考え方は、体臭にも影響します。
汗をかくのは、暑いときだけではありません。
ストレスを感じたときにもかきます。
たとえば、他人に気を使ったり、緊張したりすると、ストレスを感じて汗が出てきます。
こうした精神的・心理的な問題が原因でかく汗を「精神性発汗」と呼びます。
私たちにとっておなじみの「冷や汗」も、精神性発汗の1つです。
緊張や不安を感じやすい考え方は、冷や汗をかく機会が多くなります。
心配性の人ほど神経質になりやすいため、冷や汗の量が多くなり、体臭にもなりやすいのです。
一方、楽天家は、体臭になりにくい傾向があります。
ストレスや緊張を感じにくいので、精神性発汗も少ないのです。
「まあ、何とかなるだろう」という考え方が大切です。
明るいことばかり考えてしまうのです。
いい意味で、鈍感になると、緊張や不安がなくなります。
鈍感といえば響きは悪いのですが、これほどストレスを小さくする考え方もありません。
心配ばかりしていても仕方ありません。
大切なのは、リラックスです。
心が穏やかになると、汗をかきにくくなり、体臭も抑えられます。