公開日:2013年7月17日
執筆者:水口貴博

集団面接の30のマナー

  • なぜ、
    集団面接が行われるのか。
集団面接の30のマナー

なぜ、集団面接が行われるのか。

面接には、いくつか種類があります。
1対1の個人面接だけではありません。
集団面接・グループディスカッション・ディベート・グループワーク・プレゼンテーション面接などもあります。

自分の出番は実質10分。
あなたは10分で、自分をうまく表現できるか。

集団面接では、話す時間より聞く時間のほうが圧倒的です。
出席する応募者の数が多ければ多いほど、話す時間は少なくなります。
たとえば、4人の応募者を、1時間の面接で対応するとします。

集団面接では、少し早めの到着を心がけたい。

個人面接の場合、企業に到着する時間は、5分前が理想です。
遅すぎず早すぎず、時間ぴたりという印象を与えます。
しかし、あらかじめ集団面接とわかっている場合は、もう少し早めの到着を心がけるといいでしょう。

集団面接は、競走ではない。
大切なのは、ライバル意識より仲間意識。

集団で面接を受けるとき、一緒にいる応募者を、どう思うかです。
採用枠は限られています。
その限られた採用枠をほかの応募者と争いますから、競走のように感じる人もいるでしょう。

ほかの応募者を無視するのは、よくない。

企業に到着すると、応募者全員がそろうまで、待合室で待ちます。
集団面接という都合上、予定時間より早く来る人もいれば、ぴたりに来る人もいるでしょう。
到着したとき、心がけたいことがあります。

ほかの応募者から話しかけられても、気を緩めない。

集団面接では、複数人の応募者が出席します。
複数の応募者がいれば、面接の前後に話しかけられやすくなるでしょう。
面接前に「緊張しますね」と話しかけられるかもしれません。

集団面接は、強気で挑むことが大切。

「この中で、一番ダメな人間かもしれない」
そう思うと、言葉遣いや態度が、自然と弱々しくなります。
これは無意識です。

周りのマナー違反に、流されるな。

集団面接では、周りのマナー違反に流されることがあります。
本人に悪気はないのですが、いつの間にか犯しやすい特徴があります。
たとえば、入室の際です。

席順に、有利・不利は関係するか。

集団面接では、横一列に並べられた椅子に座るのが一般的です。
席順が異なれば、面接官からの見え方や状況に、若干の違いが生まれるでしょう。
席順に、有利・不利は関係するのでしょうか。

ほかの応募者は、手本であり、反面教師。

集団面接は、ほかの応募者が発言する様子も確認しましょう。
挨拶・話し方・態度・表情・ボディーランゲージなどです。
ほかの応募者は、手本です。

「やや大きめ」という声の目安は、個人面接と集団面接で少し異なる。

面接では、やや大きめの声が理想です。
大きな声は、元気で明るい様子を伝えられます。
元気で明るい人柄は、すべての企業で好まれます。

意地の張り合いをしても、自分を見失うだけ。

集団面接では、面接官からの質問に、応募者が1人ずつ答える場面があります。
こうした場面では、意地の張り合いになりがちです。
「前の人より立派な回答をしよう」と思うのではないでしょうか。

他人が発表しているときは、話を聞かなくていいのか。

集団面接では、面接官からの質問に、応募者が1人ずつ答える場面があります。
「他人の話は別に聞かなくてもいい」と思う人もいるでしょう。
たしかに他人がどう答えるかは、自分に関係ないように思えます。

質問に長々と答える人がいる。
自分も長々と答えたほうがいいのか。

集団面接では、問われた質問に、長々と答える人がいます。
3分や5分くらい時間をかけて話す人です。
時間をかけて話す人がいると「自分も同じくらい話さなければいけないのか」と、焦ってくるでしょう。

面接官が複数人の場合、誰に向かって話せばいいのか。

集団面接で複数人なのは、応募者だけとは限りません。
集団面接ともなれば、面接官も、複数人で対応するのが一般的です。
2名や3名、あるいはそれ以上の場合もあります。

