グループディスカッションでは、最後に代表者が結論を発表します。
発表者をグループ内で決めますが、話し合う前に、基準にしたい選び方があります。
発表者は、発案者が対応すると、スムーズです。
発案者は、まさに意見を考えた本人です。
発案者本人が発表すれば、発表する言葉にも自然と力が入り、説得力が生まれるでしょう。
発案した人を尊重する意味でも、できれば本人に任せたほうが、グループに一体感が生まれます。
このささいな気遣いができれば、採用担当者としても、グループ全体の評価を上げてくれるはずです。
ただし、あくまで一般的な場合です。
発案者が「発表には自信がない」と言うなら、誰かがサポート役として加わるといいでしょう。
「発表者は1人」という指示がないかぎり、発表者は一般的に、複数人でもかまいません。
メンバーで手分けして説明すれば、発案者の負担も小さくなり、スムーズに発表できるはずです。
「グループのメンバーと協力している」という雰囲気も出やすいため、採用担当者からも好印象です。
それでも、発案者が発表者の立場を嫌がるなら、別の人に発表してもらいましょう。
このマナーは、面接だけでなく、社会人になって仕事をするときも同じです。
例外はありますが、基本的に発表者は、発案者が対応するとスムーズです。