執筆者:水口貴博

グループディスカッションの30の対策

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無反応では、話すほうもつまらない。

無反応では、話すほうもつまらない。 | グループディスカッションの30の対策

議論を活性化できるかどうかは、話す人しだいと思いますが、実際は逆です。

聞く人の態度しだいです。

自分が話したとき、相手から何も反応がないと、不安になります。

「つまらない話なのかな」「変なことを話したのかな」「怒っているのかな」など、心配するでしょう。

無言で聞いているだけでは、堅い雰囲気が漂い、発言しにくくなります。

無反応では、話すほうもつまらないのです。

他人が発言したときは、何かリアクションをしましょう。

思うことがあれば、遠慮せず、言います。

簡単な一言でかまいません。

「なるほど」

「その意見、いいですね」

「私もそう思います」

自分が話したことに、何か反応があれば、やはり誰でも嬉しく思うものです。

言葉が浮かばなければ、相槌あいづちでもかまいません。

首を上下にふるだけでも「話を聞いていますよ」という意思表示ができます。

反応が返ってくると「もっと話したい」という意識が強くなり、チーム内に活気が生まれます。

議論が、もっと活性化されるのです。

グループディスカッションの対策(17)
  • 他人の発言には、言葉でも相槌でもいいから、何か反応する。
書記やタイムキーパーも、積極的に発言したい。

グループディスカッションの30の対策

  1. グループディスカッションの基本的な流れ。
  2. グループディスカッションに、小さなメモ帳では不十分。
  3. 個人単位より、グループ単位で評価されやすい。
  4. 役割ごとの、メリットとデメリット。
  5. 最も高い評価を得やすい立場とは。
  6. グループディスカッションを成功させるコツは、楽しむこと。
  7. わずかな雑談で、雰囲気が決まる。
  8. 1人が2つの役を担当すれば、アピールも倍になるのか。
  9. 予備知識のないテーマが出題されたときの対応。
  10. 「メンバー全員が通過するぞ」という仲間意識が大切。
  11. 議論に、勝ち負けを持ち込まない。
  12. 正論を言う人が、評価されるわけではない。
  13. メモは、書記だけの担当ではない。
  14. 議論で興奮していると、いつもの癖が出やすい。
  15. 議論が白熱して話に割り込めないときの一言。
  16. 発言しないと、評価されないのか。
  17. 無反応では、話すほうもつまらない。
  18. 書記やタイムキーパーも、積極的に発言したい。
  19. グループディスカッションでは、やはり発言回数が重要なのか。
  20. 司会者は、全員に話を振る気配りを持ちたい。
  21. 司会者に、話を全員に振る配慮がないときの対処。
  22. 司会が下手な場合、代わったほうがいいのか。
  23. 聞く姿勢も、評価対象。
  24. 早く結論を出すほうが、高く評価されるのか。
  25. 自分の意見を、途中で変えるのはいいのか。
  26. 最も多く発言した人が、不採用になるのは、本当か。
  27. 話のまとめに入る、時間の目安。
  28. 多数決で結論を出すのは、最後の手段。
  29. 発表者は、1人である必要はない。
  30. 発表者は、発案者が対応すると、スムーズ。

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