面接中、メモ帳に書かれたメモを見ながら話せば、発言がスムーズになるでしょう。
履歴書を見ながら話せば、自己紹介・自己PR・志望動機など、うまく話しやすくなるはずです。
緊張しやすい人でも、メモ帳を見ながら発言できるとわかるだけで、気持ちが楽になるに違いありません。
では、面接中、メモ帳を見ながら話してもいいのでしょうか。
まず、曖昧な記憶に頼るのは好ましくない場面では、やはりメモ帳を見るのもいいでしょう。
詳細な名前や数字などを聞かれたとき、やむを得ずメモを確認するのはわかります。
しかし、あくまでそれは例外です。
面接中は基本的に、メモ帳を見ながら発言するのは、喜ばれる姿勢ではありません。
メモ帳を見ながら話していると、面接官に消極的な印象を与えるでしょう。
「書かれていることを読んでいるだけ」という印象を与えるため、発言内容は立派でも心に響かないのです。
履歴書のコピーを見ながら発言するのも、やはり好ましくありません。
「自分の履歴書にもかかわらず、内容を覚えていないのか」と、面接官を不安にさせます。
プレゼンでも言えることですが、メモ帳を見ながら発言すると、発言力が低下します。
「メモ帳に書いてあることを棒読みしているだけ」という誤解を与える可能性があるのです。
当然ですが、メモを取りながら面接を受けるのも、基本的にNGです。
メモ帳を見るのは、絶対に禁止ではありませんが、必要最低限に抑えたいところです。
面接中は、メモ帳や書類ではなく、面接官を見て話しましょう。