議論を活性化できるかどうかは、話す人しだいと思いますが、実際は逆です。
聞く人の態度しだいです。
自分が話したとき、相手から何も反応がないと、不安になります。
「つまらない話なのかな」「変なことを話したのかな」「怒っているのかな」など、心配するでしょう。
無言で聞いているだけでは、堅い雰囲気が漂い、発言しにくくなります。
無反応では、話すほうもつまらないのです。
他人が発言したときは、何かリアクションをしましょう。
思うことがあれば、遠慮せず、言います。
簡単な一言でかまいません。
「なるほど」
「その意見、いいですね」
「私もそう思います」
自分が話したことに、何か反応があれば、やはり誰でも嬉しく思うものです。
言葉が浮かばなければ、相槌でもかまいません。
首を上下にふるだけでも「話を聞いていますよ」という意思表示ができます。
反応が返ってくると「もっと話したい」という意識が強くなり、チーム内に活気が生まれます。
議論が、もっと活性化されるのです。