圧迫面接とは何でしょうか。
圧迫面接とは、面接官がわざと批判的・否定的な質問や発言をして、応募者の性格や資質を確認する面接手法です。
たとえば、わざと答えにくい質問をしたり、腹が立つ質問をされたりなどです。
圧迫面接の特徴は、事前の告知がないことです。
面接の種類は、採用担当者から事前に告知されるのが普通です。
「1次面接は集団面接です。2次面接はグループディスカッション。3次面接は個人面接です」などです。
「面接に行ったけど、すごく偉そうな面接官だった」
そう言いながら、面接に落ちた企業の悪口を言う人を見かけることがあります。
「面接官がにらんできたので、にらみ返してやった」
圧迫面接では、意地悪な質問や威圧的な発言をされます。
成績を否定されたり、真面目に答えた返事を否定されたりするでしょう。
意地悪な質問とはいえ、多種多様です。
圧迫面接では、避けたいリアクションが、5つあります。
いくら腹が立つとはいえ、次のようなリアクションには注意が必要です。
(1)いらいらした態度を見せる
圧迫面接は、すべての応募者に行われるわけではありません。
圧迫面接には、されやすい人とされにくい人がいます。
まず圧迫面接を最もされにくい人は、キャリアアップを目的とした転職活動の場合です。
圧迫面接を受けている途中、こんな気持ちになることはありませんか。
「こんな面接をする企業なら不採用でいい。こちらからお断りだ」などです。
追い詰められた応募者が、半ば、自暴自棄になって考えてしまうことです。
世の中には、精神力が強い人もいれば、弱い人もいます。
精神力が強い人はいいのですが、問題なのは、精神力が弱い人です。
もともと気が弱く、少しでも厳しい言葉を言われれば、すぐ泣いてしまう人もいるでしょう。
圧迫面接とはっきりわかるなら、対処もはっきりします。
面接官が威圧的なら、笑顔で受け流したり謙虚な返事をしたりなど、ふさわしい態度がはっきりするでしょう。
「成績が悪いですね」と厳しく言われたときは、定番らしく、前向きな返事をすればいいだけです。
圧迫面接では、面接官が、さまざまな意地悪をしてきます。
答えにくい質問をしてきたり、批判的な発言をされたりするでしょう。
足や腕を組んで、偉そうな態度で圧力をかけてくることもあります。
圧迫面接では、厳しい言葉をたくさん言われます。
批判的・否定的なことを、シャワーのように、たくさん言われるでしょう。
意地悪な面接官と思いますが、そうではありません。
圧迫面接といえば、やはり強いストレスが伴う印象が強いのではないでしょうか。
「圧迫面接」という名のとおり、やはり「威圧的」「攻撃的」などの先入観を抱く人も多いでしょう。
そこが盲点です。
面接では、終始、にこりとした笑顔が基本です。
歯を見せた、大げさな笑顔は不要です。
口角を上げた、軽い笑顔を心がけましょう。
「御社が第1志望です」
そう言ったとき、面接官から厳しい言葉で言い返されることがあります。
「本当ですか。どうせ、どの面接でも『第1志望』と言っているのでしょう」
圧迫面接で使われる代表的なネタの1つが、ハードな仕事です。
面接官にとって、ハードな仕事は、応募者を威圧する絶好のネタになります。
「当社は、残業が多くて大変ですよ」
圧迫面接では、成績を批判されることがあります。
「TOEICの点数が低いね」
「大学に4年間もいて、この程度の成績は信じられない」
「あなたは当社に向いていない」
圧迫面接で言われる、定番の否定言葉の1つです。
面接官から遠回しに「不採用にするよ」と否定されている気がして、落ち込む言葉ですね。
人の表情は、つられやすい特徴があります。
自分では気づきにくいのですが、無意識のうちに、他人の表情の影響を受けています。
たとえば、面接官が、険しい表情をしていたとします。
圧迫面接では、話し方について批判をされることがあります。
「あなたの話はわかりにくい」「話し方が下手」「会話の基本ができていない」などです。
普段言われないことを、正面から言われると、やはりショックを受けるでしょう。
「顔色がよくないですが、どうかしましたか」
「顔が青ざめていますよ。体調は大丈夫ですか」
面接官から、顔色の悪さを指摘されることはあります。
「性格が暗いですね」
面と向かってこんなことを言われれば、誰でもショックを受けるでしょう。
口数の少ない人が「性格が暗いですね」と言われれば、言葉に詰まり、どう答えていいのか途方に暮れるはずです。
「当社と学部に関連がない。当社に向かないのではないか」
大学の学部と、目指す企業のジャンルが異なると、面接官から指摘が入る可能性があります。
たとえば、大学で演劇部だったにもかかわらず、IT企業を目指す場合などです。
「希望の配属先に行けないかもしれませんが、大丈夫ですか」
企業側にも都合があります。
応募者に希望の配属先があるとはいえ、希望どおりにならないこともあるでしょう。
「すでに内定をもらった企業があるのではないですか」
そう問い詰められると、誰でもびくっとするでしょう。
「内定をもらった企業はあるか」という疑問系の質問ではなく、厳しく問いただすような言い方は圧迫を感じます。
集団面接で、大変答えにくい質問をされることがあります。
「この中から1人落とすとすれば、誰にしますか」です。
一瞬、凍り付くような雰囲気になるでしょう。
圧迫面接は、応募者にとって、つらい面接と思うでしょう。
厳しい圧迫面接ほど「嫌だ」「つらい」「逃げたい」と思いますが、考え方を変えてみてください。
面接官の立場になってみましょう。
圧迫面接で大変なのは、応募者だけではありません。
