の人格と品格を下げる行為です。
もともと尊敬されている人でも、悪口を言い始めると、一転して悪印象に変わります。
人の悪口を言うことは、自分の悪口を言うことになるのです。
悪口を言いたくなっても、喉のところでとめておくのが賢明です。
できるだけ悪口は控え、代わりに褒め言葉を心がけましょう。
どんな人でも長所や美点があります。
たとえ最低最悪と思う人でも、褒めることができる点が1つはあるはずです。
できるだけ相手の長所や美点を見つけ、褒めたたえるようにしましょう。
「この人にはどんな素晴らしいところがあるだろうか」
宝探しの感覚で探せば、きっと何か良いところが見つかるでしょう。
そして見つかれば、思うだけでなく、積極的に褒め言葉として伝えることが大切です。
「初めて知りました。物知りなんですね」
「すてきだね。かっこいいね」
「おしゃれですね。センスがいいですね」
「すごいですね。尊敬します」
「さすがですね。私も見習います」
褒め言葉は、人間関係の潤滑油。
摩擦を減らし、スムーズにさせます。
褒めると、相手に喜んでもらえるだけではなく、自分の印象もよくなります。
相手を褒めて好きになろうとすると、自分まで好かれるようになります。
「相手の良いところを見つけるのが上手だね」と思われ、尊敬されるのです。
さて、今日はどんな褒め言葉で喜ばせますか。
いいところを見つけようと積極的に意識すれば、きっとすぐ見つかるはずです。
尊敬される条件の1つ。
それは「行動力」です。
「行動なら私もしている」と思うかもしれませんが、ルーティンになった日常行動ではありません。
たとえば、通勤や通学による移動も行動の1つですが、あくまでルーティンです。
日常範囲の軽微な行動であり、特別難しいことでもありません。
食事・洗顔・入浴も行動の1つですが、日常のルーティンであるため、行動力には該当しません。
行動力とは何か。
行動力とは、自分の意思で積極的に行動を起こすことをいいます。
言うだけで、行動しない人がいます。
「いつかやってみたい」と言いつつ、いつまで経ってもしない。
「時間があるときにしておくね」と言いながら、ずっとしない。
「あとから仕事をしよう」と言っておきながら、どんどん先延ばしにする。
こうした人は「行動力がない」と言われても仕方ないでしょう。
単にど忘れしている場合もありますが、行動していないのは事実。
言うだけで行動しないため、なかなか仕事が進みません。
どれだけ言葉が威勢よくても、行動がゼロなら無意味です。
夢を持っていても、行動がゼロなら、叶う可能性もゼロです。
「ほら吹きだね」「どうせ言っているだけでしょう」と思われ、人々から失望されるのです。
尊敬される人は、行動力があります。
必要な仕事は、次々着手していきます。
余計な先延ばしはしません。
いつも最短で仕事を終わるように心がけています。
今日できる仕事は今日中に終わらせます。
予定変更をするときも、先延ばしではなく、前倒しから考えます。
自分の意思で積極的に行動を起こすため、仕事はどんどん進み、夢もどんどん叶っていきます。
やる気があっても行動しますが、やる気がなくても行動します。
やる気が出るまで待つのではなく、行動しながらやる気を出していきます。
また思っているだけではなく、具体的な行動を心がけているのが特徴です。
アイデアを思いつけば、思うだけで終わらせず、実際に試してみます。
わからないことがあれば、ほったらかしにせず、すぐ辞書やインターネットで調べて解決します。
次々行動をしていく様子は、誰から見てもかっこいい。
自分の道を自分で切り開いている姿です。
実際に体を動かしている様子は、たとえ失敗で終わっても、行動力が評価されます。
行動力の改善は、今すぐ可能です。
思うだけで終わらせず、とにかく具体的な行動を心がければいいだけです。
自分の意思で積極的に行動を起こしていきましょう。
積極的に手と足を動かしていきましょう。
「あとからしよう」ではなく「今すぐしよう」と思う癖をつけていけば、行動力が高まります。
何から始めていいかわからなければ、まず目の前にある仕事から取り組んではいかがでしょうか。
行動が大変なのは、最初だけです。
一度動き始めたら、勢いとリズムが生まれ、ますます進めやすくなります。
誠実とは何か。
誠実とは、言葉や行動に嘘・偽り・ごまかしがなく、真心のこもっていることをいいます。
誠実であることは簡単そうに思えますが、いつの間にか不誠実な行動をしている場合が少なくありません。
たとえば、次のような行動に心当たりはありませんか。
どれも重大な問題ではありません。
日常の小さなマナー違反。
1回や2回くらいで、不仲になったりけんかになったりすることはないでしょう。
たとえトラブルが起こったとしても、謝れば、すぐ解決する問題です。
悪気はなくても、時に魔が差して、責任逃れや責任転嫁をしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、やはり誠実に欠ける言動であるのは事実。
「少しくらいいいよね」「ばれなければいいよね」という油断があると、つい不誠実な言動を行うことがあります。
不誠実な言動をするたびに、少しずつ信用が失われ、失望されていくのです。
そのため尊敬される人は、常に誠実であることをモットーにしています。
どれも小さなことですが、少しずつ信用が積み重なっています。
常に真剣で真面目です。
誠実な人が嘘をつくのは、冗談やジョークのときくらいです。
だから多くの人から、尊敬されます。
尊敬される人になりたいなら、あらためて誠実を意識することです。
「これをすれば誠実になれる」というものではありません。
誠実とは、その人の総合的な言動の積み重ねで判断されます。
小さなことでも、嘘や偽りがなく、真心のこもった言動を徹底することが大切です。
あなたは自分の哲学を持っていますか。
尊敬と哲学は、切っても切れない関係があります。
尊敬されない人には、哲学がないため、周りに流される状況が目立ちます。
勧められたから、買う。
誘われたから、参加する。
周りに言われたから、行動する。
言われたことを、そのまま信じてしまう。
たとえ嫌なことでも、嫌われるのが怖くて、イエスと答えてしまう。
心当たりがあるなら要注意です。
素直と言えばそれまでですが、実際は周りに流されていて、主体性が伴っていません。
ふらふら流された生き方をしていると「大丈夫だろうか」と周りを不安にさせます。
自分の意思と判断で行動していないため、尊敬されるどころか、むしろ心配されるでしょう。
仕事でも人間関係でも、流れに任せた行き当たりばったりになります。
悪い人に騙されるのは、時間の問題です。
自分の哲学を持っていない人は、主体性のない生き方になってしまうのです。
そこで必要なのが、哲学です。
尊敬される人には、哲学があります。
哲学と聞くと、難しいイメージをするかもしれませんが、専門的な学問は不要です。
一言で言えば「自分なりの価値観や考え方」です。
哲学は、目に見えない思考ですが、生きるうえで重要な要素です。
こんにゃくをイメージしてください。
こんにゃくだけでは、ふにゃふにゃして不安定な状態です。
そのこんにゃくの中心に1本の串が刺さると、全体がしっかりして、安定するようになります。
こんにゃくに刺さった串こそ、哲学です。
