人間は、汗をかくことで体温調整をしています。
ちょうどよいと思う気温でも、一定の体温を保つため、実はわずかな汗をかいています。
夜、脱ぎ捨てた服をにおってみると、汗臭いことがわかるはずです。
わずかな汗ではありますが、1日中着続けていると、汗のにおいもだんだん気になります。
服や下着に、汗のにおいが染み込むだけではありません。
汗のにおいが、服の内側に、充満します。
これというほど汗をかいていなくても、汗のにおいが、どんどん目立ってくるのです。
そういうとき、トイレの個室です。
トイレで用を足すとき、下半身のズボンなどを下ろしますね。
このとき、下半身だけでなく上半身も、衣服を前後上下に動かして、わざと空気の流れを作ります。
体全体の換気をしましょう。
服の内側に充満していた汗のにおいが外へ逃げていき、体臭がリセットされるのです。
ほんのわずかな一手間ですが、大きな効果があります。
トイレに行くたびに習慣にすれば、汗のにおいが和らぐのです。