あらためて考えると、圧迫面接を実施する企業も、大きなリスクを覚悟しています。
圧迫面接とは、面接官がわざと批判的・否定的な質問や発言をして、応募者の性格や資質を確認する面接手法です。
圧迫面接は大変と言いますが、実はまだ、ささいなことです。
実際に仕事を始めると、圧迫面接より大変なことがたくさんあります。
上司から、無理な仕事を依頼されることもあるでしょう。
あなたは圧迫面接を受けたことがありますか。
「はい」と答えた人は、残念ですが、面接の準備が不足していた人です。
圧迫面接と感じるかどうかは、面接の準備の状態を知る、判断材料になります。
一般的に、不採用の理由は教えてくれません。
不採用の理由は、採用担当者に問い合わせてもいいですが、まず教えてもらえないでしょう。
不採用の理由は、社内秘密として扱われるのが一般的です。
圧迫面接とは何でしょうか。
圧迫面接とは、面接官がわざと批判的・否定的な質問や発言をして、応募者の性格や資質を確認する面接手法です。
たとえば、わざと答えにくい質問をしたり、腹が立つ質問をされたりなどです。
威圧的な態度を露骨に見せ、応募者に詰め寄ることもあります。
つまり、わざと応募者をいじめる面接なのです。
なぜ、圧迫面接が行われるのでしょうか。
圧迫をかけたときの応募者の反応を見ることで、精神力や機転などを確認するためです。
社会人として仕事を始めると、ストレスの連続です。
仕事の失敗で落ち込むこともあるでしょう。
上司に怒られることもあれば、お客さまからのクレームを受けることもあるでしょう。
どの企業でも、精神的に強い人間を求めています。
しかし、精神的な強さは、見た目だけではわかりません。
本人が「私は精神的に強い」とアピールしても、結局は自己申告であり、信用できません。
そこで、面接でわざとストレスを与えることで、ストレスへの対応力を確認しようとするのです。
感情をコントロールできるか、機転を利かせてうまく対応できるか、などです。
つまり、ストレス耐性の試験です。
「圧迫面接を行う企業は態度が悪い」と思うかもしれませんが、そうではありません。
逆を言えば、圧迫面接を行う企業は、それだけ優秀な人材を採るために必死であると考えることができます。
企業側としては、優秀な人材を採る手段の1つなのです。
圧迫面接の特徴は、事前の告知がないことです。
面接の種類は、採用担当者から事前に告知されるのが普通です。
「1次面接は集団面接です。2次面接はグループディスカッション。3次面接は個人面接です」などです。
しかし、圧迫面接は違います。
圧迫という形式上、告知されません。
あらかじめ告知しては、圧迫する意味がないのです。
つまり、圧迫面接は、いきなり実施される特徴があります。
普通の面接と思って油断していると、面接官からいきなり厳しい質問をされ、あたふたすることがあります。
表向きは、普通の面接でも、圧迫面接の覚悟は必要です。
面接を受けに行くときは「厳しいことを言われるかもしれない」という覚悟を持つことが大切です。
威圧的な発言かもしれません。
意地悪な質問かもしれません。
偉そうな態度かもしれません。
ある程度の覚悟があるだけでも、本当に圧迫面接が行われたときの動揺を抑えることができます。
「圧迫面接が行われるかもしれない」
そう自分に言い聞かせて、面接に向かいましょう。
「面接に行ったけど、すごく偉そうな面接官だった」
そう言いながら、面接に落ちた企業の悪口を言う人を見かけることがあります。
「面接官がにらんできたので、にらみ返してやった」
「失礼な質問ばかりされたので、感情的に言い返してやった」
結局、面接に落ちてしまい、偉そうな面接官への愚痴を聞くことがあります。
「面接官の態度に、むかついた。きっと最低な企業に違いない。不採用で良かった。こちらからお断りだ」
そう言って、本人は企業を見下しながら喜んでいるようです。
たしかに面接官の態度に問題があったのかもしれませんが、本当にそうなのでしょうか。
それは、圧迫面接だった可能性が大きいと考えていいでしょう。
もしかするとその応募者は、単に圧迫面接と気づかなかっただけかもしれません。
圧迫面接の覚悟がない状態で面接に行くと、ときどきこういうことが起こります。
圧迫面接と気づかず、偉そうな面接官の様子をそのまま受け入れてしまい、つい感情的になってしまうのです。
考えてもみてください。
企業側も、優秀な人材を採るのに必死です。
そうした企業が、手間がかかる面接を適当に行うのは考えにくいのです。
面接官は、わざと偉そうな態度で接することで、応募者の本当の資質や性格を確認しようとした可能性があります。
「面接官の態度が悪い」というより「圧迫面接に気づけなかった自分が悪い」ということです。
偉そうな面接官に、腹を立てるのではありません。
偉そうな面接官の登場は、圧迫面接のサインです。
「これが噂の圧迫面接か。よし。スムーズに対応をして、うまく突破してやろう」
そう思うくらいがいいでしょう。
圧迫面接だとわかれば、面接官の非常識な態度も、すべて演技だとわかります。
圧迫面接と気づくだけで、対応しやすくなるのです。
圧迫面接では、意地悪な質問や威圧的な発言をされます。
成績を否定されたり、真面目に答えた返事を否定されたりするでしょう。
意地悪な質問とはいえ、多種多様です。
威圧的な発言も、数多くの種類があります。
圧迫面接にも定番の質問はありますが、細かく挙げれば、無限に存在すると言っていいでしょう。
もちろんそれぞれの質問の返事は、それぞれ異なります。
