執筆者:水口貴博

グループディスカッションの30の対策

13

メモは、書記だけの担当ではない。

メモは、書記だけの担当ではない。 | グループディスカッションの30の対策

議論が複雑になると、頭が混乱してくる場合があります。

「誰が、何を話したのか」「何をすれば、どうなるのか」などです。

グループディスカッションでは、時間に限りがあります。

一度話したことを後で聞き返すのも、相手に失礼ですね。

聞き返したり同じ話を繰り返したりするのは、非効率です。

話し合いのテンポも悪くなるでしょう。

そんな状況を防ぐために活用できるのが、メモです。

メモは、書記だけがするものと思われがちですが、誤解です。

議論者にとっても、自分の頭を整理するために、メモが有効です。

メモを取ると、自分の頭を整理できる効果があります。

話の論点がよりはっきりするため、話に集中しやすくなるのです。

立派なメモである必要はありません。

箇条書きなど、簡潔なメモで十分です。

メモを取る姿勢を見せれば、議論がより活性化するでしょう。

グループディスカッションの対策(13)
  • 話を整理するために、メモを取りながら話し合う。
議論で興奮していると、いつもの癖が出やすい。

グループディスカッションの30の対策

  1. グループディスカッションの基本的な流れ。
  2. グループディスカッションに、小さなメモ帳では不十分。
  3. 個人単位より、グループ単位で評価されやすい。
  4. 役割ごとの、メリットとデメリット。
  5. 最も高い評価を得やすい立場とは。
  6. グループディスカッションを成功させるコツは、楽しむこと。
  7. わずかな雑談で、雰囲気が決まる。
  8. 1人が2つの役を担当すれば、アピールも倍になるのか。
  9. 予備知識のないテーマが出題されたときの対応。
  10. 「メンバー全員が通過するぞ」という仲間意識が大切。
  11. 議論に、勝ち負けを持ち込まない。
  12. 正論を言う人が、評価されるわけではない。
  13. メモは、書記だけの担当ではない。
  14. 議論で興奮していると、いつもの癖が出やすい。
  15. 議論が白熱して話に割り込めないときの一言。
  16. 発言しないと、評価されないのか。
  17. 無反応では、話すほうもつまらない。
  18. 書記やタイムキーパーも、積極的に発言したい。
  19. グループディスカッションでは、やはり発言回数が重要なのか。
  20. 司会者は、全員に話を振る気配りを持ちたい。
  21. 司会者に、話を全員に振る配慮がないときの対処。
  22. 司会が下手な場合、代わったほうがいいのか。
  23. 聞く姿勢も、評価対象。
  24. 早く結論を出すほうが、高く評価されるのか。
  25. 自分の意見を、途中で変えるのはいいのか。
  26. 最も多く発言した人が、不採用になるのは、本当か。
  27. 話のまとめに入る、時間の目安。
  28. 多数決で結論を出すのは、最後の手段。
  29. 発表者は、1人である必要はない。
  30. 発表者は、発案者が対応すると、スムーズ。

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