公開日:2013年8月14日
執筆者:水口貴博

企業説明会で心がけたい30のマナー

  • 企業説明会は、
    事実上の1次面接。
企業説明会で心がけたい30のマナー

企業説明会は、事実上の1次面接。

就職活動の時期が近づくと、各社が催す、企業説明会があります。
企業にとっても、企業説明会を開けば、選考がしやすくなるメリットがあります。
どのような応募者が、どのくらいいるのかなど、事前に把握することもできます。

企業説明会は、大きく分けて2つのタイプがある。

一言で「企業説明会」と言っても、実際は2つのタイプがあります。
「単独の企業説明会」と「合同の企業説明会」です。
それぞれ雰囲気や対策などが異なるため、特徴を押さえておきましょう。

単独の企業説明会が、複数回行われるときの心がけ。

単独の企業説明会では、複数回行われるときがあります。
都合の悪い人のために、企業説明会が何度か開催されるパターンです。
都合のよい日を普通に選べばいいのですが、このとき、ユニークな考えを持つ人がいます。

事前に企業研究をして、疑問点をまとめておくこと。

企業説明会に出席する場合は、事前に企業研究をしておきましょう。
学校の授業の前は予習をするように、企業説明会の前も、企業について予習が必要です。
興味を持って、事前に企業の資料やウェブサイトなどを確認すれば、疑問点が出てくるはずです。

企業説明会に持参したい、12の持ち物。

企業説明会に持参したい持ち物があります。
企業説明会とはいえ、すでに選考の一部になっている場合があります。
忘れ物を防ぐため、事前にチェックシートを作成しておくといいでしょう。

企業説明会への出席は、スーツが基本。

企業説明会への出席は、スーツが基本です。
「服装自由」「私服でもOK」という場合でも、やはり第一印象は重要です。
「スーツ厳禁」という場合を除いて、あらゆる企業説明会は、スーツが好ましいでしょう。

企業説明会は、早めの到着が望ましい。

面接でよくないのは、遅刻だけではありません。
早めの到着も、NGです。
面接官にも、準備があります。

企業説明会の受付で心がけたい、5つのポイント。

企業説明会は、事実上の、1次選考です。
これは、企業説明会が始まってからではありません。
受付のときから始まっていると考えていいでしょう。

必要最小限の荷物が好ましい。

就職活動中のカバンは、大荷物になりがちです。
エントリーシート・履歴書・地図。
ハンカチ・ティッシュ・学生証・印鑑。

一番前の席が、一番有利。

企業説明会に出席するなら、一番前の席がおすすめです。
企業説明会には、一般的に採用担当や人事担当が出席します。
企業説明会の人が、面接官ということは、十分あり得ます。

待っているときの態度も、評価対象。

企業説明会で着席してから説明が始まるまで、どう待つかです。
椅子に座ってしばらく待ちますが、時間をつぶす方法はさまざまです。
・携帯電話をいじって時間をつぶす

カップルで出席するのは、誤解を招きやすい。

企業説明会に出席するとき、誰かと一緒のほうが緊張もストレスも軽くなるでしょう。
中には、恋人と一緒に出席する人もいるのではないでしょうか。
別に問題ない気がしますが、注意が必要です。

なぜ社員の前で、案内資料を折ってはいけないのか。

企業説明会の際、社員の方から説明用の資料を頂く場面があります。
ここで、よくありがちなマナー違反があります。
「折る」という行為です。

長時間、ブースに居続けない。

社員による説明が終わった後、ブースに居続けていませんか。
復習のために、しばらく居座り続けるのはまだわかります。
立っているより座っているほうが、膝の上に資料を広げやすく、見やすくなるでしょう。

「なんとなく」という理由で、企業説明会に出席するのはNG。

「企業説明会に出席したほうがいいらしい」
「みんなが参加しているから、自分も参加したほうがよさそう」
「なんとなく」という理由で、企業説明会に出席する人がいます。