答え方を考え始めると複雑に思えますが、実はシンプルです。
圧迫面接での正しい対応は、1つのみです。
「前向きな返事をする」
これだけなのです。
意地悪な質問や威圧的な発言をされても、無言や感情的にならず、前向きな返事をするのが鉄則です。
失礼な質問をされても、感情的にならず、明るく元気に答えましょう。
偉そうな発言をされても、落ち着いて前向きに答えましょう。
「前向きな返事」という点さえ押さえていれば、おおむね好印象につながります。
余裕があれば、にっこりした笑顔も見せると、なお好印象です。
ストレス耐性を見る試験なのですから、動揺を抑えながら前向きに答えられれば、おおむね合格です。
複雑に思える圧迫面接ですが「前向きな返事」という点を押さえていれば、対策はシンプルです。
圧迫面接では、避けたいリアクションが、5つあります。
いくら腹が立つとはいえ、次のようなリアクションには注意が必要です。
不愉快な質問や発言をされたとき、面接官に向かって、いらいらした口調で言い返すのは、NGです。
たとえば、むっとした表情をしながら「どういう意味ですか」と聞き返す態度です。
いらいらした様子が伝われば「感情のコントロールが不十分」と判断されても仕方ありません。
気分を害したとしても、やはり落ち着いたコミュニケーションを心がけましょう。
普段から感情が表に出やすい人は、注意が必要です。
もし感情が自然と表に出やすければ、いらいらしたときこそ、笑顔を心がけましょう。
面接官に向かって、明らかに怒った態度を見せるのは、最悪のパターンです。
たとえば「失礼な発言ですよ」「真面目に面接をしてください」など、面接官に説教する状態です。
不快なことを言われるかもしれませんが、あくまで「試されている」と考えることです。
「圧迫面接は演技」と思えば、面接官から不快なことを言われても、感情を抑えやすくなります。
沈黙になるのも、NGです。
あまりにひどいことを言われ、どう返事をしていいのかわからなくなるときもあるでしょう。
しかし、沈黙では、コミュニケーションが成立しません。
何か一言でもいいですから、前向きな返事をしましょう。
圧迫する面接官の発言にも、矛盾や欠点が含まれる場合があります。
面接官の発言に反論して、言い負かそうとするのは、得策ではありません。
怒っているふりをしている面接官を、本当に怒らせてしまうでしょう。
泣けば、面接官から同情されるように思えますが、実際は評価されない場合が大半でしょう。
圧迫面接は、ストレスの耐性の試験です。
泣いてしまうと「ストレスに耐えられなかった」と判断され、評価を下げられます。
うろたえるまではいいのですが、泣いてしまうのはNGです。
圧迫面接は、すべての応募者に行われるわけではありません。
圧迫面接には、されやすい人とされにくい人がいます。
まず圧迫面接を最もされにくい人は、キャリアアップを目的とした転職活動の場合です。
圧迫面接の目的は、ストレス耐性を確認する試験です。
キャリアアップを目的とした転職活動の場合、実務経験が十分あるため「最低限の精神力はある」と見なされます。
実績や資格があれば、ますます強い証明になります。
したがって、圧迫面接が行われにくい傾向があります。
ただし、自己都合の退職に伴う転職活動では、精神力が疑われやすいため、圧迫面接が行われる場合があります。
では逆に、圧迫面接をされやすい人は誰でしょうか。
学生なのです。
学生は、社会に出て働いた経験がまだ十分にありません。
仕事の経験があるとしても、アルバイトの経験くらいでしょう。
精神力の強さがはっきりしないため、圧迫面接をされやすい傾向があるのです。
しかも少し強めの圧迫面接があると考えていいでしょう。
企業側としても、きちんと評価したい姿勢の表れなのです。
圧迫面接を受けている途中、こんな気持ちになることはありませんか。
「こんな面接をする企業なら不採用でいい。こちらからお断りだ」などです。
追い詰められた応募者が、半ば、自暴自棄になって考えてしまうことです。
偉そうな態度をされれば、つい反抗的な気持ちが湧き上がるでしょう。
むしろ、誰でもそう感じるのが自然です。
たしかに気持ちはわかりますが、注意が必要です。
「こんな面接をする企業だったら不採用でいい」という考え方は、離職しやすい人によく見られる考え方です。
たとえば、次のような状況を考えてみてください。
上司から、仕事について厳しい指摘を受けた。
つい腹が立ち「こんな企業だったら辞めてもいい」と思ってしまう。
これでは、どんな仕事もうまくいかないでしょう。
さらに次の状況も考えられます。
仕事の大事な取引先から、偉そうな態度をされた。
腹が立ったから、こちらから契約を断った。
これでは、企業の存続すら危うくなるでしょう。
「こんな面接をする企業なら不採用でいい」という考え方は、自分の諦めやすさを表現していると言えるのです。
圧迫する面接官は問題ではありません。
問題は、圧迫にすぐ屈してしまう自分です。
ささいなことで諦める癖がつくと、仕事でも人間関係でもうまくいかず、高い離職率につながります。
仕事では、我慢が必要な場面もあります。
もちろん我慢のしすぎはよくありませんが、ある程度のストレスは、我慢したいところです。
少なくとも、圧迫面接のストレスくらいは、軽く耐えるべきでしょう。
暴力を振るわれるわけでもなく、威圧的な言葉を言われるだけです。
世の中には、精神力が強い人もいれば、弱い人もいます。
精神力が強い人はいいのですが、問題なのは、精神力が弱い人です。
もともと気が弱く、少しでも厳しい言葉を言われれば、すぐ泣いてしまう人もいるでしょう。
