執筆者:水口貴博

面接マナーで注意したい30のポイント

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面接中、メモ帳を見ながら話してもいいのか。

面接中、メモ帳を見ながら話してもいいのか。 | 面接マナーで注意したい30のポイント

面接中、メモ帳に書かれたメモを見ながら話せば、発言がスムーズになるでしょう。

履歴書を見ながら話せば、自己紹介・自己PR・志望動機など、うまく話しやすくなるはずです。

緊張しやすい人でも、メモ帳を見ながら発言できるとわかるだけで、気持ちが楽になるに違いありません。

では、面接中、メモ帳を見ながら話してもいいのでしょうか。

まず、曖昧な記憶に頼るのは好ましくない場面では、やはりメモ帳を見るのもいいでしょう。

詳細な名前や数字などを聞かれたとき、やむを得ずメモを確認するのはわかります。

しかし、あくまでそれは例外です。

面接中は基本的に、メモ帳を見ながら発言するのは、喜ばれる姿勢ではありません。

メモ帳を見ながら話していると、面接官に消極的な印象を与えるでしょう。

「書かれていることを読んでいるだけ」という印象を与えるため、発言内容は立派でも心に響かないのです。

履歴書のコピーを見ながら発言するのも、やはり好ましくありません。

「自分の履歴書にもかかわらず、内容を覚えていないのか」と、面接官を不安にさせます。

プレゼンでも言えることですが、メモ帳を見ながら発言すると、発言力が低下します。

「メモ帳に書いてあることを棒読みしているだけ」という誤解を与える可能性があるのです。

当然ですが、メモを取りながら面接を受けるのも、基本的にNGです。

メモ帳を見るのは、絶対に禁止ではありませんが、必要最低限に抑えたいところです。

面接中は、メモ帳や書類ではなく、面接官を見て話しましょう。

面接マナーで注意したいポイント(19)
  • 仕方ない状況を除き、メモ帳や書類を見ながら発言するのは控える。
面接では、個人的な情報をすべて伝えるべきか。

面接マナーで注意したい30のポイント

  1. 面接では、本音と建前を使い分けることも必要。
  2. 面接では、胸ポケットにペンを入れない。
  3. 面接官から名刺を渡されたとき、自分も名刺を渡すべきか。
  4. 面接の髪型が、履歴書の写真と違うのは、問題ないのか。
  5. 面接室で、面接官が来るのを待つときのマナー。
  6. 面接官を出迎えるときの気持ちよいマナー。
  7. どの形式の面接が、最も重要なのか。
  8. 入室マナーと退室マナー。
    より大切なのは、どちらか。
  9. 「上着を脱いで楽にしてください」という一言は、社交辞令である場合が多い。
  10. 「自己PRをしてください」と言われるとは限らない。
  11. 話の聞き方も、評価対象。
  12. 珍しい経験を話す際によくある、ジレンマ。
  13. 面接で、書類選考に通過した理由を聞いてもいいのか。
  14. 持病があれば、必ず企業に伝えなければいけないのか。
  15. 面接官が早口でも、自分は落ち着いて丁寧に話す。
  16. 嬉しい言葉の返事は、準備できていますか。
  17. 口臭は、外見より悪影響を与える意外な要因。
  18. アルバイトの面接で、正社員になれる可能性を聞いていいのか。
  19. 面接中、メモ帳を見ながら話してもいいのか。
  20. 面接では、個人的な情報をすべて伝えるべきか。
  21. 面接では、応募者から質問をしてもいいのか。
  22. 面接中、汗が流れたときは、どう対応すべきか。
  23. 一言断りを入れれば、鼻をかむことも怖くない。
  24. すぐ答えられない質問をされたときのリアクション。
  25. 失言しやすいのは、面接官の「何なりとどうぞ」の一言。
  26. 圧迫面接は、期待の裏返し。
  27. 自己PRや志望動機には論理が必要。
    ただし、論理だけではいけない。
  28. 話がまとまらなくなったときの対処方法。
  29. 面接官を怒らせてしまったときの対処。
  30. 面接で飲み物をこぼしてしまったとき、どうすればいいか。

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