執筆者:水口貴博

グループディスカッションの30の対策

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発表者は、1人である必要はない。

発表者は、1人である必要はない。 | グループディスカッションの30の対策

残り時間10分になれば、結論をまとめる段階に入りましょう。

この段階で、発表の代表者を選びますが、陥りがちな盲点があります。

「発表者は1人」という先入観がないでしょうか。

実は「発表者は1人」という指示がないかぎり、発表者は一般的に、複数人でもかまいません。

1人で結論を説明するのが難しい場合、複数名の発表者を挙げるのもいいでしょう。

特に、結論が大きかったり複雑だったりする場合、メンバーで手分けして説明するほうが、スムーズになるはずです。

手分けをすることで、自分の説明範囲が狭くなるため、力を入れて話しやすくなります。

また「グループのメンバーと協力している」という雰囲気も出やすいため、採用担当者からも好印象です。

「発表者は1人」という固定観念にとらわれず、状況に応じて対応してください。

メンバーは、発表者にすべて任せるのではありません。

できるだけサポートする姿勢が大切です。

グループのみんなが通過できるよう、協力し合いましょう。

グループディスカッションの対策(29)
  • 1人で結論を説明するのが難しい場合、複数名の発表者を挙げる。
発表者は、発案者が対応すると、スムーズ。

グループディスカッションの30の対策

  1. グループディスカッションの基本的な流れ。
  2. グループディスカッションに、小さなメモ帳では不十分。
  3. 個人単位より、グループ単位で評価されやすい。
  4. 役割ごとの、メリットとデメリット。
  5. 最も高い評価を得やすい立場とは。
  6. グループディスカッションを成功させるコツは、楽しむこと。
  7. わずかな雑談で、雰囲気が決まる。
  8. 1人が2つの役を担当すれば、アピールも倍になるのか。
  9. 予備知識のないテーマが出題されたときの対応。
  10. 「メンバー全員が通過するぞ」という仲間意識が大切。
  11. 議論に、勝ち負けを持ち込まない。
  12. 正論を言う人が、評価されるわけではない。
  13. メモは、書記だけの担当ではない。
  14. 議論で興奮していると、いつもの癖が出やすい。
  15. 議論が白熱して話に割り込めないときの一言。
  16. 発言しないと、評価されないのか。
  17. 無反応では、話すほうもつまらない。
  18. 書記やタイムキーパーも、積極的に発言したい。
  19. グループディスカッションでは、やはり発言回数が重要なのか。
  20. 司会者は、全員に話を振る気配りを持ちたい。
  21. 司会者に、話を全員に振る配慮がないときの対処。
  22. 司会が下手な場合、代わったほうがいいのか。
  23. 聞く姿勢も、評価対象。
  24. 早く結論を出すほうが、高く評価されるのか。
  25. 自分の意見を、途中で変えるのはいいのか。
  26. 最も多く発言した人が、不採用になるのは、本当か。
  27. 話のまとめに入る、時間の目安。
  28. 多数決で結論を出すのは、最後の手段。
  29. 発表者は、1人である必要はない。
  30. 発表者は、発案者が対応すると、スムーズ。

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