哲学とは、あなたを安定させ、強くさせるもの。
哲学が確立されると、自分の軸ができ、主体性が確立されます。
自分なりの価値観や考え方があるため、自分らしい生き方を突き進めるようになります。
哲学を持っていると、物事を判断するとき、スムーズになります。
「こういう状況では、こう対処する」「こういうパターンでは、こう行動する」といった明確な考え方ができます。
たとえ嫌なことでも、反感を持たれるのを覚悟のうえ、きちんと断れます。
哲学を持っている人の生き方は、強さと輝きがあります。
周りに流されず、自分の責任で行動する様子は、多くの人が憧れる人間性です。
だから「いいな」「あんなふうになりたい」と尊敬されるのです。
私たちが大切にしなければいけない存在は、身近に存在します。
人間関係です。
尊敬される人に共通するのは「人を大切にしている」という点です。
たしかに人付き合いには、手間暇のかかる一面もあります。
人間関係を維持するには、それなりのコストと労力がいります。
連絡のやりとりには手間暇もかかります。
一緒に遊ぶにしても、時間を空けたり気遣ったりする必要があります。
食事をするにしても、プレゼントを贈るにしても、お金が必要です。
時には面倒なトラブルが発生して、煩わしく思うこともあるでしょう。
人間関係には、お金や手間暇がかかるのも事実です。
しかし、人生を豊かにしてくれる存在こそ、人です。
人が幸せを感じるのは、人と接しているときです。
楽しい時間を過ごせるのも人。
勇気づけたり励ましたりしてくれるのも人。
困ったときに助けてくれるのも人。
金運・恋愛運・仕事運といった幸運をもたらしてくれるのも、人です。
人間関係は、人生で最も大切なことの1つ。
幸せのほとんどは、人が運んできてくれると言っても過言ではありません。
人間関係が豊かになることは、人生が豊かになることと同じです。
そのため、尊敬される人は「人こそ人生の宝」と信じ、大切にします。
お世話になったときには、きちんと「ありがとう」と感謝をします。
相手に迷惑をかけてしまったときは、素直に「ごめんなさい」と謝ります。
人との約束もきちんと守ります。
信頼関係は、人間関係で最も大切なこと。
約束を破ることは信頼を傷つけることになるので、小さな約束でもきちんと守ります。
人間関係を深める努力も惜しみません。
楽しく過ごす時間をつくって、たくさんの思い出をつくっていきます。
取引先やお得意先には、季節の折に、お中元やお歳暮などを贈ります。
特別大切なパートナーのためなら、労を惜しみません。
記念日には、心のこもったプレゼントを贈り、一緒に祝います。
もし困っているなら、わが身のように乗り出し、助けに行きます。
人を大切にしているからこそ、どんどん人間関係が深まります。
人間関係とは、ワインに似ています。
一晩で出来上がるものではなく、長い年月をかけて少しずつ深めていくもの。
時間が長く経つにつれて、味わい深くなります。
完成形はなく、時間をかけて形を変えながら深まります。
あなたは今、どれだけ人を大切にしていますか。
人を大切にするとは、人生を幸せにすることと同じです。
人を大切にすればするほど、温かい心が相手に伝わり、相手からも慕われるようになります。
人によって態度を変えていませんか。
自分では意図せずとも、態度が変わっていることがあります。
もちろん実際の現実では、人によって態度を変えることが必要な場面もあります。
上司や先輩には、敬語やマナーを意識しながら接する必要があるでしょう。
取引先や得意先には、長く取引が続くよう、丁寧で礼儀正しく接することでしょう。
好きな人の前では特別優しく接することも、恋愛ではよくあること。
大切な人の前で不手際やトラブルがあってはいけません。
不快にさせることがないよう言葉遣いや態度に注意しながら接したくなるでしょう。
少しでも自分に好印象を持ってもらえば、より良い関係も長く続くはずです。
人によって態度を変えるのは、人間関係の処世術に思えます。
しかし一方で、自分に関係ない人には、急に態度が悪くなる人がいます。
年上には謙虚に振る舞うが、年下には偉そうに振る舞う。
目上の人には敬語を使っても、目下の人ならため口を使う。
好きな人の前では優しくなるが、そうでない人の前では厳しくなる。
これは良くありません。
人によって態度を変えている人は、周りからの印象が良くありません。
丁寧に振る舞われた人にとってはよくても、乱暴に振る舞われた人にとっては不快です。
差の大きい態度は、端から見て、調子のいいご機嫌取りに見えます。
自分中心の考え方があり、卑しい心が垣間見えます。
なぜ人によって態度を変える人は感じが悪いのか。
それは、自分にメリットがあるかどうかで態度を変えているからです。
雑に扱われた人は、間接的に「あなたと接してもメリットはない」と言われているような印象を受けます。
ばかにされたり見下されたりしている感じがあるため、悪印象。
自分にメリットがあるかどうかで態度を変えるのは、上品とは言えません。
優劣や上下を意識していたり、差別意識を持っていたりすることもわかります。
周りの人から悪印象を受ける原因になる。
人によって態度を変える人は、どれだけ実力や功績のある人でも、尊敬されないのです。
どんな人の前でも同じ態度を心がけるようにしましょう。
丁寧で礼儀正しい態度を心がけるのがベスト。
自分にメリットがあるかどうか関係なく、誰と接するときも、丁寧で礼儀正しい態度を心がけるのが最も好印象です。
「あなたは大切な人です。貴重な存在です」というメッセージを伝えることができます。
人を尊重する人が、人から尊重されます。
「あの人は感じがいいね」と言われるようになり、人から尊敬されるのです。
尊敬される人は自慢しません。
どんなに素晴らしい賞を取ろうと、どれだけ実力や功績が優れていようと、偉そうな発言をしません。
もちろん周りから「すごいですね」「素晴らしいですね」と言われるのはいいのです。
あくまで周りから言われる言葉なので、自慢には当たりません。
自分からずけずけ言う発言ではないため、相手を不快にさせることはありません。
しかし、聞かれてもないのに、自分からずけずけ自慢をするのは良くありません。
尊敬される人は、自慢は下品な発言であることを知っています。
偉そうな発言は、自分の実力や功績をひけらかすことになるため、下品な行為になります。
自慢は、承認欲求の表れです。
承認欲求が強すぎると、周りからうっとうしいと思われるだけ。
露骨に自分の実力や功績をひけらかすと、周りを不快にさせるため、言いたくてもぐっとこらえます。
尊敬される人の中に「自慢」という文字はないのです。
尊敬される人は、自慢は控え、謙虚を心がけています。
自分の地位・能力・功績におごることはなく、素直な態度で人に接します。
「少し運が良かっただけです」
「みなさまの協力のおかげです」
「賞を取らせていただきます」
「好きなことをこつこつ続けていたら、いつの間にかこんなにできていました」
「ここで立ち止まらず、今後も精進を続けて参ります」
大きなことを成し遂げたとしても、大きくひけらかしたりはしません。
それどころか「運が良かった」「周りのおかげ」「助けてもらってばかり」など、へりくだった発言や態度が目立ちます。
「こんなすごいことを達成したのに、まったく偉ぶらないなんてすごいな」と思われる。
