気持ちの切り替えるにはどうすればいいのでしょうか。
動きを切り替えましょう。
「気持ちの切り替え=動きの切り替え」です。
どうすれば気持ちを切り替えられるだろうかと、机に向かって一生懸命考える人がいます。
残念ながら、それはあまり意味がありません。
動きが変わっていないからです。
じっとした状態のままで、気持ちががらっと切り替わることはありません。
同じ気持ちが続くだけです。
ふさぎ込んだ気持ちから抜け出したり、暗い気持ちから明るい気持ちになったりすることは困難です。
むしろますますストレスをためることになって、逆効果になりかねません。
気持ちの切り替えるには、動きを変えるのが一番です。
外に出て、散歩を楽しみましょう。
太陽の光、街の風景、風の香り、すれ違う人、小鳥の鳴き声。
外を歩いているだけで、いろいろな刺激が飛び込んできます。
おいしいものを食べましょう。
パスタ、ハンバーグ、焼き肉、パンケーキ、スイーツ。
腹を満たすことは、心を満たすことです。
おいしいものを食べれば、元気が出て、脳の調子も上向きになります。
筋トレをしましょう。
腕立て伏せ、腹筋、スクワット、ダンベルトレーニング、ベンチプレス。
たっぷり筋肉を動かせば、ストレスを解消でき、汗もにじみ出てきます。
気持ちの切り替えるために「散歩」「食事」「筋トレ」など別々のことをしているようですが、本質は同じです。
結局のところ「動きを変えている」のです。
動きを変えることで入ってくる刺激が変わり、入ってくる刺激が変わることで気持ちが切り替わります。
体の動きを変えることで、血行や心拍数も変化します。
結果として、リセット効果が得られるのです。