執筆者:水口貴博

汗のにおいを抑える30の対策

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ある程度の体臭は、誰にでもあるもの。違いがあるのは、体臭に対するエチケット。

ある程度の体臭は、誰にでもあるもの。違いがあるのは、体臭に対するエチケット。 | 汗のにおいを抑える30の対策

まったく体臭がない人はいません。

ある程度の体臭は、誰にでもあるものです。

生きているかぎり、新陳代謝によって、垢ができます。

体温調整によって汗をかきますし、皮脂も分泌されます。

空気中に漂う小さなちりが、体に付着します。

汗、垢、皮脂、ちりなどが混ざったとき、雑菌が繁殖し、独特のにおいが漂い始めます。

必ず誰しもあるものです。

ない人はいません。

「体臭? まさか自分に限ってあり得ない」

そう思っても、必ず体臭はあるのです。

たとえば今すぐ、あなたの手のひらを鼻に近づけて、におってみましょう。

何か、におうはずです。

小さなにおいだから、普段は気にならないだけです。

すべての人に体臭があるにもかかわらず、体臭の強い人と、そうでない人がいます。

違いがあるとすれば、清潔感の違いです。

日々、どれだけ体臭を抑えるケアを積み重ねているかです。

体臭が強い人は、においに対するエチケットが欠けている面があります。

汗をかいても拭き取らなかったり、体の洗い方が悪かったりです。

手洗いの習慣がなかったり、毎日同じパジャマで寝ていたりなどです。

一つ一つはささいな習慣ですが、積み重ねてそのままにしていると、強い体臭へと変わるのです。

一方、体臭がない人も、まったく体臭がないわけではありません。

においがほとんど感じられないレベルまで、身の回りの清潔感を維持しているだけです。

朝のシャワーを心がけて、睡眠中の汗や皮脂を落としています。

日中に汗をかいても、こまめに拭き取っています。

身につけるものは、毎日着替えています。

身の回りの清潔感を整える習慣があるから、迷惑になるほどの体臭になっていないのです。

ある程度の体臭は、誰にでもあるもの。

違いがあるのは、体臭に対するエチケットなのです。

汗のにおいを抑える対策(1)
  • 体臭に対するエチケットを、磨く。
実は、汗そのものに、においはない。

汗のにおいを抑える30の対策

  1. ある程度の体臭は、誰にでもあるもの。
    違いがあるのは、体臭に対するエチケット。
  2. 実は、汗そのものに、においはない。
  3. 実は「汗かき」という明確な定義はない。
  4. 人の体から出る汗には2種類ある。
    エクリン腺とアポクリン腺。
  5. 汗をかく状況を理解することは、体臭を抑えるポイントを理解すること。
  6. 汗には「よい汗」と「悪い汗」がある。
  7. 汗の種類は、リトマス試験紙で確認できる。
  8. いい汗をかくためには、トレーニングが必要だ。
  9. 朝のシャワーを習慣にするだけで、体臭のほとんどは解決できる。
  10. 抗菌タイプの下着は、やみつきになるくらい効果がある。
  11. これというほど汗をかかなくても、汗臭さは目立つもの。
  12. 汗をほったらかす習慣が、体臭の原因になる。
  13. 乾いたハンカチで、汗を拭くと、においは余計に強くなる。
  14. 水を飲む量を減らしても、汗の量は変わらない。
  15. からいものや熱いものを、食べすぎない。
  16. においやすさには、個人差がある。
  17. 服の代えを持っていけば、大量の汗も、怖くない。
  18. 脱ぎ終わった替えの下着をどうするかが、大切だ。
  19. においの種類によって、デオドラントを使い分ける。
  20. 制汗スプレーは、使い方を誤れば、逆効果。
  21. 定期的な半身浴で、汗腺機能を高めよう。
  22. 冷え性と汗かきの、意外なつながり。
  23. 汗は、悪者ではない。
  24. 顔にかく汗を、一時的に汗を止める裏技。
  25. 全身の発汗を抑えるには、首筋を冷やそう。
  26. 緊張したときほど、まず深呼吸。
  27. デリケートな、においの問題は、誰に話せばいいのか。
  28. 精神的な汗がひどく目立つなら「体質の問題」より「心の問題」かもしれない。
  29. 心療内科の先生に、話を聞いてもらうだけで、意味がある。
  30. 緊張して汗が止まらないなら、開き直るのが一番。

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