だから、ますます尊敬されるのです。
自慢をしそうになったら、ひとまずぐっと抑えておくことです。
発言に迷ったら、謙虚な言葉をしておけば、間違いはありません。
尊敬される人は、偉そうな態度とは無縁です。
嫌われる人は「年齢や立場が高いなら、偉そうな態度でもいいだろう」という慢心が目立ちます。
「能力が高いのは事実なのだから、自慢してもいいよね」
「激しい競争に勝ち抜いた地位だから、少しは横柄に振る舞っても良いだろう」
「頑張って身につけたスキルなのだから、偉そうな態度を見せて何が悪い?」
たしかに苦労して得たものが大きければ大きいほど、偉そうにしたい気持ちも出てくるでしょう。
ほかの人より優れているのが事実なら、少しは威張りたい気持ちも出てくるはずです。
ここが落とし穴です。
年齢や立場が高いから、偉そうな発言をしてもいいわけではありません。
レベルの高いスキルを身につけているから、横柄になっていいわけでもありません。
偉そうな態度は、相手を見下しているのと同じ行為。
相手を見下している時点で、尊敬される態度ではありません。
「そんなこともわからないの?」
「これくらい猿でもできるでしょう」
「あなたには難しすぎてできないよね」
偉そうなことを言われると、誰でもむっとするでしょう。
本音だとしても、相手を不快にさせる言葉は不適切です。
偉そうな態度をしているかぎり、どれだけ実力や実績があろうと、周りから嫌なことを言われます。
「偉い人なのかもしれないけど、感じが悪い」
「立派な人かもしれないけど、ああはなりたくないね」
「すごい人かもしれないけど、いい人とは言えないよね」
高い評価はあっても、きちんと正しく評価されなくなります。
たとえ実力や実績は素晴らしくても、慢心して向上の努力をしなくなれば、右下がりしかありません。
その実力や立場を長く保てなくなり、いずれ衰退の道をたどることになるでしょう。
尊敬される人に目立つのは「謙虚」と「低姿勢」です。
どんなときも偉ぶらず、へりくだった態度を心がけます。
いつも腰を低くして、自分を目立たせる行為は避けようとします。
相手が年下でも、丁寧な態度と言葉遣いを忘れません。
自分より立場の低い人の前でも、へりくだった態度は同じです。
どれだけ自分のスキルが高くても「世の中にはもっとすごい人がいる」と考え、さらに上を目指そうとします。
どれだけ周りから称賛を浴びても、それにおごることなく、腰を低くしています。
謙虚と低姿勢は、人を心地よくさせることはあっても、不快にさせることはありません。
謙虚と低姿勢は、好印象に変わり「いい人だね。すごい人だね」と尊敬されていきます。
尊敬される人は、謙虚と低姿勢が当たり前になっているのです。
尊敬される人は、謙虚です。
自慢をしません。
偉そうな態度を見せることもありません。
どんなときも腰が低く、控えめな態度。
自分から成果をひけらかすことはなく、聞かれたら答える程度。
たとえ優れた功績を挙げても「運が良かっただけ」「皆さんのおかげ」「助けてもらってばかり」といって謙虚を貫きます。
しかし、ここがポイントです。
謙虚ではありますが、消極的ではないのです。
謙虚といえば「控えめ」「おとなしい」「慎ましい」という態度が目立つので、消極的を連想しがちですが、誤解です。
尊敬される人は、謙虚ですが、とことん積極的です。
静かな様子でも、心は燃えています。
表向きは平静を装っていても、内側では野心を燃やしています。
発言は丁寧で礼儀正しいですが、行動はがつがつしています。
尊敬される人は、言葉数は少なくても、行動量は多いのが特徴です。
たとえば、自分の興味関心のあることには、とことん積極的になります。
できないことがあれば、できる方法を考えます。
できるかどうかわからなければ、とりあえず試してみます。
不明点があれば、ほったらかしにせず、辞書やインターネットを使って自分なりに調べ、なんとか解決しようとします。
1人で実現できないなら、協力してくれる人を探そうとします。
断れるとわかっていても、無理を承知でお願いをします。
周りから「くだらない」「うまくいかない」とばかにされようと笑われようと非難されようと、とにかく行動します。
行動、行動、また行動。
積極的な姿勢があるから、実力や魅力が向上していき、経験も実績も積み上がります。
じっとしているだけでは、現実は変わりません。
現実が変わるのは、行動したときです。
情熱にあふれた行動をしていると、自分の願う現実に近づいていけます。
どんどん行動していく姿には勢いと輝きがあるので、自然と人が引き寄せられていき、協力者も集まります。
そして、人の手本となるような人物になっていくのです。
あなたはどれだけ理解力がありますか。
「理解力」と聞けば、知識量や経験量などを思い浮かべることが多いのではないでしょうか。
たしかに知識や経験が豊富なら、会話の守備範囲が広がるので、相手の話を理解しやすくなるでしょう。
知らないことより知っていることのほうが、相手の話についていきやすくなります。
相手を理解するのは、人間関係の基本。
相手の考えや気持ちを理解したうえで接することで、円滑な人間関係が実現します。
知識や経験が豊富であればあるほど、難しい話にもついていけるようになります。
しかし、実際のところ、知識や経験が豊富でなくてもいいのです。
理解力とは、知識量や経験量だけではありません。
本当に大切なのは、理解する姿勢があるかどうかです。
知識量や経験量だけでなく、理解する姿勢を含めて「理解力」です。
理解する姿勢は、人の心を動かす力があるため、尊敬に影響するポイントです。
尊敬できる人の場合、相手を理解しようとする姿勢が丁寧です。
たとえば、会話の際、常に聞き手になって話の理解に努めます。
「なるほど」「そうですね」と相槌を打ちながら、どんどん話を進めていきます。
もし悩みや苦しみを抱えているなら、できるだけ相手に寄り添って共感や同情に努めます。
「それは大変でしたね」「つらかったですね」「努力されたのですね」と慰めます。
たとえ経験のないことでも、できるだけ相手の立場を想像しながら、相手に寄り添おうとします。
「話を聞いてくれてありがとう」と相手から感謝されるでしょう。
もし相手の考えや気持ちが理解できなければ「理解できなくてごめんね」と謝ります。
理解する姿勢さえあれば、知識や経験が少なくても、さまざまな人の心に寄り添えます。
この謙虚な態度が相手を感動させ、尊敬されるのです。
包容力とは何か。
包容力とは、過ちや欠点なども含め、相手のさまざまな点を広く受け入れる力のことをいいます。
相手のすべてを包み込むように受け入れ、すべてを容認するということです。
包容力のある人は、相手のどんなことでも前向きに受け入れ、否定することはありません。
たとえば、相手に短所・欠点・コンプレックスがあっても、笑ったり非難したりしません。
「変ではないよ」と勇気づけたり「素晴らしい個性だね」と受け入れたりします。
相手がミスや失敗をしても、怒ったり怒鳴ったりしません。
「大丈夫だよ。気にしないでね」と慰めたり「次に頑張ればいいよ」と励ましたりします。
相手に変わった趣味があっても、批判したりけなしたりしません。
「面白い趣味ですね」と価値観を受け入れたり「今度詳しく教えてください」と誘ったりします。
