残り時間10分になれば、結論をまとめる段階に入りましょう。
この段階で、発表の代表者を選びますが、陥りがちな盲点があります。
「発表者は1人」という先入観がないでしょうか。
実は「発表者は1人」という指示がないかぎり、発表者は一般的に、複数人でもかまいません。
1人で結論を説明するのが難しい場合、複数名の発表者を挙げるのもいいでしょう。
特に、結論が大きかったり複雑だったりする場合、メンバーで手分けして説明するほうが、スムーズになるはずです。
手分けをすることで、自分の説明範囲が狭くなるため、力を入れて話しやすくなります。
また「グループのメンバーと協力している」という雰囲気も出やすいため、採用担当者からも好印象です。
「発表者は1人」という固定観念にとらわれず、状況に応じて対応してください。
メンバーは、発表者にすべて任せるのではありません。
できるだけサポートする姿勢が大切です。
グループのみんなが通過できるよう、協力し合いましょう。