個人面接や集団面接では、目の前に採用担当者がいるため、誰もが癖に注意します。
意識しなくても、意識せざるを得ない状況です。
目の前に採用担当者がいれば「見られている。評価されている」という自覚が強く、癖にも気をつけるでしょう。
一方、グループディスカッションでは、状況が違います。
目の前にいるのは、採用担当者ではなく、応募者です。
議論が白熱すると、採用担当者から見られていることを忘れます。
しかも、議論で興奮していると、いつもの癖が出やすいのです。
次のような癖に、心当たりはありませんか。
ペンを手で回す。
首を回す。
舌打ちをする。
爪を噛む。
ため息をする。
体をかきむしる。
指をぽきぽき鳴らす。
髪を触り続ける。
心当たりがある人は、注意が必要です。
自分には気づきにくくても、周りからはよく目立ちます。
議論に白熱するのはいいのですが、余計な癖には注意が必要です。
ささいな癖と思いますが、評価を下げる一因です。
議論中も「見られている」「評価されている」という意識を持ち、不快を与える癖に注意しましょう。