そういう人は、やはり圧迫面接でも「泣いてしまうのではないか」という不安も大きいはずです。
精神力が弱い人が心がけるべきことは、単純です。
笑ってごまかしましょう。
「泣く」という行為の逆を演じるのです。
ネガティブな気分になって泣きそうなところを、少しでも笑うことで、ポジティブに傾かせるのです。
厳しい言葉は、まともに受け止めるのではなく、笑い飛ばしてしまいましょう。
「こんな悪い成績でよく面接に来たね」と言われても「度胸だけは誰にも負けません」と笑います。
「あなたの受け答えはつまらないね」と言われても「これからもっとうまくなるように勉強します」と笑います。
理想的な対応は、前向きな返事です。
へらへら笑うばかりも、あまり良い態度ではありませんが、泣くよりは、まだ好印象です。
どんなことを言われても、泣くのだけは避けたい。
精神的に弱い人は、まともに受け止めるのではなく、笑いながらごまかしましょう。
前向きで明るい様子が伝われば、精神力が強いだけでなく、明るい様子も伝わります。
圧迫面接とはっきりわかるなら、対処もはっきりします。
面接官が威圧的なら、笑顔で受け流したり謙虚な返事をしたりなど、ふさわしい態度がはっきりするでしょう。
「成績が悪いですね」と厳しく言われたときは、定番らしく、前向きな返事をすればいいだけです。
「はい。たしかにそうかもしれませんが、これからも勉強を続けていきます。御社への気持ちはいちばんです」
前向きな返事をしておけば、それなりに体裁が整います。
さて、難しいのは、面接官の態度がはっきりしない場合です。
時に面接官は、変化球を投げてくることがあります。
たとえば「まあ、なんだかねえ。どうなんだろう」と言いながら、小ばかにしたような笑みを浮かべます。
はっきり笑っているわけではありません。
しかし、真剣な表情でもありません。
こうした中途半端な態度は、応募者もリアクションに困り、不安になるでしょう。
態度も発言も中途半端であるため、じわじわ圧迫される感じがあるのです。
いわば、中途半端な圧迫面接といったところです。
しかし、こうした中途半端な態度も、面接官は、わざと演じている可能性があります。
徹底的に面接対策をした応募者に圧迫しても、うまく切り替えされます。
そこで、中途半端な態度で圧迫することで、応募者を動揺させる狙いがあります。
中途半端な態度であれ、取るべき態度は1つです。
やはり、明るく堂々とした姿勢です。
面接官の中途半端な態度に振り回されず、いつものように、明るく堂々とした態度を続けましょう。
口角を上げて、笑顔を続けましょう。
面接官の中途半端な態度に流されないことが大切です。
圧迫面接では、面接官が、さまざまな意地悪をしてきます。
答えにくい質問をしてきたり、批判的な発言をされたりするでしょう。
足や腕を組んで、偉そうな態度で圧力をかけてくることもあります。
1人の応募者を、複数人の面接官が囲み、圧倒させる手法もあります。
このとき「意地悪なふりをしている」と思いましょう。
「意地悪なふりをしている」と思えば、面接官の悪態も、ほほえましく思えるでしょう。
面接官は、仕事の都合で、仕方なく意地悪をしています。
「仕事とはいえ、面接官も大変だな」と思えば、寛大に接することができるはずです。
面接官は、さまざまなことを背負っています。
想像してみてください。
家庭があり、子どももいます、多額のローンもあるのでしょう。
少ない給料で、ぎりぎりの生活を送っているのかもしれません。
上司から命令され、仕方なく圧迫面接をしているのかもしれません。
そんな面接官の裏事情を想像すれば、自然と心がおおらかになるはずです。
圧迫面接を乗り切る考え方です。
演じているだけです。
意地悪なふりをしているだけです。
考え方を変えれば、圧迫面接は、圧迫ではなくなるのです。
圧迫面接では、厳しい言葉をたくさん言われます。
批判的・否定的なことを、シャワーのように、たくさん言われるでしょう。
意地悪な面接官と思いますが、そうではありません。
面接官は、本気で意地悪を言っているわけではありません。
本当に面接官が意地悪なら、そもそも職場の人間関係がこじれ、社会人としてうまくやっていけないでしょう。
あくまで、面接です。
仕事として圧迫面接を行い、わざと厳しい質問や発言をぶつけてくるのです。
面接官は、応募者に厳しい言葉を言いつつ、心の中では、逆を考えています。
「好きで圧迫面接をしているわけではない。ここが正念場だ。もう少しだから頑張ってくれ」
「これくらいの圧迫に負けるな。社会では、もっと厳しいことがたくさんあるぞ。君なら、きっとできる」
「君に期待しているから、厳しく接しているんだ。言い返してくれ。笑い飛ばしてくれ。強気の態度が見たいんだ」
面接官は、応募者をしっかり評価したいからこそ、厳しい言葉を浴びせます。
つまり、面接官の厳しい言葉の裏には、期待があります。
面接官の言葉の裏にある心理に気づけば、圧迫面接への抵抗も和らぐでしょう。
意地悪をされているのではありません。
期待されているからこそ、厳しい言葉を言われるのです。
圧迫面接といえば、やはり強いストレスが伴う印象が強いのではないでしょうか。
「圧迫面接」という名のとおり、やはり「威圧的」「攻撃的」などの先入観を抱く人も多いでしょう。
そこが盲点です。
威圧ばかりではありません。
実は、無気力な圧迫面接もあります。
たとえば、携帯電話をいじりながら受け答えをする面接官。
面接中、あくびをする面接官。
頰づえを突きながら対応する面接官。
