考えすぎるときは、こう自分を振り返ってみてください。
「実は疲れているだけかもしれない」と。
人は疲れているとき、余計なことまで考えすぎる傾向があります。
しかも、ポジティブではなく、ネガティブな方向に考えやすい傾向があります。
明るい未来より暗い未来を考えやすい。
自分勝手に悪い妄想ばかりを膨らまして、くよくよしてしまいます。
よいことを考えない割に、悪いことばかりを考えてしまいます。
疲れていると、心に余裕がなくなるため、思考が暴走を始めます。
疲れやすくなると考えすぎてしまい、考えすぎるとさらに疲れる悪循環に陥ってしまうのです。
考えすぎている自分がいれば「少し疲れているのかもしれない」と振り返ってみてください。
結論が出るまで、無理やり延々と考え続けるのはよくありません。
必要なのは、休憩です。
疲れているときは、素直に休憩するのがベストです。
休憩をすれば、怒りも焦りも興奮も静まります。
たとえば、仮眠です。
短時間の仮眠であっても、眠気や疲労感を取る効果は抜群です。
30分以下の仮眠なら、夜の睡眠にも影響しません。
飲み物を飲んで一息つくのもいいでしょう。
目をつぶってぼうっとするだけでも効果的です。
自動販売機で飲み物を買って、のんびりしながら飲むと、リラックスの時間が楽しめます。
もしコーヒーメーカーがあるなら、コーヒー豆を挽くところから作ると、よい気分転換にもなるでしょう。
見落としがちなのは、睡眠時間です。
睡眠時間が足りているか、生活を振り返ってみてください。
成人の必要睡眠時間は「8時間前後」といわれています。
7時間未満なら、イエローカード。
6時間未満なら、レッドカードです。
忙しいときほど時間や気持ちに余裕がないため、自分が疲れていることに気づきにくいことがあります。
睡眠時間が不足していると、前日の疲れが抜けきれないため、日中には疲れやすくなります。
きちんと睡眠時間を確保して、十分な睡眠を心がけましょう。
考えすぎてしまうときは、無理にそれ以上考えようとせず、素直に休むのが得策です。
きちんと休むことも仕事の一環です。
一休み・一眠りをすれば、あっさり解決するかもしれません。