自分より能力が劣る人でも、ばかにしたり見下したりしません。
「一緒に頑張っていこう」と元気づけたり「これからもっとうまくなるよ」と期待したりします。
「わからないことがあったら何でも聞いてね」と余裕のある言葉も言えます。
包容力のある人は、相手の過ちや欠点なども含めてすべてを受け入れるため、人と対立することはありません。
どんなことでも受け入れてくれるので、むしろ多くの人から愛されます。
心の大きさを感じられるので「何て優しい人なのだろう」「私もあんなふうになりたい」と尊敬されます。
あなたは、どれだけ包容力がありますか。
包容力を身につけるには「何でも前向きに受け入れよう」という意識が大切です。
優劣や損得、階級や身分、勝ち負けや良しあしを意識しません。
すべてをありのまま受け入れましょう。
大きな心を意識しているうちに、だんだんさまざまな価値観を受け入れられるようになります。
「受け入れよう」という気持ちを持っておくと、心の準備が整い、ますます受け入れやすくなります。
世の中にはさまざまな人がいることを理解するうちに、あなたの心の器も大きくなっていくでしょう。
また普段から余裕をつくることも欠かせません。
気持ちの余裕があると、心にゆとりができるので、さまざまな価値観を受け入れやすくなります。
なにより「必ず包容力のある人になる」と意識することが大切です。
「自分には無理」と思うのは良くありません。
「自分ならできる」と前向きに取り組むことで、だんだん包容力が身についていきます。
尊敬される人は、スキルを身につけています。
普通程度のスキルではなく、人に誇れるくらい、レベルの高いスキルであることがポイントです。
自由自在に操れる語学力。
サーバーの構築運用に精通したITスキル。
おしゃれなセンスにあふれた絵を描けるデザインスキル。
複雑な処理を組み立てることができるプログラミングスキル。
どんな人ともスムーズに会話ができるコミュニケーションスキル。
簡潔で説得力のあるプレゼンスキル。
人をまとめることができるマネジメントスキル。
そのほか、芸事・職人技も立派なスキルです。
やはりスキルが高ければ高いほど、より優れた結果を出しやすくなります。
普通の人にはないスキルを持っているということは、普通の人にはできない仕事ができるということ。
スキルの高さは、仕事の実力と正比例するわけではありませんが、強く関係する部分です。
人は、自分にはないスキルを持っている人を尊敬します。
なかなか真似できないほど高いスキルを持っている人には、素直に「すごい」「優秀だ」「素晴らしい」と感激します。
そのスキルが自分の仕事に関係した分野なら、習得の難しさやスキルのレベルを実感しやすくなるので、ますます尊敬されるでしょう。
スキルを身につけるには、先天的な能力も関係する部分もありますが、後天的な努力のほうが大事です。
どんなスキルも、汗と努力の結晶です。
最初からスキルを身につけている人はいません。
優れたスキルを身につけている人は、一部の天才を除いて、圧倒的な努力をしています。
人に誇れるスキルを身につけていると、転職の際もアピールポイントになるため、有利になります。
希少価値が高くなるため、給与交渉でも有利に働きやすくなります。
一度身につけたスキルは、仕事に役立つだけでなく、自信と自己肯定感の向上にもつながります。
あなたは、人に誇れるスキルを身につけていますか。
世界一のスキルである必要はありません。
あくまで人に誇れる程度のスキルで、十分尊敬に値します。
どこから取り組んでいいのかわからないなら、まず好きなことに関係したことがいいでしょう。
好きなことは自然と集中しやすい上、長く楽しく続けやすくなるため、上達も早い傾向があります。
自分の好きなことに関係することで、身につけたいスキルがあれば、集中してみるといいでしょう。
スキルの習得は、だらだら取り組むより、集中的に打ち込んだほうが効果的です。
すぐ身につくとは限りませんが、根気よく経験を積み重ねていくにつれて、能力が向上していきます。
いずれ人に誇れるようなスキルへと磨き上がっていくでしょう。
「人前では見栄を張ってしまう」
「どうしても体裁にこだわってしまう」
「大事なプライドだけは捨てることができない」
普通の人は、多少なりとも見栄・体裁・プライドを大切にしながら生きているものです。
たしかに見栄・体裁・プライドは、自信や自己肯定感につながるポイントの1つでもあります。
時には人前で見栄を張りたくなることもあるでしょう。
虚栄心があると、自分を実際より素晴らしく見せたくなることもあるはずです。
体裁を気にして、外見を繕うこともあります。
あまり粗末な外見では、恥ずかしく感じるのも当然です。
プライドを持って仕事に打ち込むことも素晴らしいことです。
仕事に対する誇りは、根気と集中力に変換され、より良い結果を発揮しやすくなるでしょう。
しかし、本当にいい仕事をしたいなら、見栄・体裁・プライドは邪魔になることがあります。
いったん見栄を張ると、その状態を維持しなければいけないため、余計な労力を使います。
体裁ばかり気にしていると、注意が散漫になって、集中力が低下します。
不明点があっても、つまらないプライドにこだわっていると、人に聞けなくなります。
見栄・体裁・プライドにこだわると、心と視野が狭くなり、大切なチャンスを逃しやすくなります。
行動力も衰えるため、なかなか本来の実力を発揮しにくくなる。
当然ながら、結果も功績も残せなくなります。
では、尊敬される人はどうするか。
尊敬される人は、見栄・体裁・プライドにこだわりません。
大切な場面では、見栄・体裁・プライドをあっさり捨てることができます。
余計な見栄を張ることはありません。
見栄を張っても、自分の首を絞めるだけ。
常に謙虚で、低姿勢の態度を心がけています。
体裁にもこだわりません。
完全に無関心というわけではありませんが、気にしすぎることはありません。
体裁は、あくまでシンプルを基本としています。
プライドにもこだわりません。
もちろん大事にしているプライドもありますが、プライドにこだわったせいで、仕事が停滞するほうが大きな損失です。
仕事の障害になるなら、たとえ大事なプライドでも、あっさり捨てることができます。
見栄・体裁・プライドにこだわらなくなると、恐れるものがなくなるため、行動範囲が広がります。
仕事がスムーズに進むので、より良い仕事を発揮できるようになります。
見栄・体裁・プライドにこだわらない様子は、自分に自信がある証拠です。
「素晴らしい」と多くの人を驚かせ、尊敬されるのです。
自己肯定感とは何か。
自己肯定感とは、自分の価値や存在意義を肯定できている感情のことをいいます。
自分で自分の悪口を言っている人を見かけます。
「私は自分が嫌いです」
「私は自分に自信がありません」
「私を好きになってくれる人は誰もいない」
こうした人は、自己肯定感が低いと言っていいでしょう。
自分に自信がなく、優柔不断でくよくよしている人を、魅力的と思う人はいません。
力がなくて、弱々しい印象を受けると、尊敬されるどころか心配されるでしょう。
近寄りがたい雰囲気が出て、人が避けてしまいます。
自己肯定感は、ないよりあったほうがいい気持ちです。
尊敬される人は、自己肯定感があります。
「自分は素晴らしい人間である。生きる価値がある。人から必要とされている」という気持ちがあります。