面接時間に、わざと遅刻して登場する面接官。
応募者から見て「この面接官はやる気があるのか」「応募者をばかにしているのか」と思いますね。
応募者は、面接のために、一生懸命準備をしてきました。
にもかかわらず、面接官が無気力になっていると、努力を否定されている感じがして、腹が立つでしょう。
実は、圧迫面接の一種なのです。
無気力に見える面接官も、好きで、そうしているわけではありません。
無気力を、わざと演じています。
あくびも頰づえも、演技です。
遅刻すら、わざと演じている場合があります。
やる気のない態度を見せることで、応募者にストレスを与え、反応を確認しようとしているのです。
面接官が無気力なら、応募者も拍子抜けしますが、油断は禁物です。
面接官が無気力の場合も、圧迫面接だと考えましょう。
腹を立てず、動揺しない。
冷静沈着な対応が必要です。
油断せず、いつものように気を引き締めることが、大切なのです。
面接では、終始、にこりとした笑顔が基本です。
歯を見せた、大げさな笑顔は不要です。
口角を上げた、軽い笑顔を心がけましょう。
これで良い印象になると思いますが、面接官から思わぬ言葉を言われ、ショックを受けることがあります。
「笑顔がおかしいですよ」
「にやにやして変ですよ」
「何か別のことを考えていますか」
悪い点を指摘されたかのように感じて、笑顔が消えそうになるのではないでしょうか。
しかし、ここで動揺してはいけません。
圧迫面接の一種です。
わざと動揺させる発言をして、応募者の精神力を確かめようとしています。
ここで笑顔が消えれば「圧迫に負けた」と判断されます。
笑顔を批判されたときでも、やはり前向きに回答をしましょう。
「おかしいのではなく、御社との面接ができて、嬉しく思っているのです」
こう言い返せば、面接官は「なかなかやるではないか」と感心するでしょう。
笑顔に勝る自己PRはありません。
面接では、やはり笑顔が大切なのです。
「御社が第1志望です」
そう言ったとき、面接官から厳しい言葉で言い返されることがあります。
「本当ですか。どうせ、どの面接でも『第1志望』と言っているのでしょう」
「御社が第1志望」という言葉を、疑われてしまうのです。
「御社が第1志望」は、面接における定番のフレーズです。
どの企業の面接でも「御社が第1志望」と答えるのが、就職活動における鉄則です。
しかし同時に、面接官にとって「御社が第1志望」は、聞き飽きたフレーズでもあります。
どの応募者も「御社が第1志望」と同じことを言ってくるため、見え透いた嘘と感じて、反論してくることがあるのです。
さて、どう返事をすればいいのか。
まず、図星でも、表情に出してはいけません。
驚いた表情や無言になったりすると、面接官は「やはり第1志望は嘘なのか」と思い、評価を下げるでしょう。
答え方は、シンプルです。
「嘘ではありません。御社が第1志望です。その理由は~」
理由を含めて答えるのです。
業界に多くの企業がひしめく中で、その企業を選んだ理由を含めて答えると、強い説得力が生まれます。
志望企業なら、すでに企業研究をしているはずですから、企業の魅力がわかっているはずです。
企業の魅力と自分をうまく結びつけることで、合理的な理由にして、答えることが大切です。
圧迫面接で使われる代表的なネタの1つが、ハードな仕事です。
面接官にとって、ハードな仕事は、応募者を威圧する絶好のネタになります。
「当社は、残業が多くて大変ですよ」
「仕事の量が多いため、残業は覚悟してください」
「きつい仕事が多いですよ。ついて来られますか」
もちろん仕事が大変であるのは事実かもしれませんが、本当の意図は、別のところにあります。
この質問の意図は、ハードな仕事に対する覚悟があるかの確認です。
どの企業でも、ハードな仕事があるのは事実です。
仕事に対する意志の固さを確認するため、ハードな仕事をネタにして、応募者に詰め寄るのです。
さて、どう答えればいいのか。
強気の姿勢を見せましょう。
一瞬でも曇った表情は見せず、前向きに明るく答えるのです。
「仕事量が多くても、社会貢献できるなら、苦になりません」
「大変な仕事のほうが自分のためになるので、嬉しく思います」
「残業手当がたくさんたまりそうで、楽しみです」
面接官をあっと驚かせるような、強気の回答ができれば最高です。
仕事状況の正確な情報は、インターネットやOB・OG訪問などを活用して、確認しましょう。
圧迫面接では、成績を批判されることがあります。
「TOEICの点数が低いね」
「大学に4年間もいて、この程度の成績は信じられない」
「悪いけど、あなたは頭が悪いんですね」
すべての成績が良いのは、本当に一部の優秀な学生だけでしょう。
やはりほとんどの学生は、どこかに悪い成績があるものです。
成績を批判されたとき、どう返事をすればいいのか。
まず気をつけたいのは、言い訳です。
「アルバイトが忙しかった」「時間がなかった」「お金が足りなかった」など、言い訳は良くありません。
たとえそれが事実でも、言わないほうが無難です。
言い訳をすると、現実から目をそらしている様子が伝わり、面接官は残念に思うでしょう。
言い訳しやすい性格は、社会人としてもふさわしい態度ではありません。
この場合、言い訳をせずに答えるのがポイントです。
「努力したのですが、至らない部分があったのかもしれません。諦めず、今後も努力を継続していきます」
「自己管理が不十分でした。その失敗を、今後は生かしたいと思います」
「たしかに努力が足りない点もあると思いますが、前向きな気持ちは今後も続けていきます」
