執筆者:水口貴博

汗のにおいを抑える30の対策

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緊張して汗が止まらないなら、開き直るのが一番。

緊張して汗が止まらないなら、開き直るのが一番。 | 汗のにおいを抑える30の対策

私が31歳のとき、仕事の関係で、緊張したプレゼンをする機会がありました。

会社で一大プロジェクトを行っていて、私がそのプロジェクトに関わっています。

代表として、発表することになったのです。

プレゼンそのものは、過去に何度か経験があります。

中学生のころ、300人くらいの前でスピーチした経験もあります。

人前で話をするのも、比較的、好きなほうです。

しかし、このときばかりは、いつもと違い、緊張しました。

出席者が、いつもと違うのです。

なんと、出席者の9割以上が、会社の社長なのです。

当然、社長全員が、私よりはるかに年上です。

さすがに社長ばかりが集まる場でプレゼンするのは、これまでありませんでした。

目つきといい、聞く姿勢といい、普段とは違ったプレゼンの雰囲気でした。

かなり緊張して、逃げ出したくなりました。

しかし、ある発想をすることで、汗を抑えることができました。

開き直ったのです。

私は昔から、ダメだと思ったら開き直る性格です。

「緊張しておしっこが漏れそう」と思ったら、緊張するのも面倒になって「どうにでもなれ!」と思ってしまうタイプです。

このときも「汗をかくまい」と思うより「汗をたっぷりかいてしまえ」と思いました。

すると、すっと落ち着いて汗が引いていったのです。

「汗をかくまい」と思えば思うほど、緊張してしまい、余計に汗をかくばかりです。

緊張したら発想の転換をしましょう。

私からのおすすめの方法です。

「たくさん汗をかいて、ギネス世界記録集の記録に載ってやろう」

「汗をかきまくって、この辺り一帯を、水浸しにしてやろうか」

大げさに、ばかばかしい発想をします。

そんなことを考える自分が笑えてきて、緊張が解けてくるのです。

気づけば、汗が引いていることでしょう。

考えるだけですから、誰の迷惑にもかかりません。

「汗をかくまい」と緊張するくらいなら、開き直ってしまうのです。

汗のにおいを抑える対策(30)
  • 緊張して汗をかきやすい人は「思いきり汗をかいてやろう」と考えてしまう。
まとめ

汗のにおいを抑える30の対策

  1. ある程度の体臭は、誰にでもあるもの。
    違いがあるのは、体臭に対するエチケット。
  2. 実は、汗そのものに、においはない。
  3. 実は「汗かき」という明確な定義はない。
  4. 人の体から出る汗には2種類ある。
    エクリン腺とアポクリン腺。
  5. 汗をかく状況を理解することは、体臭を抑えるポイントを理解すること。
  6. 汗には「よい汗」と「悪い汗」がある。
  7. 汗の種類は、リトマス試験紙で確認できる。
  8. いい汗をかくためには、トレーニングが必要だ。
  9. 朝のシャワーを習慣にするだけで、体臭のほとんどは解決できる。
  10. 抗菌タイプの下着は、やみつきになるくらい効果がある。
  11. これというほど汗をかかなくても、汗臭さは目立つもの。
  12. 汗をほったらかす習慣が、体臭の原因になる。
  13. 乾いたハンカチで、汗を拭くと、においは余計に強くなる。
  14. 水を飲む量を減らしても、汗の量は変わらない。
  15. からいものや熱いものを、食べすぎない。
  16. においやすさには、個人差がある。
  17. 服の代えを持っていけば、大量の汗も、怖くない。
  18. 脱ぎ終わった替えの下着をどうするかが、大切だ。
  19. においの種類によって、デオドラントを使い分ける。
  20. 制汗スプレーは、使い方を誤れば、逆効果。
  21. 定期的な半身浴で、汗腺機能を高めよう。
  22. 冷え性と汗かきの、意外なつながり。
  23. 汗は、悪者ではない。
  24. 顔にかく汗を、一時的に汗を止める裏技。
  25. 全身の発汗を抑えるには、首筋を冷やそう。
  26. 緊張したときほど、まず深呼吸。
  27. デリケートな、においの問題は、誰に話せばいいのか。
  28. 精神的な汗がひどく目立つなら「体質の問題」より「心の問題」かもしれない。
  29. 心療内科の先生に、話を聞いてもらうだけで、意味がある。
  30. 緊張して汗が止まらないなら、開き直るのが一番。

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