自分の良いところだけでなく、悪いところも含めて、自分を好きになっています。
自己肯定感があるから、堂々と胸を張れます。
自信に満ちあふれた態度を見せることができます。
尊敬される人になりたいなら、自己肯定感を高めることです。
自己肯定感を高める基本は、成功体験を積み重ねていくこと。
小さなことでいいので、何かに挑戦して、少しずつ成功体験を積み重ねていきましょう。
いきなり難しいことではなく、簡単なことから挑戦すると、成功しやすくなります。
結果が出れば「自分はやればできる」「自分は素晴らしい」という思いが強くなります。
「自分はやればできる人間だ」という自己肯定感が高まります。
だんだん自分に自信が持てて、自分を好きになっていけるでしょう。
また、積極的に自分を認め、どんどん自己評価を高めていくことも大切です。
自分で自分のことを好きになりましょう。
自分の長所や得意だけでなく、短所や不得意も含めて、すべてを好きになるのがポイントです。
自分の短所や不得意は、チャームポイントと考えてはいかがでしょうか。
ネガティブと思えることも「魅力」として考えると、ポジティブに受け止めることができます。
自分で自分のすべてを受け入れると、自分の存在や価値観に自信がついてくるでしょう。
自分に自信を持つのに、特別な資格は不要です。
人から認められるのを待つ必要もありません。
周りからの評価は関係なく、自分でそう思っていくことが大切です。
誤解や思い込みでもいいので「自分は存在価値の高い人間だ」と認めていった人の勝ちです。
自分の評価は自分で決めることができます。
自分で自分の存在価値を認めていけば、だんだん自分のことが好きになり、自己肯定感が高まります。
自信を持って「自分が好き」と言えるようになるはずです。
尊敬される人の特徴の1つが、高い自己管理能力です。
自分の体調・生活・仕事を思いどおりにコントロールできているということです。
自己管理を行うには、欲を我慢したり自分に厳しくなったりする必要があります。
きちんとできている人より、できていない人のほうが多いのが実情です。
だからこそ、きちんと自己管理ができている人は、優秀と認められ、尊敬されます。
「自己管理」と一言で言っても、数多く存在します。
尊敬される人は、次のような自己管理が徹底されています。
たとえば、食事です。
標準体重を維持できるよう、暴飲暴食は避け、食事の量に注意しています。
健康意識も高く、栄養バランスの整った食事をしています。
定期的な運動も欠かせません。
運動不足は、免疫力や基礎代謝の低下を招いたり、ストレスをためやすくなったりします。
普段から適度な運動を心がけ、気持ちのいい汗をかいています。
しっかり運動をすると、ストレス発散になり、夜もぐっすり寝やすくなります。
十分な睡眠も心がけています。
睡眠は、人生の3分の1を占める大切な時間です。
毎日、7時間から8時間は寝るよう心がけています。
どんなに忙しいときでも、最低でも6時間は寝るよう死守しています。
仕事の管理も上手です。
仕事は、きちんと計画と優先順位を立ててから取り組みます。
納期に間に合うよう、無理のない範囲で仕事のペースを意識しています。
やる気がないなら、自分にむちを打って動き始めます。
ストレス発散も上手です。
ストレスをためすぎると、心身に悪影響を及ぼして、体調不良の原因になります。
適度に趣味や娯楽を楽しんで、上手にストレスを発散していきます。
ストレスを発散して、エネルギーを充電できると、仕事にも全力で打ち込めるようになります。
忘れがちなのは、お金の管理です。
お金の管理も、自己管理の1つ。
尊敬される人は、お金を消費・浪費・投資の3種類に区別できています。
できるだけ消費や浪費を抑える一方、適度な投資を心がけます。
欲しいものがあっても、必要ないものならぐっと我慢します。
お金の管理が上手なので、貯蓄もスムーズに貯まります。
自分を管理できている人は、きちんとしている印象を与えることができます。
さて、あなたはいかがでしょうか。
管理すべき点はたくさんありますが、どれも100点満点を目指す必要はありません。
少なくとも最低ラインを満たしていれば十分です。
自己管理能力は、低くて困ることはあっても、高くて問題になることはありません。
少しでも自己管理能力を磨いて高めていきましょう。
尊敬できる人は、感情のコントロールが上手です。
腹が立っても、怒鳴らない。
むかむかしても、言い返さない。
心はいらいらしても、できるだけ落ち着いた言動を意識します。
感情がコントロールできている人からは、成熟した大人の魅力が感じられます。
人は、感情の生き物。
感情の支配から自由になれると、感情に流されず、思いどおりの人生を歩みやすくなります。
感情がコントロールできると、けんかもトラブルも少なくなり、物事をスムーズに対処しやすくなります。
しかし、感情のコントロールは、簡単そうで難しい問題です。
いらいらしても、気持ちを抑えればいいだけですが、実際はそう単純ではありません。
感情が乱れているときは、なかなか冷静に対処できません。
理性と自制心が失われているときは、自分が自分でなくなっているときです。
不快で不機嫌なときほど心に余裕がなくなり、ネガティブな感情を吐き出したい衝動に駆られます。
なかなか思うようにいかず、苦労している人も多いのではないでしょうか。
ここに誤解があります。
感情のコントロールは、最初からあるものではなく、鍛えていくものです。
運動に似ていて、トレーニングによって強くなり、向上していきます。
感情のコントロールは、脳の「前頭前野」という領域が担っています。
脳機能の1つなので、誰でも最初は未熟な状態です。
経験を積んでいくうちに前頭前野が鍛えられ、上手に感情をコントロールができるようになります。
少しでも感情のコントロールができるように努めましょう。
腹が立っても、怒鳴らない。
むかっとしても、言い返さない。
心はいらいらしても、できるだけ冷静な心を意識します。
むかっとしたときこそ、心の器を広げるチャンス。
いらいらを我慢しているときは「脳を鍛えている」と思えばいい。
そうすれば、感情が乱れても抑えやすくなるでしょう。
普段から冷静を心がけていると、前頭前野が鍛えられ、次第に感情のコントロールがうまくなります。
また、仕事に取り組む際は、自分に「頑張れ」と言い聞かせ、やる気を高めることも大切です。
自分に力強い言葉をかけると、ポジティブな感情が湧き出てきます。
自由自在に感情をコントロールできると、潜在的なパワーを発揮しやすくなります。
尊敬される人は、大きな功績を残している特徴があります。
たとえば、研究活動を通して、会社の業績に大きく貢献したこと。
特殊な開発プロジェクトを成功させて、会社の危機を救ったこと。
人々を魅了させる素晴らしい作品を完成させたこと。
事業・研究・開発・創作・発明。
功績の形は多種多様ですが、共通しているのは「人類と社会の発展に大きく寄与した」という点です。
大きな貢献は、誰でも残せるものではありません。
長年のたゆみない努力の積み重ねによって達成できるもの。
困難があっても諦めずに乗り越え、圧倒的な努力と工夫によって成し遂げられます。
だからこそ、大きな功績を残した人は、称賛の対象になります。
