執筆者:水口貴博

汗のにおいを抑える30の対策

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からいものや熱いものを、食べすぎない。

からいものや熱いものを、食べすぎない。 | 汗のにおいを抑える30の対策

デート前日、ニンニク料理はご法度です。

ニンニクのにおいは、体の中から出てくるものです。

「アリシン」と呼ばれるにおい物質が血中に混ざり、体全身を巡ります。

体の内側からにおい始めるため、シャワーを浴びても歯を磨いても、体臭対策に一苦労するのです。

有名な話で、知っている人も多いのではないでしょうか。

ただし、デート前に控えるのは、ニンニクだけではありません。

とりわけ刺激性のある料理は全般的に、控えたほうが無難です。

からいもの、熱いもの、味付けの濃いものなどです。

汗が出る状況の1つに「味覚性発汗」があります。

たとえば、スパイスの効いたからいカレーを食べると、じわりじわりと汗をかきますね。

特に運動をしていなくても、体が熱くなり、汗が噴き出るのです。

強い刺激物を口にすると、消化器官の活動が活発になり、熱を出します。

体温が上がって汗が出やすくなるのです。

当然、汗が出やすくなれば、汗のにおいも目立ちやすくなります。

気をつけたいのは、腹痛です。

強い刺激物を食べると、胃や腸が驚きます。

刺激の程度によっては、腹痛の原因になることもあるのです。

急に、強い刺激のある食事を大量に食べると、胃や腸の調子を乱す原因になります。

胸焼け、胃もたれ、便秘などが起こることがあります。

デート前日にからいものを食べると、当日に腹痛で動けなくなっても不思議ではないのです。

もちろん気分や興味で食べるのもいいのですが、タイミングというのがあります。

体臭といい体調といい、大切な場面の直前は、強い刺激性の料理は避けたほうが無難なのです。

汗のにおいを抑える対策(15)
  • 大切な場面の直前は、刺激性の高い料理は、控えておく。
においやすさには、個人差がある。

汗のにおいを抑える30の対策

  1. ある程度の体臭は、誰にでもあるもの。
    違いがあるのは、体臭に対するエチケット。
  2. 実は、汗そのものに、においはない。
  3. 実は「汗かき」という明確な定義はない。
  4. 人の体から出る汗には2種類ある。
    エクリン腺とアポクリン腺。
  5. 汗をかく状況を理解することは、体臭を抑えるポイントを理解すること。
  6. 汗には「よい汗」と「悪い汗」がある。
  7. 汗の種類は、リトマス試験紙で確認できる。
  8. いい汗をかくためには、トレーニングが必要だ。
  9. 朝のシャワーを習慣にするだけで、体臭のほとんどは解決できる。
  10. 抗菌タイプの下着は、やみつきになるくらい効果がある。
  11. これというほど汗をかかなくても、汗臭さは目立つもの。
  12. 汗をほったらかす習慣が、体臭の原因になる。
  13. 乾いたハンカチで、汗を拭くと、においは余計に強くなる。
  14. 水を飲む量を減らしても、汗の量は変わらない。
  15. からいものや熱いものを、食べすぎない。
  16. においやすさには、個人差がある。
  17. 服の代えを持っていけば、大量の汗も、怖くない。
  18. 脱ぎ終わった替えの下着をどうするかが、大切だ。
  19. においの種類によって、デオドラントを使い分ける。
  20. 制汗スプレーは、使い方を誤れば、逆効果。
  21. 定期的な半身浴で、汗腺機能を高めよう。
  22. 冷え性と汗かきの、意外なつながり。
  23. 汗は、悪者ではない。
  24. 顔にかく汗を、一時的に汗を止める裏技。
  25. 全身の発汗を抑えるには、首筋を冷やそう。
  26. 緊張したときほど、まず深呼吸。
  27. デリケートな、においの問題は、誰に話せばいいのか。
  28. 精神的な汗がひどく目立つなら「体質の問題」より「心の問題」かもしれない。
  29. 心療内科の先生に、話を聞いてもらうだけで、意味がある。
  30. 緊張して汗が止まらないなら、開き直るのが一番。

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