執筆者:水口貴博

グループディスカッションの30の対策

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司会が下手な場合、代わったほうがいいのか。

司会が下手な場合、代わったほうがいいのか。 | グループディスカッションの30の対策

グループディスカッションでは、誰かが司会をします。

司会者がうまければいいのですが、残念ながら、不慣れでうまくいかない場合もあるでしょう。

仕切るのが下手だったり、曖昧な話し方だったり、声が小さかったりなどです。

中心人物であるはずの司会者がしっかりしていないと、深まる議論も、深まりません。

司会が下手な場合、代わったほうがいいのでしょうか。

まず、いきなり「司会役を変えましょう」という提案は、避けるべきです。

司会役を変えようというのは「あなたは失格です」と言っているようなものです。

司会者は落ち込みますし、グループの雰囲気も悪くなるでしょう。

では、どうするのかというと、司会者のフォローを心がけるのです。

「こういうふうに進めてはいかがですか」「こういうふうにしませんか」など、脇役として司会役をフォローします。

司会者も適切なアドバイスがあれば、助かります。

同時に、フォローした人も評価がよくなるでしょう。

こうした態度も、採用担当者はきちんとチェックしています。

それでも改善が見られない場合は「もしよければ、代わりましょうか」と名乗り出るといいでしょう。

きちんと段階を踏んでから提案すれば、失礼には当たりません。

グループディスカッションの対策(22)
  • 司会が下手なら、フォローする。
聞く姿勢も、評価対象。

グループディスカッションの30の対策

  1. グループディスカッションの基本的な流れ。
  2. グループディスカッションに、小さなメモ帳では不十分。
  3. 個人単位より、グループ単位で評価されやすい。
  4. 役割ごとの、メリットとデメリット。
  5. 最も高い評価を得やすい立場とは。
  6. グループディスカッションを成功させるコツは、楽しむこと。
  7. わずかな雑談で、雰囲気が決まる。
  8. 1人が2つの役を担当すれば、アピールも倍になるのか。
  9. 予備知識のないテーマが出題されたときの対応。
  10. 「メンバー全員が通過するぞ」という仲間意識が大切。
  11. 議論に、勝ち負けを持ち込まない。
  12. 正論を言う人が、評価されるわけではない。
  13. メモは、書記だけの担当ではない。
  14. 議論で興奮していると、いつもの癖が出やすい。
  15. 議論が白熱して話に割り込めないときの一言。
  16. 発言しないと、評価されないのか。
  17. 無反応では、話すほうもつまらない。
  18. 書記やタイムキーパーも、積極的に発言したい。
  19. グループディスカッションでは、やはり発言回数が重要なのか。
  20. 司会者は、全員に話を振る気配りを持ちたい。
  21. 司会者に、話を全員に振る配慮がないときの対処。
  22. 司会が下手な場合、代わったほうがいいのか。
  23. 聞く姿勢も、評価対象。
  24. 早く結論を出すほうが、高く評価されるのか。
  25. 自分の意見を、途中で変えるのはいいのか。
  26. 最も多く発言した人が、不採用になるのは、本当か。
  27. 話のまとめに入る、時間の目安。
  28. 多数決で結論を出すのは、最後の手段。
  29. 発表者は、1人である必要はない。
  30. 発表者は、発案者が対応すると、スムーズ。

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