功績の規模が、偉大であればあるほど、多くの人から尊敬されます。
大きな功績を残すには、1つのことを突き詰める必要があります。
簡単に実現できるのはまれで、長期にわたる努力の積み重ねが必要です。
時間はかかってもいいので、一定の形になるまで深く掘り下げることが大切です。
大きな功績を残した人は、必ず注目されます。
すさまじい努力をした証明であり、多くの称賛を受けることになるでしょう。
特に大きな功績を残した人は、現世だけでなく、後世までその名前が残り、たたえられます。
誤解しないでほしいのは「功績は、偉大である必要はない」ということです。
もちろん功績は大きいほうが素晴らしいですが、一定の成果なら、十分称賛に値します。
また、功績を残すには才能が必要と思われがちですが、これも誤解です。
功績を残した人は「才能があったから」と言いません。
大きな功績を残した人ほど、才能以外を理由に挙げます。
発明王で有名なエジソンも「天才とは、ひらめきは1%にすぎない。99%は努力だった」と答えています。
つまり、大きな功績を残すために必要なのは、才能ではなく、努力です。
努力ができる人なら、誰でも功績を残すチャンスがあるということです。
功績は、誰でもなし得ることではありませんが、誰でもなし得るチャンスはあります。
すべては、努力しだいです。
「自分には才能がないから」という言い訳をせず、まず携わっている仕事から突き詰めていくといいでしょう。
どんな仕事も社会につながっているので、大きく発展させていける可能性があります。
長い時間はかかりますが、一定のレベルまで突き詰めれば、それが自然と功績になります。
尊敬される人は、教わる立場より教える立場に多く見られます。
つまり、指導者です。
「先生」「監督」「コーチ」と呼ばれる立場は、尊敬されやすいのが現実です。
学生時代、知識が豊富な先生がいて、尊敬した経験があるのではないでしょうか。
社会人として働いているとき、頼りになる上司に仕事を助けられ、思わず感動した経験もあるかもしれません。
教える側は、立場上、自分の知識や技術を表現して活用する機会が豊富にあります。
自分の知っていることを相手にわかりやすく説明することになるでしょう。
「博識ですね」「物知りですね」と驚かれる機会も増えるため、尊敬されやすくなります。
人の役に立つことは、楽しいことでもあります。
教える行為は人と社会の役に立つことなので、価値や意義も感じやすいはずです。
教える立場になるには、高学歴が必要と思われがちですが、誤解です。
もちろん学歴はあったほうが便利ですが「相手より自分のほうが詳しい」と誇れる分野なら、学歴がなくても大丈夫です。
あくまで自分のほうが詳しく知っているなら、年齢や学歴にかかわらず、教える立場になることが可能です。
たとえば、家庭教師です。
大学生なら、中学生や高校性に勉強を教える立場になれるでしょう。
教える立場になることで、自分の知識不足に気づかされることもあります。
理解をしているつもりでも「つもり」になっていることが少なくありません。
うまく教えようとすると、相手の立場に立たなくてはならないため、自分にとっても勉強になるはずです。
知っていることをわかりやすく説明すると、相手に感謝されるうえ、尊敬されるでしょう。
また、ブログに自分の勉強成果を載せて表現してみるのも良い方法です。
ブログなら、24時間365日、読者に対して疑似的な家庭教師を実現できます。
わかりやすく説明できれば、読者の役に立つだけでなく、尊敬されるでしょう。
読んだ本の書評を載せるなら、インプットしながらアウトプットができます。
著作権に触れない範囲で書評を書けば、自分だけでなく読者にも役立ちます。
アウトプットしながら復習の効果も生まれるため、勉強効果が倍増するでしょう。
責任感とは何か。
責任感とは、自分の仕事や行為について、きちんと果たそうとする気持ちのことをいいます。
「責任」と聞けば、重苦しいイメージがあります。
喜んで責任を取りたがる人はいないでしょう。
誰でも責任を負いたくないと考えるのが普通です。
「責任を取ります」と言うのは簡単でも、実際に責任を果たすのは難しい。
責任と聞いた瞬間、誰でも緊張して、その場から逃げたくなるでしょう。
「余計な責任を負いたくない」
「できるだけ責任のない仕事をしたい」
「責任がないほうが自由で気楽」
そうした本音があるはずです。
だからこそ、きちんと責任感を持って行動できる人は尊敬されます。
責任は、尊敬されるために必要不可欠な要素です。
尊敬される人は、責任感があります。
与えられた仕事は、途中で投げ出さず、最後までやり遂げようとします。
難しいことがあっても、簡単に諦めず、できうる手段を尽くして解決しようとします。
時には、残業や徹夜をすることもあります。
納期や締め切りに間に合うよう最善を尽くして、きちんと任務を果たそうとします。
うっかり仕事にミスが発生すれば、素直に自分のミスを認めます。
素直に反省をして、同じことを繰り返さないよう、きちんと対策を立てて改善に努めます。
もし自分がリーダーで部下が失敗すれば、指揮監督できなかった自分に非があると考えます。
自分が犯した失敗でなくても、原因の一端がある考え、チームの代表として責任を取ろうとします。
責任を意識すると、中途半端なことはできなくなるので、必然的に態度と行動が引き締まります。
背筋がぴんと伸び、表情がりりしくなり、行動が洗練されるのです。
そもそも尊敬される人は「尊敬されたい」と考えていません。
もちろん尊敬されたい考えが悪いわけではありません。
尊敬されたいために優しく接した経験は、誰でもあるでしょう。
知人友人から「すごいね」と言われたいために行動するのは、別に悪いことではありません。
褒められたくて行動するように、尊敬されたくて行動することも、人間のさが。
あくまで適度の範囲なら、行動を促すモチベーションの1つになります。
しかし、尊敬されたい気持ちはあっても、その気持ちが強すぎるのは要注意です。
「尊敬されたい」と思う時点で、少なからず打算や下心が存在しています。
「周りからすごい人と思われたい」
「周りから一目置かれる存在になりたい」
「周りから優れていると認められたい」
やましい考えが強くなるにつれて、打算や下心の度合いも強くなります。
行動するときの目的が、人助けや社会貢献ではなく、自分の見栄とエゴの達成になっています。
純粋な気持ちで人を助けるのではなく、尊敬されるために人を助けることになります。
相手に喜んでもらいたいから行動するのではなく、人気者になりたいから行動します。
世の中に貢献したい気持ちがあって取り組んでいるのではなく、自分の地位と名誉のために取り組もうとします。
それはよくないのです。
本当に尊敬されている人は、打算や下心のない状態で行動しています。
ノーベル賞の受賞者に共通しているのは「ノーベル賞を取るために仕事をしたわけではない」という点です。
あくまで世のため人のために尽くした結果であって、最初から受賞を目指して取り組んだ人は1人もいません。
打算や下心があると、意外と周りから見抜かれます。
態度・表情・言葉遣い。
打算や下心のある様子は、普段と違うので「何か別の事情があるのではないか」と疑われ、警戒されます。
行為の本当の目的がばれると、親切や人助けも台無しです。
どんな立派な功績もむげになります。
