執筆者:水口貴博

汗のにおいを抑える30の対策

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デリケートな、においの問題は、誰に話せばいいのか。

デリケートな、においの問題は、誰に話せばいいのか。 | 汗のにおいを抑える30の対策

悩みは、仲がいい人なら、打ち明けることができます。

たとえば、人には言いにくい恋愛の悩みは、仲のいい友人になら言えます。

強い信頼関係があれば、親身になって聞いてくれるでしょう。

しかし、数多くある悩みの中でも、においの悩みは厄介です。

デリケートです。

仲がいいからとはいえ、言いにくいのです。

仲のいい友人だからこそ、話しにくいのかもしれません。

においの問題は、1人でくよくよ深刻に考えやすいのです。

気になり始めると、他人のあらゆる動作が、自分のにおいのせいではないかと思え、頭から離れません。

気になると、精神的に汗をかきやすくなり、かえって体臭が悪化してしまうこともあります。

考えるほど、精神的にまいってしまうのです。

どこまでも、落ちていきます。

1人でくよくよ悩んでいても、解決しません。

そういうときこそ、やはりきちんと医療機関を受診しましょう。

客観的に、専門医に話を聞いてもらうだけでもいいのです。

医師に、においの状態を確認してもらうことで、客観的な状態を知ることができます。

もしかしたら、自分で大げさに考えすぎているだけかもしれません。

においがあるなら、専門的なアドバイスをしてくれるはずです。

医師には守秘義務がありますから、外に漏れる心配はありません。

どんな友人より口が堅く、普通の人以上に具体的な対応をしてくれます。

悩みは、ため込んでいるばかりでは、解決しません。

ため込んでいた不安や苦しみを、医師に聞いてもらいましょう。

それだけでも、心はだいぶ穏やかになるはずです。

汗のにおいを抑える対策(27)
  • 誰にも言えない体臭の悩みほど、専門医に聞いてもらう。
精神的な汗がひどく目立つなら「体質の問題」より「心の問題」かもしれない。

汗のにおいを抑える30の対策

  1. ある程度の体臭は、誰にでもあるもの。
    違いがあるのは、体臭に対するエチケット。
  2. 実は、汗そのものに、においはない。
  3. 実は「汗かき」という明確な定義はない。
  4. 人の体から出る汗には2種類ある。
    エクリン腺とアポクリン腺。
  5. 汗をかく状況を理解することは、体臭を抑えるポイントを理解すること。
  6. 汗には「よい汗」と「悪い汗」がある。
  7. 汗の種類は、リトマス試験紙で確認できる。
  8. いい汗をかくためには、トレーニングが必要だ。
  9. 朝のシャワーを習慣にするだけで、体臭のほとんどは解決できる。
  10. 抗菌タイプの下着は、やみつきになるくらい効果がある。
  11. これというほど汗をかかなくても、汗臭さは目立つもの。
  12. 汗をほったらかす習慣が、体臭の原因になる。
  13. 乾いたハンカチで、汗を拭くと、においは余計に強くなる。
  14. 水を飲む量を減らしても、汗の量は変わらない。
  15. からいものや熱いものを、食べすぎない。
  16. においやすさには、個人差がある。
  17. 服の代えを持っていけば、大量の汗も、怖くない。
  18. 脱ぎ終わった替えの下着をどうするかが、大切だ。
  19. においの種類によって、デオドラントを使い分ける。
  20. 制汗スプレーは、使い方を誤れば、逆効果。
  21. 定期的な半身浴で、汗腺機能を高めよう。
  22. 冷え性と汗かきの、意外なつながり。
  23. 汗は、悪者ではない。
  24. 顔にかく汗を、一時的に汗を止める裏技。
  25. 全身の発汗を抑えるには、首筋を冷やそう。
  26. 緊張したときほど、まず深呼吸。
  27. デリケートな、においの問題は、誰に話せばいいのか。
  28. 精神的な汗がひどく目立つなら「体質の問題」より「心の問題」かもしれない。
  29. 心療内科の先生に、話を聞いてもらうだけで、意味がある。
  30. 緊張して汗が止まらないなら、開き直るのが一番。

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