面接官の批判を素直に受け入れたうえで、前向きに答えましょう。
少なくとも、素直で前向きな様子は伝わります。
成績の悪さは、実はさほど重要ではありません。
成績の悪さは、あとから補えます。
しかし性格は、なかなか変えられません。
成績が悪くても、素直で前向きな様子が伝われば、面接官は評価をしてくれるはずです。
高く評価されるのは、成績のよさより、性格のよさです。
性格がよければ、批判しつつも、期待を抱くはずです。
「あなたは当社に向いていない」
圧迫面接で言われる、定番の否定言葉の1つです。
面接官から遠回しに「不採用にするよ」と否定されている気がして、落ち込む言葉ですね。
厳しい一言ではありますが、やはり萎縮してはいけません。
「不採用にするよ」という一言も、やはり演技です。
本気にしないのが、いちばんです。
まず気をつけたいのが、無言です。
何も返事ができないと、たとえ演技で言ったとしても「本当に向いていないな」と感じ、低く評価されるでしょう。
「あなたは当社に向いていない」と否定された場合は、多少強引でもいいので、向いている理由を答えましょう。
「いいえ、私は御社に向いていると思います。私には○○が得意であり、きっと御社で生かせると思います」
「私はそう思いません。私には○○の資格があるので、御社の業務に生かせると思います」
多少強引でもかまいません。
強引でかまわないので、向いている理由をきちんと答えることが大切です。
前向きに答えることができれば、面接官は「覚悟ができている」「打たれ強い」と感じ、評価を見直してくれるでしょう。
厳しい否定言葉も本気にせず、冷静沈着になって、前向きな返事を心がけましょう。
人の表情は、つられやすい特徴があります。
自分では気づきにくいのですが、無意識のうちに、他人の表情の影響を受けています。
たとえば、面接官が、険しい表情をしていたとします。
眉間にはしわが寄っている。
口は「へ」の字になっている。
にらみつけるような目つきで見ている。
その表情を見たあなたは、堅苦しい様子が伝わり、自分まで険しい表情になるでしょう。
面接では明るい表情が大切とわかっていても、面接官の表情につられやすいのです。
ここが注意です。
面接官の表情につられないことです。
あなたが険しい表情をしていると、面接官はあなたをネガティブに捉えます。
相手に明るくなってもらおうと、おかしな冗談を言う必要はありません。
面接に無関係の冗談を言えば、場を軽んじている誤解され、かえって評価を落とす場合があります。
大切なことは、面接官の表情にかかわらず、明るい表情を心がけることです。
たとえ面接官の表情が険しくても、ポジティブな印象が伝わるよう、常に明るい表情を心がけましょう。
下を向きそうになっても、前を向きます。
発言も、前向きで明るい内容を意識しましょう。
あなたの明るい表情を見た面接官こそ、あなたの表情につられて、柔和な表情になるでしょう。
圧迫面接では、話し方について批判をされることがあります。
「あなたの話はわかりにくい」「話し方が下手」「会話の基本ができていない」などです。
普段言われないことを、正面から言われると、やはりショックを受けるでしょう。
もちろんうろたえず、前向きに答えましょう。
この質問の意図は「悪い指摘を受けたとき、どう対応するか。冷静に対応できるか」です。
悪い指摘をされても動揺せず、前向きに回答できればOKです。
「不快にさせてしまい、申し訳ございません。今後、もっと話し方が上達するよう、練習を積み重ねていきたいと思います」
最初に謝ったうえで、改善する考えを示せば、相手もそれ以上言えなくなります。
ありきたりな返事ですが、最も無難な答え方です。
「顔色がよくないですが、どうかしましたか」
「顔が青ざめていますよ。体調は大丈夫ですか」
面接官から、顔色の悪さを指摘されることはあります。
緊張していると、やはり表情や顔色に出てしまうことがあります。
「顔色が悪い」と指摘されれば、さらに緊張して、余計に顔色が悪くなるかもしれませんね。
まず気をつけたいのは、ネガティブな理由です。
たとえば「寝不足だから」という理由は、事実でも、避けたほうがいいでしょう。
寝不足は、自己管理の欠如を連想させるキーワードです。
「自己管理もできないのか。面接の前日くらい、睡眠を十分取って臨んでほしい」と思われます。
面接では、常にポジティブな理由につなげて答えるのがポイントです。
「緊張しているから」というシンプルな理由でもいいのですが、もう少し工夫します。
「第1志望である御社の面接で緊張しております。特に体調が悪いわけではありません。お気遣い、ありがとうございます」
「御社が第1志望だから緊張している」という理由をさりげなく含めると、より好印象です。
緊張の理由が、より合理的になり、説得力が生まれます。
また、最後を感謝で締めくくると、きちんと感謝できる人間であることもアピールできます。
「性格が暗いですね」
面と向かってこんなことを言われれば、誰でもショックを受けるでしょう。
口数の少ない人が「性格が暗いですね」と言われれば、言葉に詰まり、どう答えていいのか途方に暮れるはずです。
ここは、機転を利かせて答えましょう。
ポイントは「暗い」という言葉を、短所ではなく、長所として言い換えることです。
見方を変えれば「暗い性格」は「落ち着いている性格」と言い換えられます。
すなわち「落ち着いている」というキーワードを含めて返事をするのが、正攻法です。
「暗く見えますか。周りからは『落ち着いている』と言われます」
