考えすぎてつらいときは、激しく体を動かす運動がおすすめです。
激しく体を動かすことなら何でもかまいません。
目安としては「汗を流す程度の運動」です。
軽微な運動も悪くありませんが、思考のループを断ち切るには、激しい運動が効果的です。
たとえば、ウォーキングやランニングです。
運動をしている間は体を動かすことに意識が向くため、心が無の状態になります。
ウォーキングやランニングは1人で楽しめる運動なので、場所さえあれば自由にできます。
しばらく続けていると、快感や充実感が出てきて、心が明るくなっていくでしょう。
運動なので、カロリー消費や筋力アップにもつながり、健康にも有効です。
仲間がいれば、競技系のスポーツを楽しむのもいい方法です。
野球・サッカー・バドミントン・テニス・バスケットボール。
スポーツのゲーム性に意識が向けば、くよくよ考えているどころではなくなります。
勝って喜び、負けて悔しがる。
勝敗のあるスポーツなら、はらはらどきどきした時間を楽しめます。
面白さや楽しさをたっぷり感じることができるので、心が充実感で満たされるでしょう。
筋トレも、激しく体を動かすよい運動です。
重いバーベルを上げ下げしている間は無我夢中になれるので、思考のループから抜け出せます。
しばらく筋トレを続けていると、だんだん体に汗がにじんできます。
大変で苦しくても、適度な物理的な負荷が充実感に変わります。
いつの間にか思考のループから抜け出せているでしょう。
そして激しく体を動かした後に待っているのは、爽快感にあふれた疲れです。
疲れが全身を包み込めば、くよくよ考える余裕もなくなって、ぐっすり夜も眠りやすくなります。
疲れのまま眠れば、気持ちよい夢も見られるでしょう。
考えすぎてつらいときは、体を動かしましょう。
体を動かしていても考えてしまうなら、もう少し運動の程度を上げます。
「疲れすぎて、何も考えられない」と思うまで、徹底的に運動です。
考えすぎる性格を根本的に直せるわけではありませんが、考えすぎる苦しみから抜け出せます。
激しく体を動かしている間なら、考えすぎることはありません。
運動は、くよくよ考えやすい人ほど心がけたい習慣です。