グループディスカッションでは、ある伝説があります。
「最も多く発言した人は不採用になる」という内容です。
「そんなばかな」と、笑ってしまう内容ですね。
もちろん真実ではありません。
最も多く発言した人でも、採用されることは十分あります。
では、完全なでたらめかというと、それも違うのです。
ある一定の傾向は、見られます。
グループディスカッションでは、目立ちすぎるのはよくありません。
1人ばかりが話していると、発言力はアピールできても、協調性や気配りがないと判断されるでしょう。
最も多く発言した人は、評価が低くなりやすいため、不採用の可能性も高くなります。
「最も多く発言した人は不採用になる」というのは、一部、事実でもあるのです。
さて、大切なことは、他人への気配りです。
「自分ばかりが発言している」と思えば、積極的に他人の意見を伺いましょう。
自分ばかりが話さないことです。
「○○さんは、どうお考えですか」「皆さんの意見も伺いたい」などと言えば、他人の発言を促せます。
理想は、全員が同じ発言量です。
発言量に、多少の差ができるのは仕方ありませんが、できるだけ均一になるよう、心がけましょう。
ささいな配慮ではありますが、採用担当者からは高い評価が得られるでしょう。