「そうですか。暗い性格に思えるかもしれませんが、私は、落ち着いた性格だと思います」
「落ち着いた性格」と言い換えれば、体裁の整った返事ができます。
自分の暗い性格は、短所ではなく、長所です。
自分の持ち味として、生かしましょう。
「当社と学部に関連がない。当社に向かないのではないか」
大学の学部と、目指す企業のジャンルが異なると、面接官から指摘が入る可能性があります。
たとえば、大学で演劇部だったにもかかわらず、IT企業を目指す場合などです。
学部と業界のジャンルが異なれば、面接官としては、やはり理由が気になります。
「滑り止めの就職ではないか」
「軽い気持ちで、志願しているのではないか」
「演劇部の学生がIT企業に入社しても、役立たないのではないか」
そう疑われても、仕方ありません。
人生では、進路変更がつきものです。
ここは、基本的に正直に答えるのがいいでしょう。
あやふやな言い方をすれば「嘘をついている」と、すぐ見抜かれます。
ただし、印象が悪くならないよう、合理的な理由を加えるのがポイントです。
たとえば、つながりのない学部でも、つながりがあるように答えます。
たしかに学部と業界に関連がないと思われるかもしれません。
しかし、○○学部で学んだ○○の知識や技術は、御社でも生かせると思います。
たとえば~。
話のつじつまをうまく合わせましょう。
具体的な例を出せば、つながりをうまく説明できます。
こうした理由で説明すれば、面接官は「企業に新しい風を取り入れるチャンスではないか」という考え方に変わるはずです。
期待をさせるような言い方をすれば、デメリットをメリットとして主張できるのです。
「希望の配属先に行けないかもしれませんが、大丈夫ですか」
企業側にも都合があります。
応募者に希望の配属先があるとはいえ、希望どおりにならないこともあるでしょう。
むしろ希望どおりにならないほうが多いと思ったほうが、現実的です。
心では驚いているかもしれませんが、露骨に表現するのは得策ではありません。
特に新人の間は、えり好みせず、どんな仕事でも引き受ける姿勢が大切です。
やはり、明るく前向きな返事を心がけましょう。
「喜んで仕事をさせていただきます」
「希望の配属先でないのは残念ですが、全力で取り組ませていただきます」
「さまざまな仕事が経験できることを、嬉しく思います」
どの配属先でも、積極的に取り組む姿勢を見せましょう。
さまざまな仕事を経験できることは、あなたのためになります。
「圧迫面接の定番の回答」というより「社会人としての正しい姿勢」として、意識しましょう。
前向きに仕事に取り組む姿勢があれば、企業側も、できるだけ本人の希望も尊重してくれるでしょう。
「すでに内定をもらった企業があるのではないですか」
そう問い詰められると、誰でもびくっとするでしょう。
「内定をもらった企業はあるか」という疑問系の質問ではなく、厳しく問いただすような言い方は圧迫を感じます。
もちろんまだ内定をもらっていなければ、正直に「もらっていない」と答えましょう。
余計な演技も飾った言葉も、不要です。
しかし、内定をもらっている場合でも、やはり正直に答えるのがいちばんです。
内定を隠したところで、ベテランの面接官はすぐ見抜くはずです。
きょろきょろした目つきや落ち着かない態度から、すぐわかるものです。
嘘であるとわかれば、応募者への信頼も揺らぎます。
そもそも内定をもらった後に就職活動を続けるのは、おかしなことではありません。
残り時間があるなら、より良い就職先を見つけ出そうとする努力をするのは、当然です。
制限時間いっぱいまで可能性に挑戦する姿勢は、むしろ立派です。
「就職活動の時間に余裕があるため、自分の可能性を追いかけています」
「本当にやりたい仕事のためには、御社でなければいけません」
「ほかの企業から内定をもらっているのは事実ですが、御社が第1志望です。第1志望でなければ、満足できません」
そういう説明をすれば、すでに内定が出た話をしても、スムーズに話が進みます。
自信のある発言ができれば、面接官もそれ以上は問い詰めてこないでしょう。
圧力のある言い方にも屈せず、自信のある発言ができれば「そういう人材は自社でもほしい」と思うはずです。
集団面接で、大変答えにくい質問をされることがあります。
「この中から1人落とすとすれば、誰にしますか」です。
一瞬、凍り付くような雰囲気になるでしょう。
「自分を落とします」と言えば、自分が不利になります。
一方、具体的に誰かを指名すれば、その人から恨まれる結果になるでしょう。
誰かを悪者扱いする様子も、やはり印象がいいとは言えません。
どう答えても印象が悪くなるように思えますが、実は、こういう場面の決まり文句があります。
「全員が通過できるように努力する」と答えましょう。
具体的な回答を避けているように思えますが、誤解です。
れっきとした協調性の1つ。
自分も他人も指定しにくければ、互いにとって好都合の回答を心がけることが大切です。
最後まで諦めず、みんなで力を合わせる姿勢を見せたほうが、困難を乗り越えやすくなります。
そういう発想ができる人は、仲間意識が強くて、温かい心も感じますね。
社会に出ると、似たような場面が存在しますが、考え方は同じです。
特定の人物を蹴落とすのではなく、みんなで協力する姿勢を見せたほうが、結束力が生まれます。
正直に答えるのは、面接官が「必ず誰か1人を挙げてください」と念を押したときのみです。
基本的な考え方は「全員が通過できるように努力する」という回答が適切です。
圧迫面接は、応募者にとって、つらい面接と思うでしょう。