レコーダーを持参しよう。

企業説明会では、注意がされていないかぎり、レコーダーの録音ができます。
購入費用がかかるデメリットはあるものの、余裕があれば、持参したい道具です。
企業説明会は、採用担当者と直接話ができる貴重な機会です。

メモを取りすぎるのも、悪印象。

企業説明会では、採用担当者からの話を一生懸命聞きます。
重要だと思ったポイントは、メモをするでしょう。
記憶力の弱い人でも、メモさえあれば、忘れることはありません。

質問するときによく見られる、マナー違反。

質問するときによく見られる、マナー違反があります。
手を挙げて当てられて、立ち上がると同時に質問を始めます。
どこがいけないのか、おわかりでしょうか。

よくうなずく人は、よく覚えてもらえる。

採用担当者からの説明中、じっとしたまま聞いていませんか。
間違った姿勢ではありませんが、正しい姿勢でもないのです。
じっとしたまま話を聞くだけでは、採用担当者も不安になるでしょう。

企業説明会に出席すれば、1つは質問したい。

企業の資料やウェブサイトなどで抱くイメージは、現実と異なる場合があります。
先入観や固定観念などの影響で、事実と異なるイメージを抱いているかもしれません。
インターネットなどの情報には、不確かな部分もあり、事実を誤認している場合もあるでしょう。

企業説明会で控えたほうがいい、4つの質問。

企業説明会では、質疑応答の時間があります。
何でも質問していいと思いますが、自由に質問しすぎるのもよくありません。
いくら質疑応答とはいえ、意欲が疑われる質問は控えるのが適切です。

無理せず休憩したほうが、実は企業説明会の効率がよい。

合同の企業説明会に参加すると、基本的に1日がつぶれます。
多くの企業を効率よく見て回りますが、それでも時間が足りないはずです。
「少しでも多くの企業を見て回りたい」と思えば、休憩すら惜しい気持ちになるのではないでしょうか。

休日の企業説明会は、学生にとって便利でも、社員にとっては大変。

企業説明会は、休日に行われる場合があります。
学生たちの平日の学業を妨げないよう、企業が配慮して、週末の休日に開催している場合が多いものです。
さて、ここで気づいてほしいことがあります。

企業説明会で本当に確認したい点とは。

企業説明会では、企業の詳しい話を聞けます。
社員と直接接することで、ウェブサイトや資料だけではわからない情報が聞けるでしょう。
もちろんこうした情報も大切ですが、実はもっと確認しておきたい点があります。

質疑応答で心がけたい、5つのマナー。

企業説明会では、質疑応答があります。
説明で不明点があれば、このときに尋ねるといいでしょう。
ただし、質問内容には注意が必要です。

不明点があれば、説明会の質疑応答で解消させるのが基本。

合同説明会で、一風変わった行動をする人がいます。
不明点があっても質疑応答では質問をせず、説明会が終わってから社員に聞こうとする人です。
恥ずかしいからではありません。

企業説明会が終わってから、第2ラウンド。

企業説明会では、一般的に制限時間が設けられています。
質疑応答で聞きたいことがあっても、時間の都合で聞けないまま終えることがあります。
あるいは、大勢がいる中だからこそ、聞きにくいこともあるかもしれません。

任意のアンケートが、選考に影響する可能性もある。

企業説明会が終わった後、アンケートを実施することがあります。
やはり採用担当者としても、企業説明会を改善させるため、出席者からの意見を伺いたいと思います。
「応募者の意見を調査したいだけだろう」と思いますが、油断できません。

企業説明会の後にも、お礼が必要なのか。

企業説明会の後は、お礼の連絡をすることをおすすめします。
手紙でもメールでもかまいません。
お礼は、社会人としての基本です。

「説明会に出席して満足」で終わってないか。

「ああ、今日は説明会に出席してよかった。満足だ」
そう思ったら、要注意です。
満足をするには、まだ早すぎます。

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