話そうとした内容を、先に言われたときの対処。

集団面接では、採用担当者からの質問に、それぞれの応募者が答える場面があります。
このとき、自分が答えようとしていた内容を、別の人が先に発言することがあります。
つまり「話したい内容が重なる」という状態です。

余裕があれば、異なる意見も準備しておくと安心。

言おうとしていた意見を、先に言われてしまうことがあります。
まず基本的な考え方として、他の人と意見がかぶっても、自分の意見は尊重すべきです。
たとえ意見がかぶったとしても、自分らしい補足を加えれば、きちんと独立した意見になります。

秩序を乱す言動は、控えるのが賢明。

「誰よりも目立ちたい」
集団面接では、そう思う人もいるでしょう。
地味な言動ではアピールが弱いため、何とかして自分を目立たせようと考える人も多いはずです。

自分より立派な回答を聞いても、萎縮する必要はない。

集団面接では、面接官からの質問に、1人ずつ答えていく形式が一般的です。
同じ質問とはいえ、応募者によって、回答が異なります。
問題は、自分が答えた後です。

「人は人。自分は自分」と割り切ることが大切。

集団面接では、それぞれの応募者が、順に自己紹介をします。
自己紹介は、まず大学名から始まるのが一般的です。
「○○大学○○学部の○○と申します」

挙手を求められたときにするべきことは1つ。
真っ先に手を挙げること。

「何か、意見のある人はいませんか」
集団面接で挙手を求められると、一瞬沈黙になるでしょう。
応募者同士が様子をうかがいながら、しばらくして誰かが手を挙げる状況が多いのではないでしょうか。

私たちに足りないのは、聞く練習。

面接の練習と言えば、最初に浮かぶのは、話し方です。
話を簡潔にわかりやすくまとめるなど、話し方の練習を考える人が多いでしょう。
もちろん話し方も大切ですが、盲点です。

他人の失敗を笑うのも、悪い態度の1つ。

集団面接では、自分は失敗しなくても、他人が失敗することがあります。
声が震えていたり、話し方がたどたどしかったり、落ち着きがなかったりなどです。
つまずいて転ぶ人もいれば、引きつった表情で話す人もいるかもしれません。

ほかの人の発言中は、勝手な発言をしない。

ほかの人の発言中、話に割り込んで発言しようとしていませんか。
少しでも目立ちたい気持ちが強いと、他人の発言中でも、つい口出ししたくなるでしょう。
他人の意見が間違っていて、自分の意見のほうが優れている自信があれば、なおさらです。

面接官や応募者を、凝視しない。

相手の目を見て話すのは、会話における基本です。
面接では、面接官の目を見ながら話すことが大切です。
きちんと目を見て話すことで、コミュニケーション能力のアピールができるでしょう。

他人の意見の否定をしても、自分の印象が下がるだけ。

他人の意見を否定しながら、自分の意見を述べる癖はありませんか。
「彼の意見ですが、私は違うと思います。私は、こう考えます」
「彼女の意見には、欠点があると感じます。私の意見は、こう感じます」

自分だけ質問回数が少ないのは、見込みがないからなのか。

集団面接では、応募者全員に同じ質問をするとは限りません。
時には、それぞれの応募者に、異なる質問をされることもあります。
積極的に質問されるほうが、面接官から興味を持たれていると感じるでしょう。

いつも集団面接で落とされるなら、基本に問題があると思っていい。

集団面接は、面接の初期段階で行われるのが一般的です。
1次面接や2次面接などです。
集団面接の意味は、大勢の応募者から一気に絞り込むことです。

大学の授業は、集団面接の練習にうってつけ。

集団面接で難しいのは、集中力の維持です。
人の集中力は、それほど長く維持できるわけではありません。
個人差はありますが、高い集中力を発揮できるのは、せいぜい最初の10分です。

まれにある、抜き打ちの集団面接。

まれなケースですが、集団面接が、抜き打ちで行われることがあります。
よくあるパターンは、2つあります。
1つ目は「企業説明会」と言われて企業に向かうと、実は集団面接だった、というケース。

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