執筆者:水口貴博

グループディスカッションの30の対策

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早く結論を出すほうが、高く評価されるのか。

早く結論を出すほうが、高く評価されるのか。 | グループディスカッションの30の対策

グループディスカッションでは、話し合う時間が与えられます。

みんなで意見を出し合うと、意外に話がスムーズにまとまり、早く結論が出る場合があります。

たとえば、45分の時間を与えられても、30分で結論が出てしまう状況です。

15分も、時間が余ってしまいます。

早く結論を出したほうが、進行がスムーズに進み、印象がよいと感じる人もいるかもしれません。

早く結論を出せば、高く評価されるのでしょうか。

いいえ、グループディスカッションは、早く結論を出せばいいわけではありません。

結論が早く出ると、ぼうっとした待ち時間が発生します。

早く結論が出ても、暇そうにしている姿は、十分に話し合った印象にはならないでしょう。

最小の努力で、最低限の結論を出したかのように映ります。

グループ全体が、低い評価をされる可能性があります。

グループディスカッションでは、与えられた時間を使い切る姿勢が大切です。

早く結論が出たとしても、それが最善とは限りません。

もっと話し合えば、もっとよい結論が出るかもしれません。

時間は、チャンスです。

せっかくみんなで話し合っているのですから、与えられた時間はチャンスと考え、使い切る努力が必要です。

たとえ結論が早く出ても「もっとよい結論はないのか」と、議論を継続しましょう。

最後の1分まで時間を有効に使うほうが、高く評価されます。

「ベストを尽くした」という姿勢を見せることが、大切なのです。

グループディスカッションの対策(24)
  • 早く結論を出そうとするのではなく、制限時間ぎりぎりまで、十分話し合う。
自分の意見を、途中で変えるのはいいのか。

グループディスカッションの30の対策

  1. グループディスカッションの基本的な流れ。
  2. グループディスカッションに、小さなメモ帳では不十分。
  3. 個人単位より、グループ単位で評価されやすい。
  4. 役割ごとの、メリットとデメリット。
  5. 最も高い評価を得やすい立場とは。
  6. グループディスカッションを成功させるコツは、楽しむこと。
  7. わずかな雑談で、雰囲気が決まる。
  8. 1人が2つの役を担当すれば、アピールも倍になるのか。
  9. 予備知識のないテーマが出題されたときの対応。
  10. 「メンバー全員が通過するぞ」という仲間意識が大切。
  11. 議論に、勝ち負けを持ち込まない。
  12. 正論を言う人が、評価されるわけではない。
  13. メモは、書記だけの担当ではない。
  14. 議論で興奮していると、いつもの癖が出やすい。
  15. 議論が白熱して話に割り込めないときの一言。
  16. 発言しないと、評価されないのか。
  17. 無反応では、話すほうもつまらない。
  18. 書記やタイムキーパーも、積極的に発言したい。
  19. グループディスカッションでは、やはり発言回数が重要なのか。
  20. 司会者は、全員に話を振る気配りを持ちたい。
  21. 司会者に、話を全員に振る配慮がないときの対処。
  22. 司会が下手な場合、代わったほうがいいのか。
  23. 聞く姿勢も、評価対象。
  24. 早く結論を出すほうが、高く評価されるのか。
  25. 自分の意見を、途中で変えるのはいいのか。
  26. 最も多く発言した人が、不採用になるのは、本当か。
  27. 話のまとめに入る、時間の目安。
  28. 多数決で結論を出すのは、最後の手段。
  29. 発表者は、1人である必要はない。
  30. 発表者は、発案者が対応すると、スムーズ。

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