厳しい圧迫面接ほど「嫌だ」「つらい」「逃げたい」と思いますが、考え方を変えてみてください。
面接官の立場になってみましょう。
圧迫面接で、応募者をよく確認するためには、できるだけ厳しくなければいけません。
軽い圧迫では意味がありません。
できるだけ厳しい圧迫面接のほうが、精神力や対応力をしっかり確かめることができるのです。
「圧迫面接が厳しければ厳しいほど、しっかり面接されている」と考えることができます。
また、圧迫面接は、普通の面接と比べて、対応の種類が限られています。
結局のところ、前向きな返事さえすればいいのです。
前向きな返事さえできれば「なかなか精神力が強いではないか」と、面接官を驚かせることができます。
容易に評価を上げることができるのです。
相手の態度が演技とわかれば、恐怖や緊張も半減するはずです。
圧迫面接は、難しく思えますが、実は簡単なのです。
圧迫面接で大変なのは、応募者だけではありません。
あらためて考えると、圧迫面接を実施する企業も、大きなリスクを覚悟しています。
圧迫面接とは、面接官がわざと批判的・否定的な質問や発言をして、応募者の性格や資質を確認する面接手法です。
応募者を、ただ威圧すればいい。
軽い気持ちで圧迫面接を行っているように思えますが、そうではありません。
むしろ、圧迫面接を行う企業には、覚悟があると考えていいでしょう。
圧迫面接をする企業にも、リスクがあるからです。
圧迫面接によって悪い評判が広がり、企業のイメージや信用を損ねるリスクです。
悪い評判は、良い評判以上に、広まりやすい性質があります。
一度インターネット上の掲示板などに書き込まれれば、あとから削除するのは難しいでしょう。
あっという間に広がれば、企業の評判や信用だけでなく、存続に関わる場合もあります。
大きなリスクを覚悟の上で、圧迫面接を行っています。
必死になって優良な人材を求めている証拠でもあるのです。
そう考えると、圧迫面接に対する印象も変わるのではないでしょうか。
おびえているのは、応募者だけではありません。
実際は、面接官もおびえているのです。
圧迫面接は大変と言いますが、実はまだ、ささいなことです。
実際に仕事を始めると、圧迫面接より大変なことがたくさんあります。
上司から、無理な仕事を依頼されることもあるでしょう。
一生懸命にした仕事を、正当に評価されないこともあるでしょう。
非常識なお客さまから、理不尽なクレームを受けることもあるでしょう。
そうしたことに比べれば、圧迫面接は、ささいなことです。
面接官の厳しい言葉を、ほんの短時間、我慢すればいいだけです。
何日も何週間も、しつこく言われ続けるわけではありません。
ほんの1時間ほど、我慢するだけの話です。
圧迫面接は、序の口と考えることです。
あなたは圧迫面接を受けたことがありますか。
「はい」と答えた人は、残念ですが、面接の準備が不足していた人です。
圧迫面接と感じるかどうかは、面接の準備の状態を知る、判断材料になります。
たとえば、面接の準備をまったくしていない人なら、どんな面接も、圧迫面接のように感じるでしょう。
準備ができていなければ、自己紹介・自己PR・志望動機など、基本的な項目でつまずきます。
ささいな質問すら、どう答えていいのかわからず、終始あたふたします。
面接官が普通に質問するだけで、圧迫面接のように感じてしまうのです。
逆の場合もあります。
面接の準備がしっかりできている人なら、圧迫面接すら、圧迫に感じないでしょう。
どんな質問にも、うまく答えます。
面接官の厳しい質問すら、笑顔で即答して、逆に面接官を驚かせるかもしれません。
面接官の理不尽な態度も「これは演技だ」と思えば、うまく対応できるでしょう。
本当に面接の準備ができていれば、圧迫面接すら、圧迫と感じなくなるのです。
つまり、圧迫面接と思うのは、まだ面接の準備が不十分である証拠なのです。
圧迫面接を圧迫と感じないくらい、準備しましょう。
自己紹介・自己PR・志望動機。
心構えや答え方など、面接の準備がしっかりできていれば、どんな面接も怖くありません。
一般的に、不採用の理由は教えてくれません。
不採用の理由は、採用担当者に問い合わせてもいいですが、まず教えてもらえないでしょう。
不採用の理由は、社内秘密として扱われるのが一般的です。
問い合わせても「社外秘です」「お答えできません」など、冷たくあしらわれるのが普通なのです。
それに比べると、圧迫面接はありがたいと気づきます。
面接官は、応募者の悪い点を、どんどん突いてきます。
「入室のマナーが悪いぞ」
「ネクタイが曲がっているぞ」
「履歴書が読みにくいな」
「君の話し方は、わかりにくいね」
「暗い表情して、やる気がないのか」
「声が小さいぞ。もう少し大きな声で話をしてくれないか」
威圧的な言葉を、たくさん言われるでしょう。
ぐさりと胸に刺さる言葉を言われ、心が傷つくでしょう。
しかし、受け止め方を変えてください。
正直な意見を言ってくれるのは、実はありがたいことです。
面接官から見て、悪いと感じる点をどんどん教えてくれます。
つまり「多くの企業が非公開にしている不採用の理由を、親切丁寧に教えてくれている」と考えることができるのです。
そう考えると、圧迫面接の厳しい言葉は、ありがたいと気づくはずです。
悪いところは、早めに直したほうがいい。
悪い部分に気づかないままでは、改善されず、今後も不採用が続くでしょう。
悪い部分は、言われないより言われたほうが、長期で見て、幸せです。
厳しい指摘をする面接官は、恨むどころか、感謝してほしいくらいです。
圧迫面接は、実はありがたいのです。