執筆者:水口貴博

汗のにおいを抑える30の対策

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緊張したときほど、まず深呼吸。

緊張したときほど、まず深呼吸。 | 汗のにおいを抑える30の対策

どくん、どくん、どくん。

緊張をすると、心拍数が速くなります。

心臓の中に、チョウが飛んでいるかのようです。

たとえば、恋人とのデートの待ち合わせ前は、誰でも心臓が高鳴り、緊張して手に汗握るはずです。

緊張しているのは、半分、自制心を失っている状態です。

「緊張するな」と思うほど、余計にあがってしまい、汗をかきやすくなるのです。

まず、深呼吸です。

これでもかというほど、大きく息を吸い込みましょう。

次に10秒ほどかけて、ゆっくり肺の中の息を吐き出しましょう。

この「10秒かけてゆっくり」が大切です。

深呼吸は、急いでやればいいものではありません。

深呼吸は、ゆっくりやるから、意味があります。

焦っているときほど、焦らない行動が大切です。

この深呼吸を、3回繰り返しましょう。

3回の深呼吸を終えた後、驚くほど、緊張は和らいでいるはずです。

たっぷりの酸素が脳と心臓に行き渡り、胸の鼓動が落ち着いてきます。

ゆっくりした動作そのものが、脳にリラックス効果を与えます。

こうして落ち着きを取り戻すことで、精神的な汗も抑えられるようになるのです。

「緊張したときほど、深呼吸」

このことを、心に刻み込んでおきましょう。

汗のにおいを抑える対策(26)
  • 緊張したときほど、深呼吸で、落ち着きを取り戻す。
デリケートな、においの問題は、誰に話せばいいのか。

汗のにおいを抑える30の対策

  1. ある程度の体臭は、誰にでもあるもの。
    違いがあるのは、体臭に対するエチケット。
  2. 実は、汗そのものに、においはない。
  3. 実は「汗かき」という明確な定義はない。
  4. 人の体から出る汗には2種類ある。
    エクリン腺とアポクリン腺。
  5. 汗をかく状況を理解することは、体臭を抑えるポイントを理解すること。
  6. 汗には「よい汗」と「悪い汗」がある。
  7. 汗の種類は、リトマス試験紙で確認できる。
  8. いい汗をかくためには、トレーニングが必要だ。
  9. 朝のシャワーを習慣にするだけで、体臭のほとんどは解決できる。
  10. 抗菌タイプの下着は、やみつきになるくらい効果がある。
  11. これというほど汗をかかなくても、汗臭さは目立つもの。
  12. 汗をほったらかす習慣が、体臭の原因になる。
  13. 乾いたハンカチで、汗を拭くと、においは余計に強くなる。
  14. 水を飲む量を減らしても、汗の量は変わらない。
  15. からいものや熱いものを、食べすぎない。
  16. においやすさには、個人差がある。
  17. 服の代えを持っていけば、大量の汗も、怖くない。
  18. 脱ぎ終わった替えの下着をどうするかが、大切だ。
  19. においの種類によって、デオドラントを使い分ける。
  20. 制汗スプレーは、使い方を誤れば、逆効果。
  21. 定期的な半身浴で、汗腺機能を高めよう。
  22. 冷え性と汗かきの、意外なつながり。
  23. 汗は、悪者ではない。
  24. 顔にかく汗を、一時的に汗を止める裏技。
  25. 全身の発汗を抑えるには、首筋を冷やそう。
  26. 緊張したときほど、まず深呼吸。
  27. デリケートな、においの問題は、誰に話せばいいのか。
  28. 精神的な汗がひどく目立つなら「体質の問題」より「心の問題」かもしれない。
  29. 心療内科の先生に、話を聞いてもらうだけで、意味がある。
  30. 緊張して汗が止まらないなら、開き直るのが一番。

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