「やましい気持ちがあって行動していたのですね」と、相手は失望するでしょう。
尊敬の対象どころか、軽蔑の対象になります。
行為は素晴らしくても、打算や下心があると、やはり尊敬されるとは言えません。
打算や下心のある行動は、表向きは美しくても、実質は美しくないのです。
大切なのは「純粋な気持ち」です。
心の底から「助けたい」「貢献したい」「世の中の役に立ちたい」というまっすぐな気持ちがあってこそ、その行動も輝きます。
「尊敬されたい」ではなく「貢献したい」という気持ちが大切です。
大きな功績を残すには努力が必要ですが、その努力は、純粋な気持ちがあるから湧き出てきます。
貢献したい気持ちが底力になると、無限の努力ができるようになるのです。
尊敬される人と言えば、どんな人を思い浮かべますか。
博識で、高いスキルもあって、素晴らしい功績を残している。
立派で優れたイメージがあるためか「完璧主義」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
たしかに完璧主義は、見習うべき点も多くあります。
納得がいくまで、突き詰める姿勢は、質の高い仕事をするうえで有利に働きます。
最高を目指す姿には、覇気があります。
妥協を許さない仕事ぶりがあるからこそ、素晴らしい仕事を発揮できます。
欠点や不足がなく仕事ができれば、上司やお客さまに喜ばれ、高い評価が得られるでしょう。
簡単に諦める人より、諦めずやり抜く人のほうが、好印象なのは間違いありません。
しかし、完璧主義は、言うのは簡単でも、実現するのは困難です。
100点満点や100%は、簡単に達成できることではありません。
100点満点や100%を目指す様子は、終わりなき戦いに挑んでいる姿でもあります。
完璧の達成は、不可能ではありませんが、不可能に近いと言っていいでしょう。
思いどおりにいかないことがあると、すぐ感情が不安定になります。
いつも焦っていらいらしている様子は、余裕があるとは言えません。
また、完璧主義者は、自分の方法がベストだと信じているため、自分の価値観を押し付ける傾向があります。
自分が完璧を心がけるのはよくても、相手に同じ主義を押し付けると、迷惑になります。
完璧主義が原因で、仕事の納期が遅れることもしばしば。
完璧主義者は、時に「変人」と扱われることも少なくありません。
尊敬される人の中には完璧主義者も存在しますが、それはあくまで仕事の功績が評価されているにすぎません。
仕事の姿勢や功績は立派でも「ああなりたい」と思われることが少ないため、なかなか尊敬には結びつきにくいのです。
では、尊敬されるために必要な主義とは何か。
尊敬されるために必要なのは、完璧主義より最善主義です。
行うことができる範囲の中で最も良い状態を目指すということです。
真剣に取り組む姿は、美しくて尊く、多くの人を感動させるでしょう。
最善を尽くすから、より良い結果を残せます。
たとえ失敗しても「やるだけのことはやった」と納得できるため、満足感・充実感が得られます。
積極的に行動しつつも、身勝手な行動は慎んでいるため、周りに迷惑をかけることもありません。
どんな人でも最善を尽くす姿は、きらきら輝いて見えるようになります。
完璧ではなく最善を心がけたほうが、生き方が楽で楽しくなります。
生き生きした生き方ができるため、人からも好かれやすくなるのです。
「そうだ。尊敬されるには、お金持ちになるといいのではないか」
尊敬される方法として、高い経済力を思い浮かべる人もいるかもしれません。
たしかに「多くのお金を稼いでいる」という事実は、一見の価値があるでしょう。
お金を稼いでいるのは、仕事ができる証拠の1つと言えます。
知識・技術・コミュニケーション能力。
企画力・交渉力・プレゼン力。
ITスキル・デザインスキル・マネジメントスキル。
圧倒的な努力と工夫をしたからこそ、高い収入を得ています。
金銭感覚が優れていて、お金の価値観も素晴らしい。
無駄遣いを避け、こつこつ貯蓄を続けている姿勢は「素晴らしい努力の結晶」として尊敬に値するでしょう。
努力と苦労の結果としてお金持ちになったなら、尊敬されるのも当然です。
しかし、注意点もあります。
お金を持っているだけでは尊敬されないのです。
いくら収入が多くても、どれだけ貯蓄が多くても、お金を持っているだけでは何の役にも立ちません。
お金を持っているだけでは、ただの紙切れ。
精神安定剤くらいにはなりますが、社会を循環しないため、人を助けたり世の中に貢献したりすることはありません。
お金を持っているだけでは「だから何?」と思われるのがおちでしょう。
「すごいね」と驚かれたり「いいな」とうらやましがられたりしても、尊敬はされにくいのです。
世の中には、お金やお金持ちにネガティブな先入観を持っている人も少なくありません。
お金持ちであることをひけらかすと、尊敬どころか、ねたまれたり憎まれたりする対象になる可能性もあります。
貯めるだけで活用しないお金は、死に金です。
使う当てもなく貯め続けているだけの人は、守銭奴にすぎません。
お金を持っているだけでは尊敬されないのです。
大切なのは「持っているお金をどう使っていくか」です。
尊敬されるお金持ちは、お金を「生き金」として使っているのが特徴です。
たとえば、自己投資です。
書籍代や授業料など、自分の成長や向上のために使うお金は生き金の1つです。
お金を使った分だけ、知識や技能が身につけば、仕事力も向上します。
いずれ仕事に生かされれば、会社の発展に貢献でき、ゆくゆくは社会貢献にもつながっていくでしょう。
また、寄付という使い方も、生き金の1つです。
純粋に気持ちで行われる寄付は、世のため人のためになります。
間接的ですが、困っている人や恵まれない人たちを助けることができます。
世のため人のためになるようお金を使ってこそ、尊敬される人になれます。
尊敬される人は、余裕があるのが特徴です。
心と行動の両方に余裕があります。
もちろん時には忙しいときもあります。
繁忙期なら、残業や徹夜が多くなったり休日出勤が増えたりします。
仕事の勝負所なら、効率とスピードを重視しなければいけないときもあります。
ストレスとタイムプレッシャーを感じながら、仕事に取り組まなければいけないときもあります。
自分のことで精いっぱいなら、気遣いや思いやりは後回しになり、優しさが半減するでしょう。
しかし、尊敬される人は、忙しいときでも、できるだけ余裕をつくろうとします。
自分の話をするより、まず相手の話を聞こうとします。
相手の話を途中で遮らず、最後まで聞くようにします。
せかせか焦って行動せず、ゆったり落ち着いた行動を心がけます。
出社も、ぎりぎりに到着するのではなく、余裕を持って到着しましょう。
約束の待ち合わせも、3分までより、遅くても10分前には到着しておきたい。
たとえ忙しいときでも、表情は、仏頂面ではなく笑顔です。
どんなに忙しいときでも、にこにこした表情を心がけています。
余裕のある態度は、周りの人から見て、実力と自信に満ちあふれている様子に映ります。
忙しいなりに余裕をつくり出している様子を見て「いいな。あんなふうになりたいな」と憧れられます。
だから、素晴らしいと尊敬されるようになるのです。
尊敬されるから、余裕が出るのではありません。
余裕が出るから、尊敬されるようになります。
どんなときでも、できるだけ心と行動に余裕をつくりましょう。
余裕は、自然とできるものではなく、意識をしてつくるもの。
「今は忙しい」と思っても、意識をして心がければ、余裕をつくれます。
あなたには尊敬できる人がいますか。
わざわざ尊敬できる人をつくらなくても、生きていくことは可能です。
衣食住があって、友人がいて、最低限の収入があれば、生きていけるでしょう。
自分らしい生き方を貫く人なら、自分に集中すればいいだけなので「尊敬する人は不要」と思うかもしれません。
自分の価値観を大事にしている人なら、尊敬できる人がいなくても問題なく感じるのではないでしょうか。
しかしそうであったとしても、尊敬できる人は、いないよりいたほうがいい。
尊敬する人は、あなたの成長を押し上げてくれる存在だからです。
尊敬する人とは、お手本であり、憧れです。
尊敬する人がいる・いないでは、自分の限界も一回り変わります。
「この人が素晴らしい。自分も頑張って見習おう」と思える人がいると、励みになります。
自分の行動や振る舞いが引き締まり、スムーズな成長を促していけます。
「この人はすごい」と認めることは、自分の潜在力を刺激して、可能性を引き出す効果があります。
モチベーションを高めてくれ、根気や集中力を生み出します。
敬いあがめる対象がいるからこそ、人生に迷わず、堅実に生きていけます。
尊敬される人には、尊敬する人がいます。
たまたま尊敬している人がいるのではありません。
尊敬する人がいるから、飛躍的な成長を遂げることができ、結果として尊敬されるようになりました。
まだ尊敬する人がいないなら、今から見つけてみませんか。
今から見つけても間に合います。
尊敬できる人のつくり方は自由です。
自分が「すごい」と認めることができる人なら誰でもかまいません。
身近な人だけでなく、面識のない人も含めて広く探せば、見つかりやすくなります。
著者でも有名人でも故人でもかまいません。
直接会ったり話したりすることはなくても、その人の様子から刺激を受けるでしょう。
また分野別に尊敬する人を見つけるのもいいでしょう。
たとえば「知識についてはこの人」「礼儀作法についてはこの人」といった具合で、尊敬する人を見つけるのもOKです。
1人だけである必要はなく、何人いてもかまいません。
さまざまな人から刺激をもらったほうが、見識や世界観が広がって、価値観を深めていけます。
大切なことは「敬いあがめる存在をつくる」ということ。
尊敬できる人がいるから、ゆくゆく自分もそれに近づいていけます。
尊敬する人をつくっておくほうが、人生を何倍も有意義に生きることができるのです。
時に人は、見栄やエゴで行動することがあります。
「高く評価されそうなら行動してみる」
「かっこよく見られそうなら頑張ってみる」
「多くの人に尊敬されるなら挑戦してみる」
贈り物・寄付・ボランティアも、すべて自分の評価を上げるために行動する。
虚栄心と承認欲求が強く「認められたい」「尊敬されたい」という気持ちでいっぱいの状態です。
自分の見栄やエゴが満たされれば、さぞ気持ちがいいでしょう。
自分に自信がない人ほど、不足した自信を補おうとして、見栄やエゴで行動する傾向があります。
人によっては、見栄やエゴのために行動していることもあるのではないでしょうか。
もちろん人生では、見栄とエゴのために行動する場面もあります。
心と精神が未熟な段階なら、自分本位の欲望で行動することもあるでしょう。
また進学に向けた内申点の対策として、仕方なく取り組むこともあるかもしれません。
しかし、一時的にそうした事情はあっても、ずっとそのままの意識で行動するのは要注意です。
大人や社会人になってからも、見栄やエゴのために行動するのは良くありません。
見栄やエゴのために行動するのは、あくまで自分のため。
狭い範囲でしか物事を考えていません。
自分勝手でわがままな印象があり、周りを失望させるでしょう。
自己主張が強すぎると、周りから煩わしいと思われ、人が離れていくでしょう。
あくまで自分の欲望を満たすための行動は、尊敬されるどころか、軽蔑されてしまうのです。
尊敬される人の場合、行動目的がひと味違います。
尊敬される人は、見栄やエゴのためではなく、人類と社会のために行動します。
寄付やボランティアも、人類と社会のため。
仕事における研究や開発も、人類と社会のため。
自分の夢を叶えるのも、見栄やエゴのためではなく、人類と社会のため。
「貢献したい」「役に立ちたい」という純粋な気持ちがあるからこそ、多くの人の心を動かします。
本当に人を感動させるのは、利己の精神ではなく、利他の精神です。
尊敬とは、人類と社会のために行動してこそ発生します。
人類や社会の幸福を願う行動は、褒めたたえられる価値があります。
「素晴らしい」と称賛され、多くの人から認められるのです。
あなたには、夢がありますか。
子どものころは、誰でも夢を持っています。
「大金持ちになりたい」
「世界的な有名人になりたい」
「オリンピック選手になりたい」
「プール付きの巨大な豪邸に住みたい」
「宇宙旅行をしてみたい」
誰もが壮大な夢を持っていましたが、大人になるにつれて、だんだん夢を諦めたり忘れたりしていきます。
現実がわかるようになって、自分の夢が非現実的だと気づくこともあるでしょう。
経済的・時間的な事情から、夢を諦めるしかない状況に陥ることもあるでしょう。
時には夢を持つことが恥ずかしいと考えるようになることもあります。
もちろんあまりに非現実な夢なら、諦めるのも無理はありません。
大金持ちになる夢も、宝くじの1等でも当たらないかぎり、なかなか難しいでしょう。
オリンピック選手になる夢は、不可能ではありませんが、厳しい道のりがあります。
しかし、それでもやはり夢を持つことは大切です。
夢は、人を動かす原動力。
人に希望と生きる力を与え、人を強くさせます。
生きがいになり、日々を充実させます。
夢があると、底力も発揮しやすくなります。
「これを叶えたい」という夢があってこそ、未来に希望を持って生きることができ、気力が湧いてきます。
尊敬される人は、生きがいとなる夢を持っています。
夢を持つだけで、自然と生き方が引き締まるようになります。
「これを叶えたい」という夢があるから、底力がみなぎります。
夢を持って生きている姿は、かっこよく映り、人々を感動させます。
自然と人生に希望が湧いてくるので、毎日わくわくしながら生きることができるようになります。
夢とはいえ、大げさである必要はありません。
現実を鑑みて、実現可能な範囲の夢を持つことが大切です。
たとえば、海外旅行や仕事の成功といった夢なら、現実的なので、努力しだいで実現可能でしょう。
「これが叶うと幸せ」という夢を持つだけでいい。
たとえ他人に理解されない夢でもかまいません。
大切なのは、生きがいとなる夢を持って生きること。
あくまで自分が「尊い」と感じる夢であることが大切です。
人は、夢に生かされる生き物です。
地球上の生き物の中で「夢を持つ」という能力があるのは、人間だけです。
夢を持って生きている姿は、かっこよく映り、人々を感動させます。
まだ夢を持っていないなら、今から見つけましょう。
そして夢を夢で終わらせないよう、今できることから取り組みましょう。
夢に向かって突き進む積極的な姿こそ、尊敬される究極の条件です。